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驚愕 仮面警官(4)
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驚愕 仮面警官(4)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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今回は、人気アイドルグループに対するストーカー事件と、振込め詐欺をめぐる 殴殺事件の二つが起こる。主人公はこれまでどおり南條ということになるのだろうが、 前作『告白』と同様、登場する割合は半分にも満たない。その分、脇役たちの活躍に ページが割かれるわけだが、各キャラクターはそれなりに丁寧に描かれていた。 付随して視点もコロコロ変わるが、読みにくさはない。ただ、シリーズの流れとしては 大きな進展がなく、続篇に対するイントロダクション的な印象は否めなかった。 そもそも今回起きた二つの事件からして、その解決を目的とはしていない。 登場するレギュラー陣を掘り下げる、それが主眼であることは読んでいて明らか。 そうしたなか、これまで重要な役割を果たしてきたレギュラーのひとりが殺されたり、 南條とある女性が「あんたらそういう関係だったの!?」と驚くような展開をみせたり、 相関関係にはいくつかの変化があった。エピローグの部分ではタイトルにふさわしく、 驚愕の事実も明かされるし。とはいえ『中国に絡んだ陰謀』は今回も明示されず、 この『仮面警官』シリーズ、ひょっとしたら大長編にすることを画策しているのかも。 けれどもここまで読んできた以上、最後までつきあおうじゃないかと思ってはいる。 | ||||
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