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世田谷駐在刑事



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【この小説が収録されている参考書籍】
世田谷駐在刑事
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)

世田谷駐在刑事の評価: 3.44/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(2pt)

フィクションとリアルのギリギリの境

良い感じで想像を膨らませることができ、没等しました。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
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No.15:
(1pt)

文章酷い、エピソード酷い、若者への偏見まみれ、不法行為を認めるどうしようもない話

まず、延々と警察組織の薀蓄が語られているのだけれど、だらだら情報を読まされている気分になる。
事件のエピソードはとても凡庸で面白みはない。
文章も非常に拙く、会話文とかベタ過ぎるというか、テンプレ的というかそんな会話文。
元警察官から見た警察組織という視点は、サラリーマンの感じる上司への不満と変わらず凡庸なもの。そして周囲にべたべたに称賛されまくる主人公。正直読んでてて痛すぎる。
呆れたのは「こんな残虐な犯行は少年に違いない。大人はこんな犯行を行わない」という手に負えないレベルの偏見、見込み捜査。珍推理すぎて呆れて声も出なかった。
少年犯罪が残虐なんて事実はないし統計的にも少年犯罪は非常に少ない。
頭の悪いワイドショーレベルの知見で捜査している。少年犯罪が激減してるなんていうのは常識レベルの話だろう。著者が若者の時代の方が少年犯罪は数倍多かった。
極めつけは転び公妨という悪名高き不法行為を捜査方法として超法規的手法として認めるどころか推奨してるところ。びっくりした。
あらゆる意味で酷いと思った。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
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No.14:
(5pt)

満足

大変面白かった。
世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
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No.13:
(1pt)

加齢臭のする文章

文章も下手っぴで、登場人物のキャラぶれもひどく、著者の自己満足警察内情暴露の文章である。小説のテイはなしていない。
これなら俺にも書ける。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
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No.12:
(5pt)

濱さんさすが

世田谷一家惨殺事件を思わせる事件が出てくるが、犯人の描写が最近警視庁から発表された犯人像にかぶる部分がありさすが濱義之と思わせられた。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.11:
(4pt)

警察組織の事なかれ主義や縄張り意識をあぶりだす。

駐在であり 刑事である という二役を行なう小林健。
ちまたでは、『鬼コバ』といわれ、恐れられている。

世田谷の高級住宅があるところの 小林健は、
部下である 加藤を 殉職させた。
そして、加藤の妻 陽子と 修平を 見守り、
結婚に 踏み切った。
浪花節的な 人生を おくるオトコである。

駐在という役割が 日本の事件を未然に防ぐ
抑止的な役割をしている。
そこで、様々な事件が起こるが、
親子三人惨殺事件が 一番痛ましい。
そして、その犯人を 地道に おいもとめる 鬼コバ。

組織的暴力集団にたいする 毅然たる態度と
複雑な形で 忍び寄る ヤミ社会。
そこへも、敢然と切り込んでいく。

警察組織の 事なかれ主義や縄張り意識が
様々な形で 犯人を捕まえるという本来的な機能をないがしろにする。
組織も やはり 人材によって 左右される。

たしかに 鬼コバは 頼れる存在である。
違った視点で 犯罪や警察組織を浮き彫りにする。
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No.10:
(5pt)

公安ものの名手が描く交番、地域警察

主人公はある意味スーパーポリスなのであろう。しかし、交番の人情と、刑事の推理力と両方を兼ね備えている。そして小説自体もその両方の味を併せ持っている。同じ著者の公安ものと比べるとゆったり、まったりした味が楽しめ、また、決して暗くないところが良い。著者は新たな境地を開拓したようなので、次の作が読みたい。
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No.9:
(4pt)

世界に誇る日本警察の真髄

濱さんと言えば“公安”で、一般人には知りえない公安の実態を描く小説だからこそ読者は惹かれると思っていましたが、この作品は公安モノではないにもかかわらず私の予想を超えた面白さがありました。

小学生時代の同級生の父親がまさに駐在刑事でしたが、その仕事の尊さ、素晴らしさを今更ながら感じた次第です。
交番や駐在所が地域の治安のため、地道に一戸一戸と関係を作る仕事の仕方は世界に誇れるものだと思います。
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4062771977
No.8:
(4pt)

シリーズ期待。

警視庁情報官シリーズ
警視庁公安部・青山望シリーズ
も、好きです。
この2作品は、現場に精通した濱氏ならではの極めて良質な「情報小説」ととして読みました。もちろん面白かったですが、キャラクターの書き込みがもうちょっともの足りなかった感じがしました。
当作は、まさに『小説』になっていると思います。
初期の横山秀夫のようなといったら、どちらにも失礼になるでしょうか?

シリーズ化を強く、期待したいと思います。
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4062771977
No.7:
(4pt)

読みたいときにすぐ読める

興味があるテーマ・作品が簡単に検索でき、オーダーすれば即手配していただけるシステム。実に読書好きの小生にはぴったりです。
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4062771977
No.6:
(2pt)

何も残らない警察小説

警察OBが書く警察小説、ということで期待して購読しました。
「新宿鮫」以降、世間では、この分野が流行のようで、
今では、私を含めて、多くの読者が、警察の内情(らしきもの)に
詳しくなってきている中、例えば、「警察官にとって、正月は1月3日が、
最も心休まる」などといった、細かい「へえー」以外に、
何も残らない小説でした。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.5:
(4pt)

たまには

いつも決まった方の警察物ばかり読んでいるので、また違った雰囲気で楽しめました。

わりと身近な事件をも題材にしているので読みやすい。

痴漢事件なんかはドラマ向きかもしれませんね。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.4:
(2pt)

今一でした。

よく確認せず買ってしまいました。駐車券のためにあと五〇〇円分買わなくてはならなかったから。警察ミステリ好きだし・・・。

「シークレット・オフィサー警視庁情報官」同様警察の内情や組織については綿密に書かれていますが、相変わらず内容羅列でご都合主義。
加えて妻の陽子は気持ち悪い。夫を亡くして一年で他の男に色目使ってる。
それに学生時代痴漢され放題の女性警官て・・・。
作者の好みが反映されてるのでしょうが、同性の私は彼女に全く共感できません。

内容の展開が「シークレット・オフィサー警視庁情報官」より少しよくなっていたので☆は二つにに格上げ。
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4062771977
No.3:
(4pt)

高級住宅地で起こる様々な犯罪

同じ著者の前3作に比べると、本筋のストーリーといったものがなく、雑多な事件が次々と起こる中、駐在所の生活が描かれていくといった内容になっています。ちょっと物足りない気もしますが、駐在所がテーマという事であれば、こういった構成もありかなとは思います。

その代わり、警察や、その他のウンチクが得られるという点では、本書もまた有益だと思います。主人公は、暴力団担当の指導警察官でありながら、本人の希望で駐在所の制服警官を兼任しています。

世田谷の高級住宅の住人達の生活ぶりも興味深いです。社会的地位や経済的に恵まれていながらも、子供はいわゆる「不良」であったり、どら息子だったりして、犯罪との接点がいろいろ描かれます。暴力団になったどら息子や、職業柄、暴力団と関りを持ってしまう住人の姿がそこにあります。

また本書も、実際の事件をベースにしたものが多く、中には、世田谷一家殺害事件を扱ったものがあります。著者は、管理官の不手際による初動捜査の誤りを批判しながら、独自の推理で、犯人像を推定し、本書の中では事件が解決しています。

主人公は、現実には在り得ない様な、八面六臂の活躍ぶりですが、小説として読むには楽しく、良いかと思います。
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4062162806
No.2:
(3pt)

小説じゃないなら、☆4つだけど

作者の経験・知見に裏打ちされた警察事情や現場の動きにはリアリティが溢れ、その点では、数多の警察小説の中でも☆4つかなと思います。警察ネタ素人にも分かりやすいし。

しかし、小説としての出来では、目も当てられない。読後に週刊現代の連載としったが、夕刊ゲンダイと言われても信じる程度のレベル。警察官としての主人公以外の登場人物は書き割りのように薄っぺらで、ストーリーはあってないが如し、展開や描写は悪いが国語の成績が3の高校生くらい。

何かそれらしいタイトルつけて単行本で売っちゃっているけど、「THE警察 表舞台・裏舞台」なんてタイトルの新書で700円というのが、この作品に相応しい売り方でしょう。

ただ、この作者エライ!と思うのは、スーパーマンな主人公が自分じゃないってこと。
それオレ!あれもオレ!全部オレ!!ってな自画自賛本の元刑事とか元警察官僚の本から漂う匂いがこの本には一切ないのは好きです。
世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
4062162806
No.1:
(5pt)

主人公の描かれ方

主人公の描かれ方が、ありえないくらいにかっこいい。
やはり、描くならこれぐらい極端でいいと思う。
仕事をする男性にとって最大限楽しい夢想となる小説で、なぜ主人公の描かれ方が心地よく感じるのか、自己の内面を知る手掛かりを与えてくれる。無意識のうちに有している価値観や、実現したい自己像を明確にしてくれる。
周囲の状況も主人公の都合のいいように動いていく。多少の困難は描いて欲しいと思う。
現実は困難に対処することが多いので、あまりに周囲がすんなり動くと物足りなさを感じてしまう。
しかし、小説だからこれくらいでいいのだ。
作者は公安的捜査の描写を得意としている。今回もそのようなシーンが描かれているがすべてではない。
主人公は駐在兼、暴力団対策のエキスパートという設定になっている。
拳銃発砲事件、覚せい剤、拳銃奪取、賭博、闇金融といくつかの事件の短編集となっていて、暴力団がらみが多いが、暴力団という対立軸がしっかり立っていないように感じた。好敵手となる暴力団構成員の人物を設定するか、あるいは警察官からの視点で描かれたシーンばかりなので、暴力団視点のシーンを設けると、よりマル暴対策のエキスパートという設定が活きてくると思う。

世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
4062162806

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