■スポンサードリンク


世田谷駐在刑事



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
世田谷駐在刑事
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)

世田谷駐在刑事の評価: 3.44/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

満足

大変面白かった。
世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
4062162806
No.9:
(5pt)

濱さんさすが

世田谷一家惨殺事件を思わせる事件が出てくるが、犯人の描写が最近警視庁から発表された犯人像にかぶる部分がありさすが濱義之と思わせられた。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.8:
(4pt)

警察組織の事なかれ主義や縄張り意識をあぶりだす。

駐在であり 刑事である という二役を行なう小林健。
ちまたでは、『鬼コバ』といわれ、恐れられている。

世田谷の高級住宅があるところの 小林健は、
部下である 加藤を 殉職させた。
そして、加藤の妻 陽子と 修平を 見守り、
結婚に 踏み切った。
浪花節的な 人生を おくるオトコである。

駐在という役割が 日本の事件を未然に防ぐ
抑止的な役割をしている。
そこで、様々な事件が起こるが、
親子三人惨殺事件が 一番痛ましい。
そして、その犯人を 地道に おいもとめる 鬼コバ。

組織的暴力集団にたいする 毅然たる態度と
複雑な形で 忍び寄る ヤミ社会。
そこへも、敢然と切り込んでいく。

警察組織の 事なかれ主義や縄張り意識が
様々な形で 犯人を捕まえるという本来的な機能をないがしろにする。
組織も やはり 人材によって 左右される。

たしかに 鬼コバは 頼れる存在である。
違った視点で 犯罪や警察組織を浮き彫りにする。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.7:
(5pt)

公安ものの名手が描く交番、地域警察

主人公はある意味スーパーポリスなのであろう。しかし、交番の人情と、刑事の推理力と両方を兼ね備えている。そして小説自体もその両方の味を併せ持っている。同じ著者の公安ものと比べるとゆったり、まったりした味が楽しめ、また、決して暗くないところが良い。著者は新たな境地を開拓したようなので、次の作が読みたい。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.6:
(4pt)

世界に誇る日本警察の真髄

濱さんと言えば“公安”で、一般人には知りえない公安の実態を描く小説だからこそ読者は惹かれると思っていましたが、この作品は公安モノではないにもかかわらず私の予想を超えた面白さがありました。

小学生時代の同級生の父親がまさに駐在刑事でしたが、その仕事の尊さ、素晴らしさを今更ながら感じた次第です。
交番や駐在所が地域の治安のため、地道に一戸一戸と関係を作る仕事の仕方は世界に誇れるものだと思います。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.5:
(4pt)

シリーズ期待。

警視庁情報官シリーズ
警視庁公安部・青山望シリーズ
も、好きです。
この2作品は、現場に精通した濱氏ならではの極めて良質な「情報小説」ととして読みました。もちろん面白かったですが、キャラクターの書き込みがもうちょっともの足りなかった感じがしました。
当作は、まさに『小説』になっていると思います。
初期の横山秀夫のようなといったら、どちらにも失礼になるでしょうか?

シリーズ化を強く、期待したいと思います。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.4:
(4pt)

読みたいときにすぐ読める

興味があるテーマ・作品が簡単に検索でき、オーダーすれば即手配していただけるシステム。実に読書好きの小生にはぴったりです。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.3:
(4pt)

たまには

いつも決まった方の警察物ばかり読んでいるので、また違った雰囲気で楽しめました。

わりと身近な事件をも題材にしているので読みやすい。

痴漢事件なんかはドラマ向きかもしれませんね。
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)より
4062771977
No.2:
(4pt)

高級住宅地で起こる様々な犯罪

同じ著者の前3作に比べると、本筋のストーリーといったものがなく、雑多な事件が次々と起こる中、駐在所の生活が描かれていくといった内容になっています。ちょっと物足りない気もしますが、駐在所がテーマという事であれば、こういった構成もありかなとは思います。

その代わり、警察や、その他のウンチクが得られるという点では、本書もまた有益だと思います。主人公は、暴力団担当の指導警察官でありながら、本人の希望で駐在所の制服警官を兼任しています。

世田谷の高級住宅の住人達の生活ぶりも興味深いです。社会的地位や経済的に恵まれていながらも、子供はいわゆる「不良」であったり、どら息子だったりして、犯罪との接点がいろいろ描かれます。暴力団になったどら息子や、職業柄、暴力団と関りを持ってしまう住人の姿がそこにあります。

また本書も、実際の事件をベースにしたものが多く、中には、世田谷一家殺害事件を扱ったものがあります。著者は、管理官の不手際による初動捜査の誤りを批判しながら、独自の推理で、犯人像を推定し、本書の中では事件が解決しています。

主人公は、現実には在り得ない様な、八面六臂の活躍ぶりですが、小説として読むには楽しく、良いかと思います。
世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
4062162806
No.1:
(5pt)

主人公の描かれ方

主人公の描かれ方が、ありえないくらいにかっこいい。
やはり、描くならこれぐらい極端でいいと思う。
仕事をする男性にとって最大限楽しい夢想となる小説で、なぜ主人公の描かれ方が心地よく感じるのか、自己の内面を知る手掛かりを与えてくれる。無意識のうちに有している価値観や、実現したい自己像を明確にしてくれる。
周囲の状況も主人公の都合のいいように動いていく。多少の困難は描いて欲しいと思う。
現実は困難に対処することが多いので、あまりに周囲がすんなり動くと物足りなさを感じてしまう。
しかし、小説だからこれくらいでいいのだ。
作者は公安的捜査の描写を得意としている。今回もそのようなシーンが描かれているがすべてではない。
主人公は駐在兼、暴力団対策のエキスパートという設定になっている。
拳銃発砲事件、覚せい剤、拳銃奪取、賭博、闇金融といくつかの事件の短編集となっていて、暴力団がらみが多いが、暴力団という対立軸がしっかり立っていないように感じた。好敵手となる暴力団構成員の人物を設定するか、あるいは警察官からの視点で描かれたシーンばかりなので、暴力団視点のシーンを設けると、よりマル暴対策のエキスパートという設定が活きてくると思う。

世田谷駐在刑事Amazon書評・レビュー:世田谷駐在刑事より
4062162806

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!