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スノウブラインド



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スノウブラインド

スノウブラインドの評価: 3.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(2pt)

ミステリー作品?

時を巻き戻す?スタンド?
後半になってゴチャゴチャいろんな要素が入り込んできて混乱した…
スノウブラインドAmazon書評・レビュー:スノウブラインドより
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No.8:
(4pt)

雰囲気は秀逸

ミステリとしてはがっかりだが「黒死館」や「ドグラマグラ」の雰囲気は感じる。特に黒死館のペダントリは真似すると滑稽なまでに著者の浅薄さが露呈するものだが、本作の著者はその点合格ライン。寒い夜、飲みながら読むには最適な一冊。
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No.7:
(5pt)

本格ではなく変格

『イニシエーション・ラブ』『葉桜の季節に君を想うということ』の次はこれを読め! というコピーにつられ、てっきりその系統の本格ものとして読んだが、違った。本格というより変格、なイメージ。作者の技量が素晴らしく、作品の構造が密にひとつの世界観とリンクしている。途中の目まぐるしい展開に目を白黒させたとしても、ぜひ最後まで読んで欲しい。
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No.6:
(5pt)

変格ミステリとして純粋に面白い

不気味な伝承の残る土地に血塗られた歴史のある館。ドイツ現代史の権威ホーエンハイム教授の邸宅、蝙蝠館に招待されたゼミ生達は、吹雪で外に出られない状況で、殺人事件に巻き込まれる。
 三大奇書に通じる衒学趣味と酩酊感は、その筋の愛好家には大好物だろう。作中でも夢野久作の『ドグラ・マグラ』や小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』に触れており、明確に三大奇書を意識している。特に初期乱歩や夢野久作へのオマージュ感は重厚な演出として舞台を作り上げている。
 フロイトの精神分析が物語の非常に大きなポイントとして扱われている点も好きな点だった。しかもそれがナチスや魔女裁判にまで関連するとは面白い。魔女についての知識や今や古文書と言っていい『魔女に与える鉄槌』なんかにも言及する主人公がなかなかいい。古典心理学も魔女も興味があって初歩的な知識は持っていたので非常に楽しめた。
 ホラー映画を時々紹介してくる登場人物も魅力的だ。なかなかいい趣味だなとニヤリとする。
 物語の前半は吹雪の館と奇妙な住人、そして起こる殺人事件、とオーソドックスな古典ミステリの体裁を取る。しかし次第に歪み始める世界観は読者を「浮遊」させる。読者の違和感はなかなか正体を掴ませない。結末は一見地味ではあるものの、物語全体に施された技巧と構成美は、切り捨て難い引っかかりとなって読後も心を騒つかせる。良い読書だった。
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No.5:
(4pt)

注目です

あまり話題にはなっていなく、難しい言葉が羅列していますが心理関係者にとっては面白さ抜群で
ミステリー心をくすぐります。
ぜひとも次回作を読みたいと思わせる作品です。
キャラクター云々いうこともありまsが最近のキャラクターのみの作品より評価できます。
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No.4:
(4pt)

次回作を読みたい

他のレビューにも指摘されていることですが、葉桜etcの後に読めとかいう帯は、おかしいですね。叙述トリックがあるというだけで、売れた作品にかこつけた出版社の販売戦略でしょう。

さて、物語としては、大学の研究室の面々が閉ざされた山荘というクローズドサークルで密室殺人に見舞われるという、一見するとミステリのど真ん中な内容ですが、はっきりいってフーダニットやハウダニット的な面白みはないといって良いです。

ただ、謎解き時の難しい描写の理解を保たせるバランス感覚は素晴らしい。全編を通しても、内容がしっかりして、専門用語(心理学・精神医学の用語説明があります)もあるのにスラスラ読ませる文章力・構成力は、次回作以降に期待を抱かせます。

今後、作者が本格ミステリに挑戦するのか、サイコミステリーなどにシフトしていくのかは分かりませんが、文章を読ませる力は小説家において非常に貴いものですし、今後の期待を込めて★4つです。
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No.3:
(2pt)

期待はずれ

見た目は本格ミステリのようだが、実際は正当な本格ではないので、これから読む人は注意が必要。帯には、「葉桜の季節に君を想うということ」、「イニシェーションラブ」の次はこれを読めと書いてあるがこれは明らかに間違いで、実際は「黒い仏」や「眩暈を愛して夢を見よ」に近い内容です。内容も登場人物にリアリティがなく、トリックや最後の落ちも目新しさがないので、私は楽しめませんでした。
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No.2:
(5pt)

心理学者必見のサイコミステリー

心理学部が跋扈するこの頃、せっかく心理学部を卒業しながら、民間企業に就職し、心理学とは関係ない仕事をしている方々も多いでしょう。日々の生活に追われ、大学での心理学の知識も徐々に薄れ、かつての青春の日々を回想することさえできずに少し悲しい思いをしておられる方々も少なからずいるでしょう。
そんな人がミステリー好きならば、この本は是非おすすめです。心理学の講義内容(精神分析、社会心理学、認知心理学)が詳細に散りばめつつ、全体と後半部分は精神医学の思想で構成されています。しかも、トリックの一部は、認知心理学理論の基本中の基本を扱っていて、逆に圧倒されてしまいます。
心理学部卒業した社会人には手軽に読める復習書、これから心理を勉強したい人には何かをインスパイアされる入門書になるでしょう。特に後者の方々、お遊びのような心理ゲームっぽい本を読んだり、インチキくさい心理講習会で影響を受けるより、本書を読んで改めて心理学に興味をもって下さい。
正当な心理学理論に基づいた、奇想天外ミステリーです。
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No.1:
(4pt)

なかなか

葉桜 イニラブの次はコレと帯に書いてあったので興味を持ち読んだが
正直だまされました。

けど内容には満足。
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