スノウブラインド
- クローズド・サークル (178)
- 処女作 (383)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
スノウブラインドの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時を巻き戻す?スタンド? 後半になってゴチャゴチャいろんな要素が入り込んできて混乱した… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリとしてはがっかりだが「黒死館」や「ドグラマグラ」の雰囲気は感じる。特に黒死館のペダントリは真似すると滑稽なまでに著者の浅薄さが露呈するものだが、本作の著者はその点合格ライン。寒い夜、飲みながら読むには最適な一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『イニシエーション・ラブ』『葉桜の季節に君を想うということ』の次はこれを読め! というコピーにつられ、てっきりその系統の本格ものとして読んだが、違った。本格というより変格、なイメージ。作者の技量が素晴らしく、作品の構造が密にひとつの世界観とリンクしている。途中の目まぐるしい展開に目を白黒させたとしても、ぜひ最後まで読んで欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不気味な伝承の残る土地に血塗られた歴史のある館。ドイツ現代史の権威ホーエンハイム教授の邸宅、蝙蝠館に招待されたゼミ生達は、吹雪で外に出られない状況で、殺人事件に巻き込まれる。 三大奇書に通じる衒学趣味と酩酊感は、その筋の愛好家には大好物だろう。作中でも夢野久作の『ドグラ・マグラ』や小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』に触れており、明確に三大奇書を意識している。特に初期乱歩や夢野久作へのオマージュ感は重厚な演出として舞台を作り上げている。 フロイトの精神分析が物語の非常に大きなポイントとして扱われている点も好きな点だった。しかもそれがナチスや魔女裁判にまで関連するとは面白い。魔女についての知識や今や古文書と言っていい『魔女に与える鉄槌』なんかにも言及する主人公がなかなかいい。古典心理学も魔女も興味があって初歩的な知識は持っていたので非常に楽しめた。 ホラー映画を時々紹介してくる登場人物も魅力的だ。なかなかいい趣味だなとニヤリとする。 物語の前半は吹雪の館と奇妙な住人、そして起こる殺人事件、とオーソドックスな古典ミステリの体裁を取る。しかし次第に歪み始める世界観は読者を「浮遊」させる。読者の違和感はなかなか正体を掴ませない。結末は一見地味ではあるものの、物語全体に施された技巧と構成美は、切り捨て難い引っかかりとなって読後も心を騒つかせる。良い読書だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり話題にはなっていなく、難しい言葉が羅列していますが心理関係者にとっては面白さ抜群で ミステリー心をくすぐります。 ぜひとも次回作を読みたいと思わせる作品です。 キャラクター云々いうこともありまsが最近のキャラクターのみの作品より評価できます。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|