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幻想郵便局
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幻想郵便局の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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夢やライフワークに向かって邁進する・・・・そんな人生でありたいと思うわけですが,ふと振り返ると,「自分の夢って何?」っていう経験,誰でもあるんじゃないかと思います。特に,学校を卒業して社会に巣立つ際に,はたと気づく人が多いんじゃないでしょうか。それでも多くの人は,「生活のためには夢なんて後回し」と割り切ってしまうわけですが,中には自分の居場所が見つからないままの人もいます。モラトリアム世代,ニート,自分探し・・・・いろんな呼ばれ方がありますが,多かれ少なかれ誰もが経験する素朴な自問自答と,解決までの道のり。 この物語も,自分が何をしたいのかわからないまま,就活もうまくいかず・・・という最近ではよくあるタイプの女性が主人公。どっちかというと,「華のない」主人公が,有り得ないけど懐かしく感じる摩訶不思議な出来事に巻き込まれ・・・・とくれば,『千と千尋の神隠し』など宮崎駿アニメの世界に通ずるものが。 ほのぼのと心が和み,面白おかしくて,でも,どこかホロッとくる部分もあって,気づいたら,生と死について考えさせられることもあって・・・・一気に読み終えてしまいました。コメディ・タッチの和風ファンタジーとして読んだら,生きる勇気をもらったみたいな・・・・そんな,ほんのり温かい一冊です。 | ||||
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小説やドラマでもそうかも、いいなと思えるのはその設定、切りとり方はあるあるかもと感じさせてくれるかくれないか、その素材は私も思い入れあるんだからそんな粗雑に取り上げないでよねと。堀川アサコさんの『幻想郵便局』は前者のノリで読ませてくれた。再会できたラストがうれしい。 | ||||
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カバーと帯の「この郵便局には、あなたのなくしたものが届いてる」という言葉に惹かれ、購入。最近職場でひどい誤解に苦しめられていたから、優しい物語を読んでホッとしたかったのだけど、大正解だったな。アズサがとにかく良いのだ。なりたいものになればいい、なんて素晴らしく理解のあるご両親に健やかに育てられたのに、なりたいものがわからなくて、中途半端な就活で撃沈。傷を抱えながらも、アルバイトとか、目の前のやるべきことには全力投球。 あきらめなかったら、きっといい事があるって信じさせてくれるあったかいお話だった。なにより、登場人物みなキャラがたってる!怨霊の真理子さんは最高だし、アズサの癒しキャラにまた会いたいなあ。 | ||||
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不思議な世界の話のはずなのに、読んでいて不思議さをあまり感じることがなくて いつの間にか終わってしまったように感じました。 話自体は面白くない話ではなかっただけに、少し物足りなさが残りました。 | ||||
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安部アズサは就職浪人。履歴書の特技欄には「さがしもの」と書いた。そんな履歴書が幸いして、やっと就職した先は登天郵便局。あの世とこの世をつなぐ不思議な郵便局。生きている人、死んだ人、死にきれない人、神様や、動物や植物の生まれ変わり、そんな人達が入り交じっての不思議な物語。怪奇的でユーモラスな小説である。思わず引き込まれてしまう、不思議な味わいの小説だった。 | ||||
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