(短編集)

奇談蒐集家

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評判

奇談蒐集家の評価:

3.83/5点 レビュー 18件。 C ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21〜34 2/2ページ
No.14
(5pt)

やられた!

見事な構成と仕掛けの連作短編集。

strawberry hillという酒場で不可思議な話を蒐集する恵美酒という怪しい人物とその助手の氷坂。酒場を訪れ不可思議な話を披露する人々。その話が二人の審査を通過すれば、高額報酬が待っている。しかし、どの話も最後には助手の氷坂が看破してしまう。

まるで、アイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』のような作品。助手の氷坂が、ヘンリーの役回り。

どの短編もそれぞれが面白いのであるが、最終話で驚愕する。ウイリアム・ヒョーツバーグの『堕ちる天使』を読んだ時のような衝撃が…

やられた!
奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.13
(5pt)

やられた!

見事な構成と仕掛けの連作短編集。

strawberry hillという酒場で不可思議な話を蒐集する恵美酒という怪しい人物とその助手の氷坂。酒場を訪れ不可思議な話を披露する人々。その話が二人の審査を通過すれば、高額報酬が待っている。しかし、どの話も最後には助手の氷坂が看破してしまう。

まるで、アイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』のような作品。助手の氷坂が、ヘンリーの役回り。

どの短編もそれぞれが面白いのであるが、最終話で驚愕する。ウイリアム・ヒョーツバーグの『堕ちる天使』を読んだ時のような衝撃が…

やられた!
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.12
(5pt)

奇談

『奇談蒐集家』を名乗る謎の男に、奇談を売りにきた者たちが体験した不思議な話を語る連作集。しかし、『奇談蒐集家』の側に仕える男か女からない人物がその不思議を解き明かした瞬間、奇談は奇談ではなくなる。その解き明かされた謎はどれも苦い。
 そして、最終話はこの連作自体を煙に巻くかのごとく幕を閉じる。連作自体が最後に一つの奇談として立ちあがってくるのである。
奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.11
(5pt)

奇談

『奇談蒐集家』を名乗る謎の男に、奇談を売りにきた者たちが体験した不思議な話を語る連作集。しかし、『奇談蒐集家』の側に仕える男か女からない人物がその不思議を解き明かした瞬間、奇談は奇談ではなくなる。その解き明かされた謎はどれも苦い。
 そして、最終話はこの連作自体を煙に巻くかのごとく幕を閉じる。連作自体が最後に一つの奇談として立ちあがってくるのである。
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.10
(3pt)

ウィスキーを飲みながら、毎晩1編ずつ

お酒を飲みながら、毎晩1編ずつ楽しむミステリーの短編集としては、鯨統一郎『邪馬台国はどこですか』『新・世界の七不思議』『九つの殺人メルヘン』、北森鴻『花の下にて春死なむ』、石持 浅海『Rのつく月には気をつけよう』がありますが、これに本書が加わりました。

できれば、ウィスキーを飲みながらどうぞ。

作品のできとしては、それぞれの「奇談」の中の、登場人物が少ないので、途中で落ちが大体分かってしまうのが残念です。
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.9
(3pt)

ウィスキーを飲みながら、毎晩1編ずつ

お酒を飲みながら、毎晩1編ずつ楽しむミステリーの短編集としては、鯨統一郎『邪馬台国はどこですか』『新・世界の七不思議』『九つの殺人メルヘン』、北森鴻『花の下にて春死なむ』、石持 浅海『Rのつく月には気をつけよう』がありますが、これに本書が加わりました。

できれば、ウィスキーを飲みながらどうぞ。

作品のできとしては、それぞれの「奇談」の中の、登場人物が少ないので、途中で落ちが大体分かってしまうのが残念です。
奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.8
(2pt)

読み手を選ぶファンタジー小説

タイトルどおりのストーリが展開される連作短篇。
太田といえばやはり狩野少年探偵シリーズだが、この作品はだいぶん趣きが違う。舞台はちょっと渋い雰囲気のバーの奥にある個室、自らが体験した「奇談」を披露しにくるゲストたち、それに聞き入る変わり者の紳士、などなど、魅力的な小道具と、披露される奇談自体のストーリ展開とでぐいぐい引っ張ってゆくという作りだ。

なのですが、各話の最後の方で、「奇談」が一気に尻すぼみになる、という展開は、読んでいてちょっとがっくりである。探偵役の物言いがかなり決め付けになっている上、ゲスト側がやるせない雰囲気になるのも悲しげだ。まぁ、この展開を一応の伏線にして、最終話につなげているということなのだろうが。

結局は、ファンタジーというかオカルトが入った話なので、その手の物語が好きな人にはよいかもしれない。逆にリアリストがこれを読むと、梯子を外された感が強くて困ってしまう、になるのでは。読み手を選ぶ小説か。

奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.7
(2pt)

読み手を選ぶファンタジー小説

タイトルどおりのストーリが展開される連作短篇。
太田といえばやはり狩野少年探偵シリーズだが、この作品はだいぶん趣きが違う。舞台はちょっと渋い雰囲気のバーの奥にある個室、自らが体験した「奇談」を披露しにくるゲストたち、それに聞き入る変わり者の紳士、などなど、魅力的な小道具と、披露される奇談自体のストーリ展開とでぐいぐい引っ張ってゆくという作りだ。

なのですが、各話の最後の方で、「奇談」が一気に尻すぼみになる、という展開は、読んでいてちょっとがっくりである。探偵役の物言いがかなり決め付けになっている上、ゲスト側がやるせない雰囲気になるのも悲しげだ。まぁ、この展開を一応の伏線にして、最終話につなげているということなのだろうが。

結局は、ファンタジーというかオカルトが入った話なので、その手の物語が好きな人にはよいかもしれない。逆にリアリストがこれを読むと、梯子を外された感が強くて困ってしまう、になるのでは。読み手を選ぶ小説か。

奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.6
(2pt)

ミステリ?ファンタジー?

最初はミステリだと思って読んだ。
客の奇談を現実として解明するという設定のミステリだと。
途中の「冬薔薇〜」でこれはおかしいと思い、最後の書き下ろしでは悪い意味でびっくりした。

これってファンタジーだったの?
ミステリじゃないの?
という感じだった。
個々の話はそれなりに面白い。
クライム・クラブでファンタジーもいけないわけじゃない。
でもなぁ・・・

もし、最終話が合理的な解釈のできるミステリなら、傑作かもしれない。
彼が暗示にかけられていた、とか。
またはもっと別の手もあるかもしれない。
子供が共犯とか。
でも、著者の意図はどうもそうじゃないみたいだ。
太田氏だから、東京創元社だから、レベルの高いミステリを期待して読んだ私には、正直、あまり高い評価はできない。
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.5
(2pt)

ミステリ?ファンタジー?

最初はミステリだと思って読んだ。
客の奇談を現実として解明するという設定のミステリだと。
途中の「冬薔薇〜」でこれはおかしいと思い、最後の書き下ろしでは悪い意味でびっくりした。

これってファンタジーだったの?
ミステリじゃないの?
という感じだった。
個々の話はそれなりに面白い。
クライム・クラブでファンタジーもいけないわけじゃない。
でもなぁ・・・

もし、最終話が合理的な解釈のできるミステリなら、傑作かもしれない。
彼が暗示にかけられていた、とか。
またはもっと別の手もあるかもしれない。
子供が共犯とか。
でも、著者の意図はどうもそうじゃないみたいだ。
太田氏だから、東京創元社だから、レベルの高いミステリを期待して読んだ私には、正直、あまり高い評価はできない。
奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.4
(4pt)

ミステリーか奇談か

奇談収集家を名乗る男の元に訪れる人々。
目的は報酬であったり、自分の抱えている謎を誰かに信じてもらいたいなど様々である。

一つ一つの物語の魅力はもとより、
奇談収集家として主人公(?)の人物の不思議な活動や
舞台設定をバーにするなどちょっとしたこだわりがまた物語に風味を加えている。

ちょっとした空白の時間にゆっくりと味わいながら読んでもらいたい一冊

奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093
No.3
(4pt)

ミステリーか奇談か

奇談収集家を名乗る男の元に訪れる人々。
目的は報酬であったり、自分の抱えている謎を誰かに信じてもらいたいなど様々である。

一つ一つの物語の魅力はもとより、
奇談収集家として主人公(?)の人物の不思議な活動や
舞台設定をバーにするなどちょっとしたこだわりがまた物語に風味を加えている。

ちょっとした空白の時間にゆっくりと味わいながら読んでもらいたい一冊

奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.2
(4pt)

ミステリーめかした怪奇物語

何か途方もない話を持ち込むと,実も蓋もなく当たり前の話にしてしまう怪しげな名探偵噺で始まり,いささかがっかりする.ところが作者は勿論只者ではない.訪問者が持ち込む話も次第に奇怪なものになってゆく.そうして本書のために書き下ろされた全編解決篇に到り,この本全体が途方もない怪談だ,と気付かされる.この場面は本当に怖い.なぜ怪談を真冬に出版したのかがまた怪談じみているが,最後の怖ろしさは忘れられない.夏が来たら読み返す積りでいる.推薦.
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)より
4488012299
No.1
(4pt)

ミステリーめかした怪奇物語

何か途方もない話を持ち込むと,実も蓋もなく当たり前の話にしてしまう怪しげな名探偵噺で始まり,いささかがっかりする.ところが作者は勿論只者ではない.訪問者が持ち込む話も次第に奇怪なものになってゆく.そうして本書のために書き下ろされた全編解決篇に到り,この本全体が途方もない怪談だ,と気付かされる.この場面は本当に怖い.なぜ怪談を真冬に出版したのかがまた怪談じみているが,最後の怖ろしさは忘れられない.夏が来たら読み返す積りでいる.推薦.
奇談蒐集家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 奇談蒐集家 (創元推理文庫)より
4488490093