中原の虹

評判

中原の虹の評価:

4.35/5点 レビュー 128件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全164件 81〜100 5/9ページ
No.84
(4pt)

東北(満州)に楽土をつくろうとする馬賊の大頭目・張作霖の物語

主人公は張作霖。馬賊とは村の自警団で、満州では壮丁が武装して村を守り、あるいは、有力者の雇った壮士がその任務につくという風習があり、武器をもった彼らは時に他の村を襲って掠奪もするようになる。馬賊は、自警団でもあるのだが、そのうち掠奪と復讐と縄張り争いを繰り返す無頼の集団と化していく。若き張作霖は、この馬賊の大頭目として頭角をあらわす。張作霖に見込まれて一千元で買われたのが李春雷(傭兵みたいなもの)。張作霖は、春雷を連れて、ヌルハチの墓に侵入し、天下の主のしるしである「龍玉」を手に入れる。この龍玉は、張作霖の子である張学良にわたされる。春雷は「蒼穹の昴」で出てきた李春雲の兄であり、春雷の長兄は梁文秀の親友という設定である。
 張作霖は、一応は官軍に服属している。官軍の命令(要請)で、張作霖はロシア軍くずれを奇襲する場面がある。奇襲には成功するものの、ロシア軍に捨てられ、食うために悪さをせざるをえなかった彼らを、貧乏人の自分たちが殺してしまうことに仁義を踏み外したような不満足感・罪悪感を感じている。張作霖には東北に楽土をつくろうという大望があり、義侠心もある。
 東北総督の徐世昌は、インテリでおだやかであり、袁世凱の友でもある。徐世昌は西太后に謁見した時、西太后は袁世凱はまだ信用できないと本音をもらす。一方、狂人のふりをして幽閉される光緒帝は、戊戌の政変で自分を裏切った袁世凱と面会した時、袁世凱の天下万民に対する仁慈の心を今一度信用してみるから、龍玉を探せという。
 本書のクライマックスは、張作霖の部下の馬占山が、かつて別れ、女盗賊になっていた妻を馬賊の掟にしたがって撃ち殺す場面である。
 蒼穹の昴と同じく、張作霖の物語でありながら、その昔のヌルハチのエピソードを挟むような現在と過去が交錯するような構成となっている。
中原の虹 (1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (1) (講談社文庫)より
4062767414
No.83
(5pt)

中原の虹

蒼穹の昴とともに浅田先生の最高傑作のひとつだと思います。
彼の感動的な文章力と、その時代背景の魅力に圧倒されました。
中原の虹 (4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (4) (講談社文庫)より
4062767805
No.82
(5pt)

中原の虹

蒼穹の昴とともに浅田先生の最高傑作のひとつだと思います。
彼の感動的な文章力と、その時代背景の魅力に圧倒されました。
中原の虹 (3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (3) (講談社文庫)より
4062767791
No.81
(5pt)

中原の虹

蒼穹の昴とともに浅田先生の最高傑作のひとつだと思います。
彼の感動的な文章力と、その時代背景の魅力に圧倒されました。
中原の虹 (2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (2) (講談社文庫)より
4062767422
No.80
(2pt)

なぜだハテナ

途中でやめてしまいました。なぜだ。浅田次郎は好きな作家なのですが。
中原の虹 (1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (1) (講談社文庫)より
4062767414
No.79
(2pt)

宣伝パンフに毛が生えた程度

浅田次郎の中国シリーズにはまって、その舞台である中国の写真を見えると思って購入。北京は紫禁城をはじめとして比較的多くの写真が載せられていて良い(浅田氏の解説文もボリュームあり)が、奉天や満州となるとしょぼい。どうせなら天津や山海関まで取材して欲しいかったものだ。これでは無料の宣伝パンフとあまり変わらない(実際、奉天(瀋陽)は宣伝用スティル撮影が目的だったようだ)。

もう一つ興ざめしたのは、登場人物は実在の人物もいるが、大幅に脚色されているのに、架空の人物と並んで、本人の写真とともに小説での経歴が書かれていること。なかには、小説とはずいぶん違う実生涯を送った人もいるのに、歴史上の事実と信じてしまいかねない。

ということで、編集手抜きの売らんかなの、お手軽本なので、避けたほうが良い。北京については、むしろ、「ラストエンペラー」のDVDを見ることをお勧めする(この映画のイメージは、一部は浅田の小説に反映されているように思える)。
浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』の世界 Amazon書評・レビュー: 浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』の世界より
4062148420
No.78
(4pt)

とてもきれいな状態で安心しました。

初めて中古本をネットで購入したので不安だったのですが、
とてもよい状態のものだったので驚きました。
また利用させていただきます。
中原の虹 (3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (3) (講談社文庫)より
4062767791
No.77
(4pt)

歴史を題材にしたフィクションです。

「蒼穹の昴」の続編です。
今度も登場人物のキャラが明確に描かれていて、読みやすい。動きがあって面白い。

「蒼穹の昴」では大きな役割を占めていた西大后がフェイドアウトして、現実味が増すかと思ったら、やはりお伽話しっぽいところがあります。
最大の理由は、中心人物である張作霖の魅力がわかりにくいこと。
他の登場人物が活きいきしているのに、張作霖はあまり人間っぽくありません。
著者が張作霖をヒーローにしようとして、都合の悪いところはとことん省略していることも、無理があると思います。

特に張作霖がロシア、そして次に日本のスパイ活動をしていたことが完全に省略され(まあ、仕方がなかったのでしょうが)、日本の軍人である吉永が彼を尊敬するに至る背景などがこじつけっぽいのです。

ただ、おとぎ話っぽいところが浅田作品の魅力なので、これを欠点とは言えないでしょう。
実在しない人物も数多く書かれており、それが面白さを倍増しているので、歴史を描いたものとは思わず、あくまでフィクションとして読めば、とことん楽しめると思います。

張作霖以外の男性は比較的よく描かれています。特に袁世凱と、その盟友の徐世昌の関係は「確かにこういう人間関係、あるよね」と納得しながら読みました。袁世凱は俗物かもしれませんが、もっとも人間臭く、リアリティがありました。
おおむね男性は張作霖を除いてリアルで、現代の日本にもいるかもという感じではあるのですが、女性の描き方が???という感じは否めません。

出てくる女性がほとんど例外なく自己犠牲的なのですが(西大后も含め)、元来女というのは男より精神面ではたくましいものですし、特に戦乱のさ中であればその強さが倍増します。
また女にも男と同じく俗物がおり、俗物であっても魅力的な女性も多く存在します。
肉体的にだけでなく、精神的にも男を必要とする女を外見や振る舞いを少し変えるだけで複数登場させているため、女性の魅力という意味では前作に続いて平板な感じがします。
作者が男らしい男性であることの、限界とも言えましょうか・・・
中原の虹 第一巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第一巻より
4062136066
No.76
(5pt)

「蒼穹の昴」シリーズ

4部作の3作品目ですが、嵌っています。しっかり商品管理ができています。
中原の虹 (4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (4) (講談社文庫)より
4062767805
No.75
(4pt)

最後に来て「蒼穹の昴」ばりの・・・

第四巻に来て、蒼穹の昴ばりの涙腺を刺激するストーリー展開となりました。歴史物でありながら歴史書では出てこない人物を主人公にして、有名な歴史上の人物を脇役にしてしまうという手法には恐れ入りました。
中原の虹 第四巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第四巻より
4062143933
No.74
(4pt)

歴史は大体知っていますが・・・

学校で習う歴史は、大体わかっているつもりだったが、ストーリー展開が思わぬ方向に行ってしまい・・・。純粋にヒーローものとして楽しんだ方がよいと思います。
中原の虹 第三巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第三巻より
4062140713
No.73
(3pt)

少し面白くなってきました。

ヒーローもののような感じて、楽しんで読めます。今後の展開に期待と言うところです。
中原の虹 第二巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第二巻より
4062137399
No.72
(3pt)

蒼穹の昴から読み続けています。

蒼穹の昴の続編と言うことで期待していました。この巻では正直期待はずれという感じもします。でも、引き続き読み続けます。
中原の虹 第一巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第一巻より
4062136066
No.71
(5pt)

蒼穹の昴を読んだ方は必読です。

蒼穹の昴の続編です。西太后、春児(チュンル)、ミセス・チャン、梁文秀などにまた会えるかと思うとワクワクしました。
中原の虹 (2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (2) (講談社文庫)より
4062767422
No.70
(2pt)

「蒼穹の昴」に比べるとあんまり

「蒼穹の昴」は面白かったけど、それほどの面白さはなかった。
物語の中心人物となる張作霖はあまりにも理想化されすぎて、人物としての共感を感じなかった。
他の登場人物もほとんどが張作霖に心酔してしまうので、人物ごとの感動を誘いそうなエピソードにも、やや鼻白んでしまった。
「蒼穹の昴」では人間味ある魅力的なキャラクターだった春児や光緒帝、西太后も聖人君子みたいになってて魅力がなくなってしまった。
唯一袁世凱が、悪知恵の働く悪役的な役割ながら、善人的な憎めなさもあって共感できるキャラクーだった。
袁世凱が物語の中心になっていたら面白かったかも。
中原の虹 第一巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第一巻より
4062136066
No.69
(3pt)

しつこいかな

「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」ときてここにたどり着きました。
張作霖は誰でもない、張作霖なのだ
何度も書かなくても良いかな、
何でもできて、だれよりも強いとずっと描いてきて
まだ何度も言われると しつこくて 嫌だな。
「マンチュリアンレポート」は続編とは言えないし
もうちょっとすっきり終わって欲しかった・・・
中原の虹 (1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (1) (講談社文庫)より
4062767414
No.68
(5pt)

夢にまで、、、

「珍妃の井戸」を間に挟んで、「蒼穹の昴」の続編。
「蒼穹の昴」を越える、わたし的には更なるナンバーワン、、、
馬賊の頭、張作霖が夢にまで出てくる、、、
天地をひっくり返すような交響楽の調べに酔いしれて、、、
全四巻を読み終えるのが、いかにも惜しい、、、
中原の虹 第一巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第一巻より
4062136066
No.67
(5pt)

わが勲(いさおし)は民の平安

蒼穹の昴の中に北京語は世界で一番美しい言葉という一節がありました(もう一度読み直そうと思って あれから何年....) 浅田さんの作品はとてもバラエティに富んでいてどれも楽しみにしています ロマンチストだし..
この中原の虹も 浅田さんの次がなくて取り合えず一巻を買ったはいいけど 最初??どういう話なのかわからず入っていけず積読でした けれども蒼穹の昴の続編と聞き チャンヅオリン ツオンランパ ワンソイイエ チュンレイ などの名前も美しく耳に(目か?)残り出したらもう止まらない 面白い〜〜〜!! 春児の兄さんが春雷でとかいいです どきどき ワクワクしますもん!! (途中 珍妃の井戸挟みました ちんぴ って読むのと チェンフェイって響くのとこれまた違いますよ)いまとうとう4巻目の中ほどです 読み終わるのが 寂しい 
お勧めです もの凄い(強いメッセージ性もある)作品だと思います タイトルのあの言葉 上に立つものはよーく噛み締めて欲しい!!
中原の虹 (1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (1) (講談社文庫)より
4062767414
No.66
(5pt)

蒼穹の昴の続編があると知り感激!

夢中で読んだ、蒼穹の昴の続編。気付けば一日中この小説を読んでしまっていた。この三連休は中原の虹で終わりそうです。
中原の虹 第一巻 Amazon書評・レビュー: 中原の虹 第一巻より
4062136066
No.65
(4pt)

悲劇の女帝西太后逝く

著者の浅田氏は、前作「蒼穹の昴」から一貫した西太后像を描いてきたように思います。
それは、これまでの「国を私し、滅亡へと追いやった権力の亡者」ともいうべき
イメージを払拭する新しい西太后像でした。
本巻ではついに西太后が崩御しますが、誰よりも国と民を愛し、守ろうとしていた
悲劇の女性として描き切った浅田氏の迫力ある筆致が印象に残りました。
実の息子ではないながらも母子の愛情を感じさせる光諸帝との関係も胸に迫ります。
全編のなかでもクライマックスともいえるパートです、
中原の虹 (2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 中原の虹 (2) (講談社文庫)より
4062767422