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銀輪の覇者



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銀輪の覇者の評価: 4.09/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

期待が大きすぎたか

昭和初期に新聞配達の自転車で日本縦断レースを行う  え?なんで!と言う設定から 時代紹介や当時の軍部や財閥の介入など、
緻密な調査の上に著者の引き込まれる文体で上下二巻一気に読み切ってしまいました。
が、レースの駆け引きの妙は表現されていても景色や当時の街並みの描写、観客や主催団体の動静など、消化不良が目につき、
楽しく一気読みしておきながら読後感がモヤモヤなのは 名作の一歩手前の作品故でしょうか?
銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)Amazon書評・レビュー:銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)より
4150309000
No.3:
(3pt)

自転車レースを題材にしたミステリー小説としてはまずまず

同じ自転車ロードレースを題材としたミステリー小説である、近藤史恵の「サクリファイス」と比べると、物語の疾走感では劣るが、自転車レースのディテイルの記述に関しては、こちらの方が読み応えがある。ただ、物語の結末が、やや中途半端な感じがして、読み終わった後の爽快感がイマイチ足りないと思った。物語の最後で、主人公響木のチームメイトである越前屋が死んだのか生き返ったのか、そのあたりの記述も不十分な気がする。全体としては、一読の価値はあると思います。
銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)Amazon書評・レビュー:銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)より
4150309000
No.2:
(3pt)

面白いんだけど

一癖ありそうな面子が集まり,一括千金を狙う自転車レースを走るという設定は文句なしに面白い。しかし,ネタバレになるので,詳しく書けないが,彼らの謎が明らかになるにつれ,全員似たもの同士の狸と狐の化かし合いのように感じて,醒めてしまった。普通の立場の登場人物でも,結構面白いと思うのだが,設定に奇をてらいすぎで,ラストになって,それほど没頭できなかった。面白かったんだけどね。
銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1)Amazon書評・レビュー:銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1)より
4150308993
No.1:
(3pt)

ノスタルジック自転車冒険小説

2005年版「このミステリーがすごい」第5位にランキングされた作品。実用自転車での本州縦断という、現代のハイテクマシンでも過酷であろう賞金レースを舞台に、急造された主人公チームが快進撃を続ける。しかし、周囲にきな臭いが漂い始め、、、というミステリー仕立ての冒険小説です。レースの駆け引きやテクニック、戦術など素人にもわかりやすく説明されていて、臨場感たっぷり。自転車レースの過酷さと醍醐味を満喫できます。主人公“響木”を中心とした人間ドラマも読み応えがありました。一体何のためにゴールを目指すのか、金のため?復讐のため?国のため?各々の思惑を秘めた過酷なレースの末に、辿り着くゴールに待ち受ける感動的なフィニッシュ。。。ここで終わりにして「終章」は無いほうが良かったんですけど。賛否両論かな?
銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152085622

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