再会

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評判

再会の評価:

3.17/5点 レビュー 60件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 61〜80 4/5ページ
No.32
(3pt)

普通に面白い

江戸川乱歩賞を取った小説ということで
読んでみました。
これは面白いと言えば面白いのですが、
ミステリーとしては弱いと感じました。
あっと驚くような結末ではなかったからです。
そのうえ物語としても目新しいわけではありませんでした。
だけど何故か惹き込まれてしまうものがあったのも事実です。
佐久間を殺す動機は、万季子にも、圭介にも、直人にもあった。
正樹の万引きで強請られていた万季子と圭介。
やっかいものの兄をずっと憎いと思っていた直人。
タイムカプセルを開け、拳銃を取り出したのは誰なのか。
タイムカプセルを開けた人物と、佐久間を殺した人物は同一人物なのか?
みんな何かを隠し、そして嘘をついている。
ではなぜ嘘をつかなくてはいけなかったのか?
今回の事件を追うと共に、現在と過去の繋がりもよく練られていて
読み応えはあると思います。
ただ、ラストに向けてはちょっとご都合主義なところも多かったような。
新人は新人でも神崎和幸のデシートのほうが
あっと驚く結末だったので、自分には少しだけ
物足りなかったです。

再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.31
(2pt)

結構陳腐な話なんですが・・・

スーパーで万引きした中学生の母親が店長に恐喝されるという事件から話が始まります。
このニュースにもならない、統計の数字に隠れてしまうような陳腐な事件から
乱歩賞を受賞する話しにまで書き上げるのですから作者の筆力は相当なものなのでしょう。

近年の受賞作から推せば話が解りやすく、文章も軽くスイスイ読めました。
ムリなトリックも無く、密室も無く、不必要な現場の見取り図も無く、このあたりが選考委員の選評で
「乱歩賞の傾向と対策」のようなものから開放されたと評される所以でしょうか。

フジテレビさん、この作品ドラマ化しますか?
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.30
(2pt)

結構陳腐な話なんですが・・・

スーパーで万引きした中学生の母親が店長に恐喝されるという事件から話が始まります。このニュースにもならない、統計の数字に隠れてしまうような陳腐な事件から乱歩賞を受賞する話しにまで書き上げるのですから作者の筆力は相当なものなのでしょう。近年の受賞作から推せば話が解りやすく、文章も軽くスイスイ読めました。ムリなトリックも無く、密室も無く、不必要な現場の見取り図も無く、このあたりが選考委員の選評で「乱歩賞の傾向と対策」のようなものから開放されたと評される所以でしょうか。フジテレビさん、この作品ドラマ化しますか?
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.29
(3pt)

ま、こんなもんか

「××賞受賞!」というふれこみのミステリーには失望させられることが多い。
本作も期待しすぎることなく読み始めたら、「案の定」という感じのできだった。
そこそこおもしろい。しかし、それ以上ではない。
1.文章が稚拙。素人の作文っぽい。
「生まれつき病弱だった母は、パートタイムの仕事をこなすのが精一杯だった。そんな母親の姿を
ずっと見続けてきた淳一は、中学を出たらすぐに働くつもりだった。しかし母が猛烈に反対した。
高校だけは卒業しなさい。それが母の口癖だった。」
これがプロの文学者の文章か。
2.瑕疵だらけ。23年前の事件の真犯人は、共犯者から受け取った大金をどこに隠したのか。
彼はどうやって森の出口まで先回りしたのか。そのとき金は?
3.人物にふくらみがない。特に、殺されるスーパーの店長が、笑ってしまうくらい典型的な悪人。

以上、日本のミステリー界はほんとにこんなのでいいのだろうか。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.28
(3pt)

ま、こんなもんか

「××賞受賞!」というふれこみのミステリーには失望させられることが多い。本作も期待しすぎることなく読み始めたら、「案の定」という感じのできだった。そこそこおもしろい。しかし、それ以上ではない。1.文章が稚拙。素人の作文っぽい。「生まれつき病弱だった母は、パートタイムの仕事をこなすのが精一杯だった。そんな母親の姿をずっと見続けてきた淳一は、中学を出たらすぐに働くつもりだった。しかし母が猛烈に反対した。高校だけは卒業しなさい。それが母の口癖だった。」これがプロの文学者の文章か。2.瑕疵だらけ。23年前の事件の真犯人は、共犯者から受け取った大金をどこに隠したのか。彼はどうやって森の出口まで先回りしたのか。そのとき金は?3.人物にふくらみがない。特に、殺されるスーパーの店長が、笑ってしまうくらい典型的な悪人。以上、日本のミステリー界はほんとにこんなのでいいのだろうか。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.27
(1pt)

インスタントノベル

読みやすい小説であることは認める。
それは、スパゲティーをゆでるときに、ゆであがるまでの時間つぶしにちょうどいいという意味である。
江戸川乱歩賞を受賞したミステリーという意味ではない。
カタルシスがない。

二時間ドラマは、頭とオワリだけ見ていればストーリーがわかる。
幼なじみが拳銃をタイムカプセルに隠した。
それが使われた。
○○が使いました。(終)

インスタントノベルという意味で手軽なだけだ。
別に、他の人に、勧めない。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.26
(1pt)

インスタントノベル

読みやすい小説であることは認める。それは、スパゲティーをゆでるときに、ゆであがるまでの時間つぶしにちょうどいいという意味である。江戸川乱歩賞を受賞したミステリーという意味ではない。カタルシスがない。二時間ドラマは、頭とオワリだけ見ていればストーリーがわかる。幼なじみが拳銃をタイムカプセルに隠した。それが使われた。○○が使いました。(終)インスタントノベルという意味で手軽なだけだ。別に、他の人に、勧めない。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.25
(4pt)

なかなか良く出来たミステリー。楽しめます。

第56回江戸川乱歩賞受賞作品です。

著者は8年連続でこの賞に応募し続け、今年見事に受賞しました。その意気に喝采を送りたいと思います。

筆力はプロとして申し分ないレベルだと感じました。会話や描写など活き活きとしており、リーダビリティもあって、ぐんぐんと作中世界に引き込まれていく強さがあります。構成・プロットに関しては、若干のご都合主義とトリッキーな筆致が気になりますが、それでも良く練られていると思います。過去と現在とが錯綜する記述に関しては、もう少し違う方法もあったのではないかと思いますが、読者が混乱しない程度に止めているので、まあありかなと。
総じて言えば、「良く出来ている」と思います。十分に楽しめました。

近年の乱歩賞受賞作の中では、51回の「天使のナイフ」と肩を並べる出来だと思いました。ちなみにその前だと47回の「13階段」、41回の「テロリストのパラソル」が個人的には好みです。
天使のナイフ
13階段 (講談社文庫)
テロリストのパラソル (角川文庫)

これから、乱歩賞作家という看板を背負って、本作よりさらに楽しめるミステリーを書き続けていただきたいと強く願います。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.24
(4pt)

なかなか良く出来たミステリー。楽しめます。

第56回江戸川乱歩賞受賞作品です。著者は8年連続でこの賞に応募し続け、今年見事に受賞しました。その意気に喝采を送りたいと思います。筆力はプロとして申し分ないレベルだと感じました。会話や描写など活き活きとしており、リーダビリティもあって、ぐんぐんと作中世界に引き込まれていく強さがあります。構成・プロットに関しては、若干のご都合主義とトリッキーな筆致が気になりますが、それでも良く練られていると思います。過去と現在とが錯綜する記述に関しては、もう少し違う方法もあったのではないかと思いますが、読者が混乱しない程度に止めているので、まあありかなと。総じて言えば、「良く出来ている」と思います。十分に楽しめました。近年の乱歩賞受賞作の中では、51回の「天使のナイフ」と肩を並べる出来だと思いました。ちなみにその前だと47回の「13階段」、41回の「テロリストのパラソル」が個人的には好みです。天使のナイフ13階段 (講談社文庫)テロリストのパラソル (角川文庫)これから、乱歩賞作家という看板を背負って、本作よりさらに楽しめるミステリーを書き続けていただきたいと強く願います。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.23
(5pt)

期待の新人

最近の乱歩賞はしべらものが多く小説なのか古い文献をよんでいるのか分からない作品ばかりでしたけど
今度のは楽しめました。
東野会長になってかた私は二年連続★★★★★です、
乱歩賞の名にまけないのも大事ですか、軽めのミステリーも書いて欲しいなと個人的に思いました
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.22
(5pt)

期待の新人

最近の乱歩賞はしべらものが多く小説なのか古い文献をよんでいるのか分からない作品ばかりでしたけど今度のは楽しめました。東野会長になってかた私は二年連続★★★★★です、乱歩賞の名にまけないのも大事ですか、軽めのミステリーも書いて欲しいなと個人的に思いました
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.21
(5pt)

期待の新人

最近の乱歩賞はしべらものが多く小説なのか古い文献をよんでいるのか分からない作品ばかりでしたけど
今度のは楽しめました。
東野会長になってかた私は二年連続★★★★★です、
乱歩賞の名にまけないのも大事ですか、軽めのミステリーも書いて欲しいなと個人的に思いました
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.20
(4pt)

読みやすいミステリでした。

最近は変わった表現や難解なトリックを使うことが美徳であるかのごとき様子も見受けられますが、この「再会」に関しては、読みやすいミステリだと評価できると思います。

同級生4人が現在の事件と23年前の事件に関係しているという、ややサスペンスにありがちな題材ではありますが、4人の現在の状況と性格的な特徴が明解であるせいか、読み進む上で「あれ?この人誰だっけ?」「これって誰のことだっけ?」などと前のページを見返したりする必要がありません。
23年前の事件については、多少の間、小出しに引っ張ったけれど、ちょうど良い頃合で一旦は明らかにする、というように、読者を余りイライラさせずにいたと思います。

気になる箇所もありました。同級生4人の中のひとりの心理描写が途中で変化したところがあって、マズイかな、とは思いました。独り言として心理描写している部分で、同じ行為に対して、例えば、「誰がやったんだろう?」と言っていたのに、途中で「自分がやったのだ。」になっていたら、「ん?」となりますよね。そんな気になる箇所はありました。
ま、そんなところも全体に大きく影響を与えることなく、読みやすい文章で書かれているミステリです。

県警捜査一課の南良(なら)刑事が、しつこくこだわって真実を明らかにしていくのですが、嫌味がなく、優秀である分、気持ちよく読めました。(横関さんは変わった苗字が好きなのかしら?)

終盤、万希子・正樹親子と博美が偶然行動をともにするところについては、内田康夫先生も「ご都合主義の典型」と辛口評価されていますが、私としては、むしろ救われた気がしました。万希子親子のことが心配でしたが、ほとんどセリフのないままフェードアウトした博美のことはとっても気になっていましたので、ホッとする偶然に感謝感謝でした。

ありえないヒーローとして科学者を持ってきたり、難解な分野のトリックを使っていたり、残虐なことを誇示したりするミステリよりも、日常の中に想像できるミステリであるところが、この「再会」の読みやすさだと、私は思いました。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.19
(4pt)

読みやすいミステリでした。

最近は変わった表現や難解なトリックを使うことが美徳であるかのごとき様子も見受けられますが、この「再会」に関しては、読みやすいミステリだと評価できると思います。
同級生4人が現在の事件と23年前の事件に関係しているという、ややサスペンスにありがちな題材ではありますが、4人の現在の状況と性格的な特徴が明解であるせいか、読み進む上で「あれ?この人誰だっけ?」「これって誰のことだっけ?」などと前のページを見返したりする必要がありません。
23年前の事件については、多少の間、小出しに引っ張ったけれど、ちょうど良い頃合で一旦は明らかにする、というように、読者を余りイライラさせずにいたと思います。
気になる箇所もありました。同級生4人の中のひとりの心理描写が途中で変化したところがあって、マズイかな、とは思いました。独り言として心理描写している部分で、同じ行為に対して、例えば、「誰がやったんだろう?」と言っていたのに、途中で「自分がやったのだ。」になっていたら、「ん?」となりますよね。そんな気になる箇所はありました。
ま、そんなところも全体に大きく影響を与えることなく、読みやすい文章で書かれているミステリです。
県警捜査一課の南良(なら)刑事が、しつこくこだわって真実を明らかにしていくのですが、嫌味がなく、優秀である分、気持ちよく読めました。(横関さんは変わった苗字が好きなのかしら?)
終盤、万希子・正樹親子と博美が偶然行動をともにするところについては、内田康夫先生も「ご都合主義の典型」と辛口評価されていますが、私としては、むしろ救われた気がしました。万希子親子のことが心配でしたが、ほとんどセリフのないままフェードアウトした博美のことはとっても気になっていましたので、ホッとする偶然に感謝感謝でした。
ありえないヒーローとして科学者を持ってきたり、難解な分野のトリックを使っていたり、残虐なことを誇示したりするミステリよりも、日常の中に想像できるミステリであるところが、この「再会」の読みやすさだと、私は思いました。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.18
(2pt)

いたって普通。よくある2時間サスペンス。

賞を取っててもこの程度なんだなぁと思った。
読みやすいし、展開も早いし、何といっても今流行りのビジュアル的な表現がうまい。
でもそれだけ。
「告白」みたいな強さやトリッキーさもなければ、「チーム・バチスタ」のような新しい分野への意欲もない。(「チーム・バチスタ」シリーズは著者のAi絡みの政治的な意図が強いのでまぁちょっと違うかもしれませんが)
強いて挙げれば、2時間サスペンスか、「相棒」「科捜研の女」的なドラマへの展開を前提にした、ノベライズのようにしか思えない。あるいは、「いかに面白い作品か」ではなく、「いかに賞を取るか」の匂いがムンムン漂ってくるような感じ。
(恩田陸の書評は、強烈な皮肉としか読めなかった。もしくは逆説的な叱咤?)
ちょっと損した気分。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.17
(4pt)

銃を巡って

第56回江戸川乱歩賞受賞作。公務員の傍ら8年連続で応募し続け本作での受賞。物語は小学校時代を共に過ごした万季子、圭介、淳一、直人の4人が成人しそれぞれの世界で暮らしていたある日、万季子にかかってきた1本の電話から新たな殺人事件と未解決のまま時効を迎えていた23年前の強盗殺人事件の真相へと繋がっていく。警官だった圭介の父がこの事件で殉職し、その第一発見者となった4人は小学校卒業前に校庭に圭介の父の遺体の傍に落ちていた拳銃を入れたタイムカプセルを埋めていた。圭介の腹違いの兄、秀之の殺害に使われた銃が紛失したままになっていた圭介の父の制式拳銃とライフルマークが一致したとの報告に刑事となっていた淳一は慌てる。あの銃が使われた? なぜ?4人は急ぎタイムカプセルを掘り起こすことに。久々の再会だった。しかし、そこには当然銃は無く、しかも近々に掘り起こした形跡もなかった。誰が、いつ?そんな折、県警から南良という刑事が派遣され独自の捜査を進めていきやがて秀之殺害の真犯人に辿り着く。南良はこの銃の残弾数から23年前の事件の真実と主犯格を突き止め追い込んでいく。南良もまた23年前運命を変えられた一人だった・・・。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.16
(2pt)

いたって普通。よくある2時間サスペンス。

賞を取っててもこの程度なんだなぁと思った。
読みやすいし、展開も早いし、何といっても今流行りのビジュアル的な表現がうまい。
でもそれだけ。
「告白」みたいな強さやトリッキーさもなければ、「チーム・バチスタ」のような新しい分野への意欲もない。(「チーム・バチスタ」シリーズは著者のAi絡みの政治的な意図が強いのでまぁちょっと違うかもしれませんが)
強いて挙げれば、2時間サスペンスか、「相棒」「科捜研の女」的なドラマへの展開を前提にした、ノベライズのようにしか思えない。あるいは、「いかに面白い作品か」ではなく、「いかに賞を取るか」の匂いがムンムン漂ってくるような感じ。
(恩田陸の書評は、強烈な皮肉としか読めなかった。もしくは逆説的な叱咤?)
ちょっと損した気分。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.15
(5pt)

達成感の高い推理小説です

物語の舞台は横浜北部の街。小学校時代の幼なじみが20数年の時を経て、とある事件をきっかけに再会を果たす。その運命と偶然の出会いが織りなす、推理小説です。

 数ページ読んで思ったのですが、時間軸と場面展開が非常にユニーク。小説は読み進めるにつれて、物語の枠組みとプロットが見えてくるのですが、この小説はその流れが非常に丁寧に作られており、正直どこかで読み止めることが出来ないような創りになっています。あ、でも、推理小説なんだから、徐々に明らかになっていくってのは当然なのか。
 あと、1ページ目から最終ページまでの時間軸が、過去にさかのぼることはありますが、今起きている話しの流れでは2週間程度の話しだというのも、ポイントなのかもしれません。や、終盤にちょっと進むだけで、物語の中心は数日間の話しなんだよね。
 また、この話しの主要登場人物4人が自分と同じ35歳だったというのも、読み込んでしまった理由なのかな。そして、女性1人と男性3人という組み合わせの妙が光っていると思います。なにが、どう光っているのかは、是非とも手にとって読んで頂きたいと思います。

 正直、ちょっと偶然が重なりすぎなんじゃないかと思う展開だと思いましたが、それは偶然じゃなくて必然だということが終盤に向けてどんどん解き明かされます。
 そして、物語の最後、事実だけを考えると辛い結末のようにも思えますが、4人が再会したことによって新たに生まれた時の歩みが、明るいであろう将来展望につながります。そして、読み終わった後に読み始めた瞬間から多い続けられた想いがすっきりする、ちょっと今までにない感覚を覚えました。

 私は、年に2回ほど、ハードカバーの小説を買います。選ぶジャンルはSFかファンタジーで、推理小説は大人になってからは初めてなのかも。『再会』はそんな、私でもとても満足できる作品でした。普段小説を読まない人にも、オススメしたい一冊です。
再会 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 再会 (講談社文庫)より
4062773473
No.14
(5pt)

達成感の高い推理小説です

物語の舞台は横浜北部の街。小学校時代の幼なじみが20数年の時を経て、とある事件をきっかけに再会を果たす。その運命と偶然の出会いが織りなす、推理小説です。

 数ページ読んで思ったのですが、時間軸と場面展開が非常にユニーク。小説は読み進めるにつれて、物語の枠組みとプロットが見えてくるのですが、この小説はその流れが非常に丁寧に作られており、正直どこかで読み止めることが出来ないような創りになっています。あ、でも、推理小説なんだから、徐々に明らかになっていくってのは当然なのか。
 あと、1ページ目から最終ページまでの時間軸が、過去にさかのぼることはありますが、今起きている話しの流れでは2週間程度の話しだというのも、ポイントなのかもしれません。や、終盤にちょっと進むだけで、物語の中心は数日間の話しなんだよね。
 また、この話しの主要登場人物4人が自分と同じ35歳だったというのも、読み込んでしまった理由なのかな。そして、女性1人と男性3人という組み合わせの妙が光っていると思います。なにが、どう光っているのかは、是非とも手にとって読んで頂きたいと思います。

 正直、ちょっと偶然が重なりすぎなんじゃないかと思う展開だと思いましたが、それは偶然じゃなくて必然だということが終盤に向けてどんどん解き明かされます。
 そして、物語の最後、事実だけを考えると辛い結末のようにも思えますが、4人が再会したことによって新たに生まれた時の歩みが、明るいであろう将来展望につながります。そして、読み終わった後に読み始めた瞬間から多い続けられた想いがすっきりする、ちょっと今までにない感覚を覚えました。

 私は、年に2回ほど、ハードカバーの小説を買います。選ぶジャンルはSFかファンタジーで、推理小説は大人になってからは初めてなのかも。『再会』はそんな、私でもとても満足できる作品でした。普段小説を読まない人にも、オススメしたい一冊です。
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655
No.13
(5pt)

なかなかやります。

 第56回江戸川乱歩賞受賞作!
 とはいえ、期待していなかった。導入もありがちなパターンで始まる。
 しかしそこからどんどんどんどん奥行きが広がっていく。しかし東野圭吾さんのようなうまさはない。
 しかししかし東野さんが膨らんで、急速にラストがしぼんで行くのに対し、本書は膨らみながらも、要所要所を整理し、まとめて、しっかりと読み手を先に誘導している部分が絶妙である。なかなかうまい!
 トータルでは東野氏に及ばないと思うのだが、それでも読ませ方がピカイチである。ラストはおまけのようなサービスもつけられていて快作に仕上がってしまった。
 心地よいミステリーの秀作である。是非お勧めしたい!
再会 Amazon書評・レビュー: 再会より
4062164655