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【紀田順一郎】
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古本街の殺人(鹿の幻影)の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
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古書狂たちのラプソディ
ミステリとしての骨格はごく普通で謎はあるが、その一点のみで読者の興味を魅いていくものではない。寧ろ明らかにわざとらしい演出で犯人を露呈してしまっているだけだ。この本の魅力は前作『古本屋探偵の事件簿』同様、古書に纏わる人達の各々の個性を軸にしたエピソードにあるのだ。本に歴史を見出す者や純然たる収集欲を満足させる者、又はそういった人達を金蔓に単なる金の成る木として扱う者。前作のインパクトよりは劣るものの、やはり捨て難い一品。
ミステリとしての骨格はごく普通で謎はあるが、その一点のみで読者の興味を魅いていくものではない。寧ろ明らかにわざとらしい演出で犯人を露呈してしまっているだけだ。
この本の魅力は前作『古本屋探偵の事件簿』同様、古書に纏わる人達の各々の個性を軸にしたエピソードにあるのだ。
本に歴史を見出す者や純然たる収集欲を満足させる者、又はそういった人達を金蔓に単なる金の成る木として扱う者。
前作のインパクトよりは劣るものの、やはり捨て難い一品。