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【米澤穂信】
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ボトルネックの評価:
5.53/10点 レビュー 17件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.53pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ボトルネックの感想
この作品は賛否両論あると思いますが、私は嫌いではないです。SF設定でありながら、この世界は誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?だからこそ非現実的設定でありながらも、リアルに残酷な世界を感じることができるのだと思います。後味の悪さは米澤さんらしいですが、もう一ひねり欲しかったのも事実です。
主人公の世界では産まれなかった姉が、主人公の代わりに存在する並行世界に飛ばされる話。そこで突きつけられる現実と、タイトルの意味が、ラストの良い後味の悪さを上手く演出しています。伏線も上手く機能していて、この作家には、かなり興味が湧きました ▼以下、ネタバレ感想
残酷な話。話のオチは途中で否応なしに想像がつきましたが、ジワジワと真綿で首を絞めるように主人公が追い詰められていく展開は見事でした。ミステリらしさを期待すると肩透かし気分になりますが、苦い読後感は癖になりそうです。 ▼以下、ネタバレ感想
「もし自分が生まれなかった世界があったら、その世界ではどんなことが起こり得たのか?」主人公リョウは存在しないはずの姉が存在し同時に「自分が生まれなかった世界」に迷い込むが、そこでは自分の世界では起こらなかった出来事が次々と起きていることを知り、「姉」と自分の立ち回りの差に徐々に打ちひしがれてく。あまりに切なくあまりに残酷な米澤青春群像劇の極北!自分がリョウだったらどんな選択をするだろう?
この作品は賛否両論あると思いますが、私は嫌いではないです。
SF設定でありながら、この世界は誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
だからこそ非現実的設定でありながらも、リアルに残酷な世界を感じることができるのだと思います。
後味の悪さは米澤さんらしいですが、もう一ひねり欲しかったのも事実です。