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探偵小石は恋しないの評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
探偵小石は恋しないの感想
かなり好みのミステリでした。作者のミステリ好きも伝わってきます。読後感もかなりよくて楽しい読書でした。物語の舞台は、殺人事件や密室殺人を扱いたいのに、舞い込んでくる依頼は浮気や不倫の調査ばかりという探偵事務所。探偵事務所あるあるネタから始まる、浮気調査の連作短編集です。ただ、それだけでは終わらず、幕間では何やら別の事件が進んでいるような不穏な気配が漂う……という流れ。文章や雰囲気はライトミステリ寄りで気軽に読めますが、謎の作り方には本格ミステリへの愛があふれていて、ところどころでニヤリとさせられます。ユーモアに満ちたセリフ回しや、物語の展開、構成も見事です。タイトルにある通り、「恋」を用いたミステリとしてさまざまな要素が盛り込まれており、かなり満足度の高い作品でした。ちょっと注意点として宣伝コピーにあるような「トリック」や「騙されること」を期待すると、少し方向性が違うかもしれません。個人的には、こうした過剰な宣伝コピーはあまり好みではありませんでした。本書は、「恋」を謎解きの道具として突き詰めたミステリの代表作になり得る作品だと感じます。表紙の絵柄もよく、キャラクター性も好み。表紙に描かれた探偵小石と、バディとなる探偵事務所勤務の蓮杖のコンビも魅力的で、今後のシリーズ展開にも期待したいです。話の終わり方もとても好み。楽しい読書でした。 ▼以下、ネタバレ感想
ライトノベルです重いのが好みな私ですから、最後までたどり着くのには苦労しましたひとつ「〜のように」が多すぎて気になりましたが、このあたりは、書いているうちに上手になるのでしょう今後が楽しみです
かなり好みのミステリでした。作者のミステリ好きも伝わってきます。読後感もかなりよくて楽しい読書でした。
物語の舞台は、殺人事件や密室殺人を扱いたいのに、舞い込んでくる依頼は浮気や不倫の調査ばかりという探偵事務所。
探偵事務所あるあるネタから始まる、浮気調査の連作短編集です。ただ、それだけでは終わらず、幕間では何やら別の事件が進んでいるような不穏な気配が漂う……という流れ。
文章や雰囲気はライトミステリ寄りで気軽に読めますが、謎の作り方には本格ミステリへの愛があふれていて、ところどころでニヤリとさせられます。ユーモアに満ちたセリフ回しや、物語の展開、構成も見事です。タイトルにある通り、「恋」を用いたミステリとしてさまざまな要素が盛り込まれており、かなり満足度の高い作品でした。
ちょっと注意点として宣伝コピーにあるような「トリック」や「騙されること」を期待すると、少し方向性が違うかもしれません。個人的には、こうした過剰な宣伝コピーはあまり好みではありませんでした。
本書は、「恋」を謎解きの道具として突き詰めたミステリの代表作になり得る作品だと感じます。表紙の絵柄もよく、キャラクター性も好み。表紙に描かれた探偵小石と、バディとなる探偵事務所勤務の蓮杖のコンビも魅力的で、今後のシリーズ展開にも期待したいです。話の終わり方もとても好み。楽しい読書でした。
▼以下、ネタバレ感想