夏へのトンネル、さよならの出口

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

夏へのトンネル、さよならの出口の評価:

6.00/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

夏へのトンネル、さよならの出口の感想

表紙のイラストとタイトルに惹かれて手に取りました。
SFの『夏への扉』に合わせたタイトルを感じる通りタイムトラベルを扱う作品です。

序盤は主人公男子の生活が悲観的で、家庭や学校の問題が憂鬱な気持ちにさせるどんよりとした物語のスタート。章のタイトル"モノクロームの晴天"がなかなか良いセンスだと感じます。そんな日々のある時に都市伝説となるトンネルの発見と変わった女子の転校生により物語が変わっていくという流れ。
転校生の花城あんずのスタンスが面白く、学校や主人公へ変化をもたらしていく序盤はかなり面白く読めました。トンネルの発見と協力して謎を解き明かしていこうという展開も面白い。

ただ4章でガラッと何かあまり求めていない設定やら情報を読まされるような流れになってしまったのが残念な気持ち。ただ5章の緊迫感は時間もののSFをとても感じて良かったです。

序盤が良かっただけに何かが足りないようなスッキリしない読後感でした。

egut
T4OQ1KM0