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【伊坂幸太郎】
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AX アックスの評価:
7.71/10点 レビュー 7件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.71pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
AX アックスの感想
久しぶりに伊坂作品らしくて読後感が良かった ▼以下、ネタバレ感想
恐妻家の殺し屋による「妻のトリセツ」
殺し屋シリーズの第3弾。雑誌掲載の3作に書き下ろし2作を合わせた連作短編集のような構成だが、長編として読めるエンターテイメント作品である。本作の主人公は凄腕の殺し屋「兜」。仲介人である「医師」の指示で仕事をしてきたのだが、愛する子供と妻のために引退したいと思い、その意思を伝えるものの受け入れてもらえず、渋々仕事を続けていた。そんなある日、兜は自分が狙われていることに気が付いた・・・。家族を愛しながら家族に内緒で殺し屋を続けているという設定自体が笑いを誘うのだが、さらに兜が徹底した恐妻家だというのが面白い。息子に呆れられるほど妻の機嫌をうかがい、妻を怒らせないための傾向と対策のメモを作成し、日々、妻の機嫌を悪くさせないためだけに生きている様子が、とてもリアルに描かれている。世の恐妻家たちはほとんどが大きくうなずくであろう。ミステリーというよりエンターテイメント作品であり、本シリーズのファンはもちろん、伊坂幸太郎作品のファンには安心してオススメできる。
殺し屋シリーズ第三弾。テーマはこれまで同様「家族愛」ですかね。視点切り替えを多用した過去2作と違って、ずっと視点独占の主人公。そんな主人公を、たった一行で殺してしまった時には驚いたけど、この後の「泣かせ」のポイントになっているように思いました。個人的には、前作までのハチャメチャな方がこのシリーズには合ってそうに思いました。
大好きな殺し屋シリーズということで、本屋で見つけて飛びつきました。今回の主人公「兜」は、もう「仕事」をやめて家族と幸せに暮らしたいと願う殺し屋で、ストーリーも前作とは違って、殺し屋の仕事現場というより、仕事屋の表の顔を描いた作品といえるでしょう。楽しめました。
久しぶりに伊坂作品らしくて読後感が良かった
▼以下、ネタバレ感想