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白馬山荘殺人事件



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白馬山荘殺人事件の評価: 6.17/10点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.17pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

主人公コンビの設定が何よりのサスペンス

推理小説としての部分だけを見れば、東野作品の中では可もなく不可もなくといったレベルなのだが、主人公カップル?の設定が何より驚かされた
どうせなら、後半まで読者をだまし続けてたら、さらなるサプライズが生まれたと思った(綾辻行人の「どんどん橋落ちた」みたいに)
ただ、推理小説の内容としては、あまり馴染みのないマザーグースを題材にしているせいか、ストンと胸に落ちる感じはしなかった。
あと、デビュー2作では、ちょっと青臭いエロスを感じさせる部分(動機とか、エピソードとか)があったので、この高校生カップル?にも、少し青いエロスをスパイスとして加味していたら、もっとワクワクする小説になっていただろう
ちょっと後半は詰め込み過ぎ感があるのと、今まで出て来てなかった要素が、こういうことがあった、、、という形で明かされたり、アンフェアな部分もあったが、何より、読み物として、人々の関わり方が生き生きして、殺人や推理などなかったとしても、人間ドラマとして、そこそこ軽く読めるような小説なんじゃないかな

mustang
PCGQIQ4X
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

白馬山荘殺人事件の感想

古い作品ですが、読みやすく
時代も思い出せてよかった。
全体はたいしたことが無く
淡々と話が進んだ感じ。
最後は楽しめました
東野の良さがこのころより
発揮されていることがわかった

jethro tull
1MWR4UH4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

「雪の山荘」+「マザーグース」

東野圭吾氏の最初期の作品です。
この時代から長編にしてはコンパクトな分量で読みやすさは抜群な作風は健在です。
その多くはないページ数の中で、雪の山荘での密室殺人という定番の本格ミステリシチュエーションに加え、暗号解読・宝探し要素も加わるなど中々豪華な内容になっています。

ただ全ての要素が正直中途半端といった感じで、密室トリックも暗号解読も既存の作品のアイディアのあまり上手くは無い流用という印象でした。
また見出しの通り、「雪の山荘」+「マザーグース」などという題材は抜群にワクワクさせてくれるものだったのに、自分の好みのクローズドサークルでも見立て殺人でもなかったというのが、個人的にはガッカリでした。

登場人物もみんなあまりキャラが立っていないわりに、マイナスイメージだけははっきり伝わってくる感じでなんかちょっと嫌でしたね。
総合して、駆け出し時代の作品としては及第点という感想でしょうか。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ

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