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殺さずに済ませたい



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺さずに済ませたい (徳間文庫)

殺さずに済ませたいの評価: 2.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

殺さずに済ませたいの感想

締め切りに間に合わせる為に、作品を無理矢理終わらせて商品にしたような結末がひどい。初稿のような継ぎ接ぎ展開。
辛口で述べますが、作品が未完成で煮詰まっていないと感じます。390ページの本で、300ページ頃から突然の様変わりで何もなく終わり非常に残念でした。

物語は、快楽殺人鬼の人形作家の話。性機能障害をもつ主人公は自分の作品である人形とそっくりな人の死体となら交われる。女性を狙う犯罪シーンと人形作家の犯罪心理が描かれていく流れ。エロさもグロさもなく、話の展開の意味も見いだせず、ただ女性を殺すいろんなパターンを考えてみました、というようなアイディア帳を読まされた気分でした。刺激も見所が無くて面白くない。

人形作家の心理についても徐々に読者を魅了するような展開ではなく、急に興ざめするような流れで、読者は置いてけぼり気分。
正直まったく面白くない作品でした。

良かった所は、人形を窯で焼く所と火葬のシーンをシンクロさせた表現。死体と人形、どちらも動かない人の形をしたものに対しての狂人の考え方。ここらへんは楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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