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【貴志祐介】
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ダークゾーンの評価:
6.64/10点 レビュー 11件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.64pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ダークゾーンの感想
ゲームの描写は面白かったけど謎ときがいまいち
なんか惜しい
読み始めた瞬間からページをめくる手が止まりませんでした。ただちょっと中だるみがあるのとオチがちょっと・・・ということで6点とさせていただきます。しかし、この作者の作品はもっと読んでみたいと思いました。それだけ筆力と、話の設定が面白いのです。この作品を読まれる方は目次は見ない方がいいです。 ▼以下、ネタバレ感想
将棋をモチーフしたバトルゲームで、主人公を含め登場人物(?)は作者お得意の異型キャラで、コマそのものであり、ゲーム自体は仮想空間で行われるという感じです。何故こういったゲームを行うハメになっているのか、などは全く明らかにされないまま、いきなり戦闘シーンから開始されます。で、その謎は、最後の最後に明らかにされるのですが、これまでの流れにマッチしない、想像もしなかった受け入れがたい地点へ着地させられた感じで、驚きというより呆れや怒りに近いですかね。将棋をモチーフにはしていますが、勿論、その設定自体、将棋そのものというわけではないです。正直「設定負け」ですかね。まずターン制ではないこと。そして、視点が主人公のチームに固定されたままなので、相手側の考えが見えないです。対戦ゲームならではの心理戦の面白味を感じる事ができなかったです。まして将棋でしょ。次に7局4本先取という点。残りページでおおよそこの対局の勝ち負けの予想がついてしまいます。まぁこれはある程度仕方のない事かもしれないのですが・・・次に冒頭に舞台となる軍艦島の地図こそありますが、場所の特徴が全く不明だという事。位置関係どころか、この場に留まる事、または移動する事の意味、メリット、デメリットが全く分からないです。将棋を意識しているのに、この辺りの設定が出来ていない(少なくとも私には伝わっていない)のは、どうか、というより将棋である意味がないように思います。そして最悪だったのが、コマが持つ特性の設定が大雑把すぎた事です。三竦みの関係になっているコマがありました。「新世界より」にも同じルールがあって、「新世界より」では非常に効果的な設定だったわけですが、この作品では完全に逆効果になってしまっています。決着をつけるためには局面を動かす必要があります。膠着状態を続けるわけには行かないのです。「新世界より」のレビューで、このルールにより「トンデモSF」にならずにすんでいる、と書いたのですが、この作品は「トンデモSF」とは言わないまでも、1角が崩れた時点で勝負ありになってしまってますよね。これは「昇格」ルールにも同じ事がいえますね。一気にゲームバランスが崩れてしまってますもんね。もう少し凝った設定にして欲しかったですね。「黒い家」「天使の囁き」「新世界より」を描いた時とは、明らかにモチベーションが違うでしょ。どこか投げやりな気がするのですが・・・
将棋のような頭脳戦を現実の戦いとして描かれているようですが、将棋とは似て非なるもののように感じられました。ルールは将棋とは致命的に異なる点が非常に多く、最後まで小さな違和感を覚えながら読みました。唯一共通する点といえば「盤上で駒同士が戦う」ということでしょうか。また後半に明らかになる戦いの理由や結末にも、ややこじ付けた感が拭えませんでした。が、普通のSFとして考えれば楽しめたと思います。 ▼以下、ネタバレ感想
読み終わるまで苦労しました。題材が悪いし、映像化を意識していてSFとしてもB級だと思いました。新世界も買っているのですが、読む気が無くなりました。初期の傑作ホラーを読んでいるだけに残念であります。こんなもんじゃないでしょう。
ゲームの描写は面白かったけど
謎ときがいまいち