米ソ冷戦時代のロンドン。家政婦のハリスおばさんは、モスクワ旅行の富くじを当てる。

不運な泥棒ドートマンダーが企む新たな強奪計画――。

ミセス・ワンの中国茶専門店で男の死体が発見された。

舞台は戦後ロンドン。戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持つ上流階級出身のグウェン。

戦後ロンドン。

婚約者に裏切られ、深く傷ついた警察官のレイチェルは、豪華客船で看護師として働いている親友のサラに誘われて、2週間の地中海クルーズに参加した。

新町長シーリア就任のせいで、シンフルの町はいまだ落ち着かない。

先の事件で心に傷を負ったフォーチュン。それでもシンフルは平常どおり――なのに、またもや事件が。

1992年の静かな2月なかばの朝。

アガサの探偵事務所に舞いこんでくるのはぱっとしないペットの捜索依頼ばかりで、経営は早くも赤字寸前。

町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。

「新しい人生のスタートよ!」PR業界を引退し、英国一美しいコッツウォルズの村で、憧れの隠居生活をはじめたアガサ・レーズン。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

白髪を自分の頭に見つけたアガサは、あわてて自宅で白髪染めをするものの、変てこな紫色になってしまい大失敗。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第10弾！ アガサが苦しまぎれに描いた探偵小説が現実のものになり、大ピンチに!? アガサは愛しい人への未練を断ち切るため、やけくそで地図の上にピンを刺し、適当に引っ越し先を決めた。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第11弾! こんなはずじゃなかった! 新婚早々、夫が謎の失踪? 焦げた朝食に、ピンク色に染まった洗濯物……。

修道院から元夫が行方をくらましたことが判明した。

クリスマスシーズンを待ちわびているアガサのもとに依頼が舞い込んだ。

英国ちいさな村の謎シリーズ20巻　大人気のロングセラーシリーズ！ ああ、若いってうらやましい！ 元夫が若くて美しい女性と再婚することに。

ミステリ好き、クリスティ好きなアリシアとリネットの姉妹が出した読書会メンバー募集の告知に応えてきたのは、古着ショップのオーナー、医師、主婦、図書館司書に博物館勤務員といった面々。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

早朝のベルリン大聖堂に深紅の血が降り注ぐ。丸天井の下には女性牧師が吊り下げられていた。

犯人候補が多すぎる! 嫌われ者の殺人事件には、秘密がたっぷり詰まっていて……? 大人気お菓子探偵24弾! 横暴で嫌われ者のレイク・エデン町長。

仲間とカフェを営むスザンヌは、その日も朝から忙しく働いたあと、婚約者で医師のサムに夜食を届けようと病院へ。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第9弾! 嘘か真か!? 惚れ薬を入手したアガサはとうとう? 事件を解決に導いた代償として髪の毛を失ったアガサは、元通りに伸びるまでシーズンオフの観光地で心身ともに静養することにした。

静かな町で衝撃的な事件が発生。大雨で増水した川を花嫁姿の若い女性の遺体が流されていったのだ。

ついにアガサが探偵事務所をオープン! 行方不明のペット捜しや浮気調査の依頼も順調に入ってきたが、問題はスタッフだった。

元夫から突然旅行に誘われたアガサはすっかり有頂天。ところが到着したのは、うら寂しい海辺のリゾート地。

大人気のロングセラーシリーズ　英国ちいさな村の謎19 村祭りで事件発生！　アガサの努力も水の泡に？ ただの村祭りも、アガサの腕にかかれば何千人もが集まる大イベントに。

英国ちいさな村の謎シリーズ21巻　大人気のロングセラーシリーズ！ 嫌がらせにもほどがある！？　村人全員を敵に回した男の末路 村人からクリスマスの楽しみを奪う、口うるさい役人が殺された。

探偵業を休んでまで庭師のジョージにのぼせるアガサ。舞踏会で最初に踊る約束をしたが、彼は現れず……遺体で発見された。

出産を目前に控えたジョージーは、ようやく腕のいい料理人を雇うことができて、ほっとしていた。

ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの卒業生で、国際的大企業の経営者が事故死したという報が、学寮付き保健師イモージェン・クワイのもとに入ってきた。

本を取るとひらく本棚や、レバーを引くと現れる秘密の部屋――そんな仕掛けを得意とする〈秘密の階段建築社〉。

故郷の雪山に帰ってきたエリーは、姉と看板猫とともにミステリ好きの集う書店、ブック・シャレーを切り盛りしていた。

18世紀ロンドン郊外。40歳の誕生日をむかえたティファニーは独身で、異母兄の世話をして暮らしていた。