近ごろ話題の「料亭駕籠」。駕籠に乗って江戸の名所を巡りながら、人気料亭の弁当をつかうというもので、客足が絶えないらしい。

若い美人が殺される演しもので評判の見世物小屋「殺され村」で、人が本当に殺されたという噂が。

閻魔さまを祀る渋谷村の寺で、食べると罪が許される「恐ろしく辛い稲荷寿司」を売っているという。魔食かもしれない。

ある大名屋敷に、猫に姿を変える鴉が現れるという噂が。

鋭い味覚と嗅覚で江戸の事件を解決! 前代未聞の「寿司ミステリ」 日本橋で寿司屋「すし銀」を営む銀蔵は、かつて定廻り同心だった。

魚之進のもとに嫁いできたおのぶは、より積極的に事件の解明に関わるようになった。

大地震の被害を受け、江戸の治安は乱れきっていた。

夕闇迫る江戸の町で、懐の大金を失くし茫然と橋から川面を眺める同心。

高岡藩井上家待望の嫡子である清三郎が病のため身罷った。

田安徳川家の御曹司でありながら、身分を隠して同心見習いとして働き、江戸の町の平和を守るべく奮闘する徳川竜之助。

大好評「まんまこと」シリーズ、ついに第10弾！ 子が生まれ、張り切る新米父の麻之助だが、相談事は待ってくれない。

公家大名として知られる実在の人物・松平信平の物語、大人気「公家武者　信平」シリーズ最新刊！ 旗本屋敷ばかりを襲う賊が現れた。

神田界隈で、一家全員が突然、唄い踊り出していなくなるという事件が相次いだ。

大身の旗本・山崎主税助の屋敷の池に妙な生き物が棲んでいるとか。

精進料理の店「雲海」から魯明庵が出て来たという目撃情報を仕入れた魚之進。

江戸の町に人斬りが出たらしい。「正義党」と名乗る輩が高利貸しを狙っているのだという。

化け猫、河童、そして山姥―― 狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。

若い頃、肩に赤鬼の刺青を彫る無頼をしながら、六十二歳で南町奉行まで昇り詰めた名奉行・根岸肥前守鎮衛。

元目付で剣の達人である愛坂桃太郎は、愛する孫の桃子の平穏を守るため、摩訶不思議な事件の数々を解決してきた。

与力同心組屋敷がある八丁堀で、立て続けに、同心が殺された。

深川で、西国雄藩の藩士と石川島から戻ったばかりの無宿人が相次いで不審な死を遂げた。

兄、波之進の四十九日が来た。どんなに賑やかな法要でも、魚之進の心には虚しさばかりが募った。

悩み苦しむ市井の人々を助けるために、自ら封印していた風鳴の剣を解き放った徳川竜之助。

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。

軽妙洒脱な“おじい”たちが悪を斬る! 痛快隠居活躍型時代小説 身分を超えた友情で結ばれた藤村・夏木・仁左衛門の古馴染み三人組は、老後を楽しむために〈初秋亭〉という隠れ家を作った。

刀屋ばかりを狙う盗人「おたすけ兄弟」が、近所の神社に金を隠すのを見た町奉行所の中間・与之吉は、娘の薬代にとこれを奪うが、やがて兄弟に嗅ぎつけられ、身の回りに危険が迫る。

月浦魚之進が、殺された兄・波之進。の跡を継いで、同心になった。

若い頃は無頼の限りを尽くして悪の道にはまりかけ、しかしいまは「赤鬼」の綽名を持つ南町奉行の根岸肥前守（ねぎしひぜんのかみ）。

周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。

古道具屋皆塵堂は、小僧の峰吉で回っている。

ダメ同心、 生意気な素丁稚、 おまけに厄病神まで、 みんな大ピンチ！ 大坂で起きる様々な事件。

その幇間と遊んだ客はなぜか数日以内に非業の死を遂げる。紙問屋大松屋の若旦那が溺死。

始めは深川、次に神田の床屋で身元不明の首無し遺体が発見された。

おみくじを引いたら大凶ばかり、墓からは死人が化けて出るし檀家は落ち目になる一方という深川の題経寺。

駿河小島藩に仕える倉橋寿平には、もう一つの顔がある。「恋川春町」の名前で滑稽本を執筆する江戸で人気の戯作者だったのだ。

浅草橋近くにある海産物問屋〈三陸屋〉が、朝になるのに戸が開かない。

大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。

とある神社で殺しが起きた晩、神社の狛犬が別の犬の像に置き換わった。

江戸の味を知り尽くした、あの人気料理人も驚愕の面白さ。「料理は無限である。

兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。

岡っ引きの辰五郎が銀座の駕籠屋に聞いた奇ッ怪な話。人を半分にして運べる駕籠の注文があったという。

火事が多発する江戸。廻船問屋の宴に巨大な顔の怪かしが出現。

味見方同心・魚之進は獣の肉を食べさせる店・ももんじやに潜入することに。

耳袋を勝手に刊行しようとしていた版元が白昼店で殺され、版木が盗まれてしまう。

浅草で雷を捕まえようとする大工の若い衆。深夜に突如炎上した有名な榧の木。

味見方の魚之進は南町奉行から密命を受ける。

渋谷の南、白金あたりで立て続けに、裕福な家の若い娘四人が行方知れずとなった。およそ半月ほど前の話だという。

毒殺の恐れがある中、将軍が城を出て、寛永寺で昼食をとる日がやってきた。不測の事態が起きれば味見方の魚之進は切腹必至だ。

磨きをかけた悪の手管で、しぶしぶ善をなす、あの長屋の面々が帰ってきた！ 表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。

銀座のクラブでリーダーとしてバイトに精を出す、東大二年の小田垣観月。

神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希は、上司より私立小学校での特別授業をするよう頼まれた。

望まぬが斬らねばならぬ。相手はオオカミの化身…。

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