損害保険代理店を営む志摩平蔵は元刑事。警察官の妻を事故で亡くし、子育てのため転職したのだ。

独自の史観に基づく感動の書き下ろし。日露戦争に勝つべきではない。

地球温暖化がもたらす最も深刻な問題は、感染症の多発である―地球上から撲滅されたはずの天然痘が青森に、空気感染する超エイズが隠岐諸島に、ペストが熊本に発生した。

東京と出雲市で発生したダーズ(致死的急性狂犬病症候群)が感染爆発、死者1800万人と推定され、政府の主要機関が札幌に移された。

「東京駅構内で爆発事故―」2月22日午前二時すぎ警視庁に110番通報が入った。さらに七分後、第二報が…。

九七年六月、インド・カシミール地方で激烈な謎の熱病が発生した。

少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。

突然届いた弟のメールに不吉な予感を覚え、郷里を訪れた臨床検査技師の亜希子。突然連絡を絶った姉を探しに来た警察官の触沢。

聖なる世紀(ミレニアム)目前のバチカンで法王が狙撃された。

保険金詐欺と親友の死、接点は！？ 同僚の死に疑問を抱く女性保険調査官。行手には凶悪な魔の手が！ 女性損害調査官。

新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。

“景観荘”ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。

「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。

かつての同級生の両親に、7人の男女が呼び集められた。彼らは漆黒の闇の中に閉じこめられる。

「おまえは悪魔の申し子だよ」狂信的な母、スクールカーストの最下層…悲劇はその夜、訪れた。

60年前に花岡鉱山で何が起きたのか-。中国人強制連行労働者による一斉蜂起事件を現代に問う、書き下ろし長編ミステリー。

東京消防庁最大の危機を救え！ インターネットに操られた放火魔が東京を襲う。犯人グループの究極の目的は首都の象徴への放火。

不思議な機能を持ったワード・プロセッサと、それを手に入れた男の運命を描いた表題作『神々のワード・プロセッサ』、テレポーテーションされる少年の恐怖を描いたSF『ジョウント』、そして、猿のシンバルの音にこめられた死の影『猿とシンバル』など、ホラー王キングの短編

行方不明だった少年の事故死体が、森の奥にあるとの情報を掴んだ4人の少年たちは、「死体探し」の旅に出た。

日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化！ 岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。