元警視庁刑事の小仏太郎は東京下町の亀有に私立探偵事務所を開いている。

大衆新聞「日刊社会」に、投書が匿名で送りつけられた。それによると、女優の卵の梅宮汐里が数日前から行方不明だという。

小仏太郎探偵事務所に警視庁警部・安間からの電話が鳴った。

こちら亀有探偵事務所 厚き人情と冴える推理！ 元警視庁刑事の小仏太郎は勤務中の接触事故の責任をとって退職、 東京下町の亀有に私立探偵事務所を開業した。

森には死を招く魔物が棲んでいるのか―― 東京・葛飾区亀有にある小仏探偵事務所を訪れた男性中学教師は、 教え子の女生徒との関係を知られたことで脅迫されているという。

小仏の刑事時代の元同僚・金沢夏未が何者かに刺殺された。夏未は個人的な依頼に応え、ストーカーの調査をしていたという。

護送中に女性の人質をとり山中へ逃走した殺人犯。

京都・比叡山で男の毒殺死体が発見された。

十七歳で産んだ子に生涯を捧げた女優は、芝居への情熱を捨てきれず、東京へと飛び立った。

ふたつの殺人事件を結ぶ、謎めいた女――。

北のはずれの岬で起きた連続殺人に女の影が！？　津軽海峡を見下ろす断崖で小仏太郎が見たものとは……傑作トラベルミステリ―！

蝶ヶ岳で遭難し救助された物部佐千子。

不治の病を患う作家有森が失踪。

箱根湯本の山林で人体胸部が入った布袋が発見された。若い女性が鋭利な刃物で切断されたのであった。

旅行作家・茶屋次郎は、知己の翻訳家・中野麻子から、障がいを持つ弟・伸之助の捜索を依頼された。

東京都亀有に事務所を開く私立探偵・小仏太郎は、 警察時代の同僚・安間たちから相談をもちかけられた。

「母を死なせた犯人を捜したいんです」旅行作家・茶屋次郎の元に広島から細谷水砂という若い女性が訪ねてくる。

安曇野署の刑事・道原伝吉が松本署に転勤になって早々、松本駅で不可解な事件が発生。

長野県警察本部機動捜査隊の巡査部長・塩沢知二(34)がコンビニに拳銃を置き忘れ、何者かに持ち去られた。

北アルプスで行方を絶ったはずの男が、東京・世田谷で他殺体となって発見された!その直後、北アルプス・蝶ヶ岳では別の死体が見つかる。

東京・亀有で私立探偵事務所を開く小仏太郎のもとに、かつての警視庁の同僚・安間善行から依頼が入った。

上高地で有馬英継の刺殺体が発見された。安曇野で農業を営む二十歳の青年だ。

初秋の西穂高のキャンプ場で日系ブラジル人が刺殺された。

北アルプス奥上高地の山小屋に、夕刻、一人の女性登山者が 蒼い顔を駈け込んできた。彼女の名は毛利晶子。

福井・東尋坊に取材で訪れていた旅行作家・茶屋次郎は突如、地元警察から事情聴取を受けた。

木曽の桟、寝覚の床、犬山城…… 古の街道・木曽路で起きた連続殺人の裏に 別事件の逃亡者の影が? そろそろ旅行だ、川へ行こう! 捨て子という過去を持つ朝波香織は、自身が働く老舗デパートで高級腕時計盗難の犯人にされた。

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎は、かつての警視庁の同僚の安間善行から呼び出しを受けた。

「札幌に出張だ」と言って消息を断った秋津将次。

なぜ恩人は不審な死を遂げたのか?信濃川を訪ねた旅行作家茶屋次郎は恩人と親密だったという芸者雪乃に会うため、さらに日本海の名湯岩室温泉に飛んだ。

特急スーパー北斗で札幌に通う関口透は、 車内で出会った鎌谷理佐子に興味をいだき、彼女を尾行した。

新しい相棒は冴えないロートル、でもタダ者じゃない 捜査共助課見当たり捜査班出身── 渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。

日本３名泉のひとつ有馬温泉に、異国情緒溢れる港町・神戸に、道原伝吉の推理が冴える！

南アルプス北岳で登山者の落石による男性の遺体が発見された。

静岡県・浜名湖――おだやかな風吹く、美しき宿場町に悲劇が訪れる!? 大人気トラベルミステリー最新刊!

常念岳に登っていた中学生パーティーから安曇野署に救助要請が入った。女子生徒一名が転落し重傷だという。

長野県松本市の住宅街で８月の白昼、火事が発生。住人の上条貞彦夫婦と住み込みのお手伝いが焼け出された。

かの文豪も越えたという天城峠――。

南小谷発新宿行きの「スーパーあずさ」車内で、ペンション経営者が殺害される事件が起きた。

長野県警松本署に奇妙な電話があった。見慣れない男が敷地に立っていたので声をかけたが一言も喋らないという。

病院で刺殺事件が起きた。被害者は田久保仁。

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎。

安曇野市の国道で見つかった男性の遺体。轢き逃げかと思われたが、刺し傷から殺人の疑惑が浮上する。

北アルプス常念岳に通じる林道沿いの小屋から男女の変死体が発見され、長野県安曇野署・道原伝吉の捜査が始まった。

旅行作家茶屋次郎は仰天した。千曲川沿いの温泉宿に茶屋の名を騙る男が投宿、著書に署名をして配ったという。

長野県警安曇野署管内の穂高交番で時限爆弾が爆発し、警官が重傷を負った。拾得物の鞄に仕掛けられていたらしい。

岩波淳哉は一匹狼の私立探偵。全国各地で未発見の巨木を見つけようという巨木探しグループの“組長”でもある。

長野、松本、小布施… 偽探偵の裏の顔を暴け！ 山根七海から息子で会社員の勇一郎の素行を調査してほしいとの依頼を受け、私立探偵・小仏太郎は尾行を進める。

旅行作家・茶屋次郎は、歌舞伎町のホステスに人捜しを頼まれる。愛人だった境川大黒なる男が、忽然と失踪したのだという。

知床の「乙女の涙」と呼ばれる滝で若竹多恵子が自殺!その原因を調査してほしい…。

『この子をよろしくお願いします』夕闇の石狩川畔で、一枚の紙切れを握った二歳の捨て子の男児に遭遇したとき、旅行作家茶屋次郎の受難は始まった。

旅行作家・茶屋次郎の友人糸島が北アルプスで遭難死した。

他人のテントの中で発見された寝袋入りの刺殺体の異常さに、山屋刑事・道原伝吉の背筋に亜寒が走った。

取材で高知・四万十川を訪れた旅行作家茶屋次郎。現地で知り合った美女香織に流域を案内され、悦に入るものの、状況は暗転。

長野県警安曇野署に、東京から出張してきた男の捜索願が出された。その男の元同僚も一昨年に失踪し遺体で発見されている。

「先生、大変です。小夜子が行方不明です」切迫した同僚秘書の電話が発端だった。