東京五輪プレマラソンで大規模な爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は地獄絵図と化した現場で救助活動にあたる。

かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。

「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。

209号室の葵は、あなたのすぐ側に。人気作家が描くホラーミステリ! 高級マンションで次々と起こる怪異。

食い破られた喉、貪られた臓器、啜られた脳。女子高生の児島虹香はラブホテルで無残な死体となって発見された。

名門女子大学の助教授・日下部遼は、埼玉の山間部にある私立高校に招かれた。

同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。

長年行方不明だった義兄の登場。 崩れ始める、平穏だった家族関係。

少女漫画 『青い瞳のジャンヌ』 をこよなく愛する”青い六人会”。

一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。

老人福祉施設のデイサービスセンターに勤める純子は偶然、一生忘れようとしても忘れられない女性の担当になった。

江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

パッチワーク・ガール。そう。

セレブからしか金を獲らない詐欺師・谷川涼一。〝ヒモ歴〟更新中だが喧嘩は負け知らずの松岡捷。

萌子は、かつて夫だった男と待ち合わせをしていた。折り入って相談があるというのだ。

小松左京ファン必読! 選りすぐりの恐怖小説集第2弾。

日本海でクルージング中の大学生・黒枝真也たちが奇妙な死に方をした。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

北海道、井戸無村。そこでは生物農薬として使っていたてんとう虫が異常繁殖を始め、川魚を集団で襲うという怪現象が起きていた。

文化人類学者の日下部遼は、勤務先の英陽女子大の卒業生、桜庭京子に会うために、田代ゆり子とともに福島に出向いた。

お見合いで知った双葉に惹かれる慶太。双葉によって嗜虐性に目覚めた慶太は、出会った日から彼女に陵辱の限りを尽くす。

“日本人の薬膳”という本に関わる文化人類学者・日下部のまわりで起きる連続殺人事件。

第一の殺人現場には、血痕がついたブドウ畑の絵葉書が遺されていた。第二の殺人は、毒入りワインによるものだった。

美貌のナチュラル・ライフ・アーティスト、草間佳奈子が自殺した。

ミドサマー・イヴに起きた第一の殺人。

人間の焼け焦げた骨と肉の塊が、文化人類学者で、英陽女子大助教授の日下部遼のマンションに投げ込まれた。

出産直後に殺された若い女の骸が発見される。

アメリカでFBI研修を終えようとしていた警視庁専属心理分析官・加山知子に至急帰国の命令が届く。