異界

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種別
長編
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あらすじ

2007年06月30日 異界

明治三十六(一九〇三)年春―。那智勝浦で奇怪な少年の姿が目撃される。目撃者の証言によると、少年は鶏や兎を襲い、人語を解せず獣のように吼えながら山の中へ逃げていったという。その後も目撃例が相次ぎ、村人の間には狐憑きの少年とか、神の姿だとかの憶測が流れる。そのさなか、とある病院で乳児が攫われるという事件が発生、博物学者・南方熊楠は弟子と共に事件解決へと乗り出すのだが。神話、狐憑き、山の民―。日本の風土に根づいた神秘を繙きながら明かされていく驚天動地の真相とは…!?横溝正史ミステリ賞作家が新たに挑む本格伝奇ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

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異界の総合評価:

6.00/10点 レビュー 4件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(2pt)

間違い多い

他の方がレビューで
熊楠の生家の間違いについて指摘されてますが
他にもストーリーには支障の無い細部で
たとえば登場人物の移動距離や方言等に
間違いやおかしな部分が目立ちます

この小説の舞台になってる町に住んでたからこの本を手に取ったのに
内容より
住んでたからこそ分かる間違いばかりが気になってしまいました
異界 Amazon書評・レビュー: 異界より
4048737783
No.3
(3pt)

名探偵・南方熊楠

南方熊楠を名探偵役にすえた長編ミステリである。
 ロンドンから帰国して間もなくの、那智や熊野にこもって植物採集に明け暮れていた時代を取り上げている。
 著者の作品を読むのは初めて。植物や昆虫に詳しく、自然や怪異をテーマにすることの多い作家と聞くが、本書でもそうした知識・作風が遺憾なく発揮されていた。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないが、いかにも熊野という動物が使われ、そこに熊楠の「山人論」、西洋の類似の事例が取り入れられ、意外性のある結末につながっていく。
 ただ、意外性はあるものの、ミステリとしてはいまいち。もう少し結末に工夫がほしい。
 また、熊楠については、和歌山の田辺を出身地だと書く(そこは後半生に暮らした土地)など、誤った記述があちこち目に付く。私は熊楠への関心から本書を手に取ったので、かなり気になってしまった。

異界 Amazon書評・レビュー: 異界より
4048737783
No.2
(3pt)

南方熊楠の活躍

 前半の熊楠と太一のやりとりは面白かった。時代が過ぎて太一が師匠となっているのも芸があっていいのではないでしょうか。
 作品の内容だが、横溝正史的世界を描いてはいるが、おどろおどろしさは薄いと感じた。謎解きがないならば人間の業とか恐怖をもっと出して欲しかった。結局、あまり怖くないんだよね。最後のブラウン神父っていうのも、それならばもう少し伏線を凝らしていただきたかったかなと。
異界 Amazon書評・レビュー: 異界より
4048737783
No.1
(4pt)

横溝正史賞出身作家らしい作品!

著者の作品の中で2文字タイトルのものは真面目な作品が多いが、
これもその流れを汲む逸品。「バカミス」を期待している読者には肩透かしかも。
南方熊楠をとりあげてはいるが、作者得意の細かい知識の描写は今回は影を潜め、
古典的な手法やおどろおどろしい雰囲気などから、まさに「横溝正史」的世界。
目新しさはないかもしれないが、誰もが満足ゆく作品だと思う。
異界 Amazon書評・レビュー: 異界より
4048737783

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