悪意の森

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種別
長編
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あらすじ

2009年08月31日 悪意の森〈上〉 (集英社文庫)

うだるような夏のある日。ダブリン郊外の森の中で、少年と少女が忽然と姿を消した。あの日から20年。同じ森の近くの遺跡発掘現場で少女の他殺体が発見される。捜査にあたった刑事のロブとキャシーは、少女の家族が隠し事をしていると感じる。一方、発掘隊の中にも疑わしい言動を取る者がいた。やがて少女の姉がロブに接近し、虐待を匂わす証言をするのだが…。数々の賞に輝く傑作登場。(「BOOK」データベースより)

評判

悪意の森の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク

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悪意の森の総合評価:

5.33/10点 レビュー 12件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12
(5pt)

アイルランドの謎を楽しむ

他の読者とは反対に私はとても面白かったです。結末のはっきりしないのもアイル羅らしいなぞとも思えるし、展開もハリウッド風ではなく文章をあじわいながらよみすすめました。
キャラクターの設定も派手さがなくじんわりした恐怖も織り込まれ、久しぶりに他の作品もよみたい作家でした。
それでもビジュアル感は強く、映画のようにシーンが残っています。
他の作品も読んでみたい。重めの邦訳も正解。
洋書もよみたいと思いました。
サトクリフやケラーマンが好きな方におすすめの作品です。
悪意の森〈下〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪意の森〈下〉 (集英社文庫)より
4087605868
No.11
(5pt)

緻密な心理描写が美しい

あまり評価されていないようですが、私はとても気に入りました。謎解きに期待すると、ちょっとがっかりするかもしれません。
仕事に就いて十年くらいの若い刑事たちが、事件を追いながら変化する仲間同士の関係、被疑者の見方などが、非常に丁寧に書かれていて、とても面白く読めました。ひとりひとりの心情を紐解くように味わっていくというのが、この本の読み方でしょうか。
ストーリー自体も私はいいと思います。20年前の事件と最近起こった事件に関連線がありそうなのに……というすれ違い、ふぅっとフェイドアウトするような終わり方。果てしなく長い夏と、底深く暗い冬のダブリンらしい小説で、北国の雰囲気が要所要所に満ちています。
心理変化の追い方、人物の描き方の目線が、ちょっとスティーブンキングに似ていて、「これ、絶対、彼のお気に入りの小説だろう」と思っていたら、案の定、ツイッタ―で薦めていました。ミステリファンというより、「渋く落ち着き目のスティーブンキングっぽい小説(最近、彼はミステリーを書いていますが)を読みたいな!」と思う方に、ぜひ手に取ってほしいと思います。
リンクが掲載されるかどうか、わかりませんが、以下がスティーブンキングのツイッタ―の該当箇所です。ご参考まで。
https://twitter.com/stephenking/status/448947470975111168
悪意の森〈上〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪意の森〈上〉 (集英社文庫)より
408760585X
No.10
(1pt)

珍しい主人公

帯に書かれたたくさんの受賞歴を見て買ってしまいました…。上下巻で800ページとボリュームありますが、400ページぐらいいらないです。

主人公は世間に秘密にしてる暗い過去があり、最初はダメ刑事でも、事件の解決とともに成長するんだろうと期待してましたが…終わりに近づくにつれダメ度アップ。

全然、感情移入も同情も応援も出来ない主人公って珍しい。魅了ゼロです。よって作品自体もつまらなかった。
悪意の森〈下〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪意の森〈下〉 (集英社文庫)より
4087605868
No.9
(1pt)

極めて読後感は悪いです

上巻に比べると動きが出てきて、比較的楽に読むことができるが、いかんせん結末が後味悪すぎ。

主人公の過去の事件は未解決のままで釈然としないし、現在の事件についても犯人像が主人公を通じて描かれているだけなので、一元的でまるで説得力がない。ああそうなのという感じ。
キャシーの付け焼刃的なプロファイリングで犯人が罠にかかる部分も、なんかそれって都合良すぎないと失笑もの。

事件そのものは主人公の過去の部分をそぎ落としてしまえば、ありがちで単純な事件。(動機は複雑ですが。)
主人公がこういう過去を持たない普通の警察官で、現在の事件だけを丁寧に積み上げていくという手法をとった方が、事件そのものは奥深くなった気がするし、説得力がある気がする。

最後主人公が壊れなかったのが唯一の救いでしょうか。

新作が出ているようですが、この作家はもうこりごりです。
悪意の森〈下〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪意の森〈下〉 (集英社文庫)より
4087605868
No.8
(1pt)

犯罪事件に絡む心理小説という感じ

内容紹介を読む分には非常に魅力的な謎かけで、数々の賞を受賞したとのことで期待していたが、上巻については正直全く面白くない。

主人公の過去の事件についての回想、現在の主人公とそれを取り巻く人々の描写が延々と続き、事件そのものは殆ど進展していかない。
純文学と考えればこういう書き方もあると思うが、推理小説ととらえると動きがないのでただいらつく。

主人公達の事件への取り組み方もプロフェッショナルとは程遠く、未熟な少年探偵団レベル。
こんな捜査官いるの?と首をかしげることしきり。
事件そのものより、壊れていく人間の心理を描いて見せたいのではと思ってしまった。

途中中断しても続きを読む気が全く起きず、上巻だけでも読むのに1カ月もかかってしまった。
悪意の森〈上〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪意の森〈上〉 (集英社文庫)より
408760585X

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