偽りの館 叔母殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

2007年09月14日 叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫)

煉瓦造りの洋館で起きた驚くべき殺人事件。屋敷には底意地の悪い実業家の女主人とその甥が住んでいた。叔母の財産を狙う甥の殺人計画はいかに練られていったのか。その手記を入手するため、取材者の“私”は屋敷に住み込み、事件を追体験していく―そして明かされる衝撃の真相!!名手の叙述ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

偽りの館 叔母殺人事件の評価:

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偽りの館 叔母殺人事件の総合評価:

7.00/10点 レビュー 6件。

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No.6
(2pt)

知識がいい加減

著者は相変わらず親族・相続に関する法知識がいい加減であることを認識させられた。
もしかして著者は,甥や姪が法定相続人の資格を持ち,更に遺留分も持っていると誤解してるのではないか?
遺留分は被相続人の配偶者,親,子のみが持つものであって,法定相続人であっても兄弟姉妹には遺留分はないし,ましてや法定相続人ですらない甥姪に遺留分があるわけがないのである。
たしかに,被相続人が甥のために遺言書を作成しようと考えている場面もあるが,それとて,本書全体を通して読めば,甥が法定相続人であることを前提とした記述であるとしか思えないのである。
以上のことは,少し専門書を調べるなどすれば簡単に分かることなのに,それすらしないで相続をメインテーマに据えた話を書こうという姿勢には首を傾げざるを得ない。
偽りの館 ――叔母殺人事件 Amazon書評・レビュー: 偽りの館 ――叔母殺人事件より
4062125994
No.5
(2pt)

知識がいい加減

著者は相変わらず親族・相続に関する法知識がいい加減であることを認識させられた。
もしかして著者は,甥や姪が法定相続人の資格を持ち,更に遺留分も持っていると誤解してるのではないか?
遺留分は被相続人の配偶者,親,子のみが持つものであって,法定相続人であっても兄弟姉妹には遺留分はないし,ましてや法定相続人ですらない甥姪に遺留分があるわけがないのである。
たしかに,被相続人が甥のために遺言書を作成しようと考えている場面もあるが,それとて,本書全体を通して読めば,甥が法定相続人であることを前提とした記述であるとしか思えないのである。
以上のことは,少し専門書を調べるなどすれば簡単に分かることなのに,それすらしないで相続をメインテーマに据えた話を書こうという姿勢には首を傾げざるを得ない。
叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫)より
4062758296
No.4
(3pt)

「叔母」と「伯母」

叙述トリックの名手、折原氏がR.ハルの名作「伯母殺人事件」に挑んだ作品。倒述ものの傑作に挑むからには、さぞかし驚愕の仕掛けが用意されていると思ったのだが、期待を大きく裏切られた。

冒頭で対象の「叔母」が三姉妹の末っ子だと書いてある時点で、「こりゃ、ダメだ」と思った。3人の母親と3人の子供。ルポライター風の男が事件が起こった屋敷に無断で入り込んでも誰も咎めない点と、「叔母」と「伯母」の意味の違いを重ね合わせて考えると、物語の構図は明瞭に浮かび上がって来る。物語における6人のピースも構図に嵌り過ぎている。叙述トリックの名手の名が泣く出来。また、異常心理の「甥」が書く、折原氏が得意とするゴシック体の日記も迫力・緊迫性に欠ける。更に、ハルの「甥」の描写にはグロテスクな笑いがあったのに比べ、本作はユーモア味を欠き、かと言ってサスペンス性が強い訳でもない。本筋とは関係ないのだが、「赤城おろし」と言う言葉を使用している以上、前橋市か高崎市を想定しているのであろうが、その周辺を"田舎"と決め付けるのは、その地方の方に失礼であろう。特に、隣県出身の折原氏としては。

古典に挑んだ割には空振りに終ってしまった残念な作品。しかし、その心意気を買って星3つ。
偽りの館 ――叔母殺人事件 Amazon書評・レビュー: 偽りの館 ――叔母殺人事件より
4062125994
No.3
(3pt)

「叔母」と「伯母」

叙述トリックの名手、折原氏がR.ハルの名作「伯母殺人事件」に挑んだ作品。倒述ものの傑作に挑むからには、さぞかし驚愕の仕掛けが用意されていると思ったのだが、期待を大きく裏切られた。

冒頭で対象の「叔母」が三姉妹の末っ子だと書いてある時点で、「こりゃ、ダメだ」と思った。3人の母親と3人の子供。ルポライター風の男が事件が起こった屋敷に無断で入り込んでも誰も咎めない点と、「叔母」と「伯母」の意味の違いを重ね合わせて考えると、物語の構図は明瞭に浮かび上がって来る。物語における6人のピースも構図に嵌り過ぎている。叙述トリックの名手の名が泣く出来。また、異常心理の「甥」が書く、折原氏が得意とするゴシック体の日記も迫力・緊迫性に欠ける。更に、ハルの「甥」の描写にはグロテスクな笑いがあったのに比べ、本作はユーモア味を欠き、かと言ってサスペンス性が強い訳でもない。本筋とは関係ないのだが、「赤城おろし」と言う言葉を使用している以上、前橋市か高崎市を想定しているのであろうが、その周辺を"田舎"と決め付けるのは、その地方の方に失礼であろう。特に、隣県出身の折原氏としては。

古典に挑んだ割には空振りに終ってしまった残念な作品。しかし、その心意気を買って星3つ。
叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫)より
4062758296
No.2
(3pt)

今回は少し予想できた

今は推理小説はもうほとんど読まなくなったが、折原一の作品は欠かさず読むようにしている。今回も折原一の十八番である、「叙述トリック」なのだが、いつも騙されるので、今回こそ騙されないぞと思いながら読んだが、今回は半分くらいは予想できたので、作品はまあまあの出来でした。ただ、自分の読解力が悪いせいかどうか分からないけど、最後のエピローグと、最初のプロローグが、どうつながるのかよく分からなかった。最後まで読んでみて、もう一度読み返してみても、腑に落ちない点があるのが少し残念だった。
偽りの館 ――叔母殺人事件 Amazon書評・レビュー: 偽りの館 ――叔母殺人事件より
4062125994

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