長崎異人館の死線 上野着6時25分の壁
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
長崎異人館の死線 上野着6時25分の壁の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
弁護士 高林鮎子26 『雲仙長崎旅路の果て』ではアリバイ工作が巧妙でしたね。 高林 鮎子 眞野あずさ 原 作 津村 秀介 竹森 慎平 橋爪 功 (『長崎異人館の死線』カッパノベルス刊より) 草鹿達之介 丹波 哲郎 脚 本 小木曽豊斗 山崎 雅雄 篠田 三郎 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
解説を記した推理小説研究家の山前譲氏によると本書は死線シリーズの第1作にあたるそうです。本作は、従来以上にトラベル・ミステリーの雰囲気が漂い、旅の余韻も楽しめる趣向になっていました。『長崎異人館の死線』というタイトルはその通りです。推理小説ですのでネタバレにならないように書きますが、上手くつけています。「上野着6時26分の壁」という副題も本作品のポイントですから、違和感はありません。推理小説のレビューというのは、記載内容が非常に制限されていますので、読んだ後のお楽しみ、といった感じで受け取ってください。 今回もまたルポライター・浦上伸介のアリバイ崩しがメインになります。複雑な人間関係が少しずつ解きほぐされていきますので、最後まで飽きずに読める小説です。アシスタントの前野美保は、従来以上に重要な役割を果たしていますので、作品に華やかさが加わったようです。作者・津村秀介の分身のような浦上伸介は実によくお酒を飲みます。その飲んだくれぶりと鋭い推理の取り合わせが魅力なのでしょうか。浦上伸介の大学の先輩である毎朝日報横浜支局の谷田実憲との協力体制も、いつもながら見事な連携プレイが繰り広げられます。 長崎のある有名な観光地を上手く舞台に取り入れて展開していました。情景やホテルの雰囲気など旅情を誘う設定です。トラベル・ミステリーですが、登場人物の背景も深く描けていますので、底の浅さは感じられません。読みやすくて、難しい展開ではありませんので、読後感も満足のいくものだと思います。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|