麿の酩酊事件簿 花に舞



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    4.00pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 8件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2003年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,762回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数3

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    麿の酩酊事件簿〈花に舞〉 (講談社文庫)

    2006年07月12日 麿の酩酊事件簿〈花に舞〉 (講談社文庫)

    名門・勧修寺家の十七代目当主にしてベンチャー企業のオーナー、文麿。三十一歳・独身貴族の彼は、理不尽な家訓に適う素敵な花嫁を募集中!しかし彼の前に現れる美女たちは、なぜかトラブルメーカーばかり。彼女たちが巻き込まれた事件を、酔うほどに冴える酩酊推理で解決する文麿だが、結婚への道は遙か遠く。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    麿の酩酊事件簿 花に舞の総合評価:8.00/10点レビュー 8件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.8:
    (5pt)

    満足!

    対応早く、説明どおりの商品でした。
    麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)より
    4061823280
    No.7:
    (4pt)

    「漫画原作→漫画化→さらに小説化」をたどる面白さ

    花嫁を捜そうとする名家の子息、のんびりした文麿が、祖母の家訓どおり、一芸に秀でた女性を自力で見つけて落とそうとするのが各話の趣向です。ピアノの世界、茶道の世界、バーテンダーの世界、ビリヤードの世界、それぞれプロになろうとする魅力的な女性に出会いますが、彼女が殺人事件に巻き込まれたり、過去の事件を背負っていたりします。お酒を飲みながら彼女と話をしているうちに、突然別の人格があらわれ、明快に謎を解いてしまう、というフォーミュラパターンでの連作です。

    ところで巻末に、この本は講談社刊の「『麿の酩酊事件簿』を、原作者・高田紫蘭の許可を得て、高田崇史が大幅に加筆したもの」とあります。このコミックは作画が望月玲子、もしかして原作者、高田紫蘭とは高田崇史本人ではないかと思いました(あるいは近い存在?)。そうなら、自分で漫画のために原作を書いたものの、コミックという絵では表現できず、小説でしか表現できない「ミステリ」ならではの面を生かすべく、再度、小説にしたのだと思います。

     それを検証しようと、コミックも取り寄せて読んでみました。
     なるほど、コミックでは描きにくい部分があります。叙述ミステリ的な部分です。文章であるからこそ、読者をミスリードできるのに、絵で見せたら成立しない謎。
     著者が改めて小説化(絵から落とすノベライズではなく、同じアイデアを小説として、より精緻に書き直した)意味がよくわかり、その点でいろいろ面白く、考えさせられました。

     謎自体ですが、どれもその芸道の蘊蓄に踏み込んだ解決がなされる点は、さすがQEDの高田崇史です。
     ピアノの謎ときはちょっと疑問(声楽家ならアリでしょうが)、と思いましたが、茶道、ビリヤードなどは納得のゆくもので、その世界をのぞく楽しみも味わえます。

     あの重厚な作風の高田崇史が、普通の経緯でミステリシリーズとして書きおろしたのでしたら、少しイージーかなというところですが、漫画を経たという成立事情を踏まえて読むと、ミステリへの著者のこだわりがはっきり見え、興味深いです。
     小説では書けない漫画ならではのオリジナル性をもったミステリ、というものが成立しうるのか? ミステリ小説とはつまるところ「叙述」なのではないか、などミステリについての思索を誘います。

     なおコミックのキャラクターたちの雰囲気と、この小説のそれは微妙に違い、麿の存在感はコミックのほうに、女性たちのそれは小説のほうにあったと思います。そんなことも含めて面白い体験をさせてもらいました。
    麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)より
    4061823280
    No.6:
    (3pt)

    マンガ的でお気軽に

    よい意味でワンパターンな作品です.

    連作短編集なのですが,どれもお決まりの流れになっていて,
    派手なやり取りなどもないため,安心して読むことができます.

    また,コミックが原作のせいか雰囲気もマンガ的のようで,
    名探偵に目ざめる主人公の豹変ぶりや,会話などはまさにそれ.
    特別にコミカルなわけでありませんが,イメージがわきやすいです.

    事件は茶道や音楽など,ややなじみの薄い世界が舞台になっているものの,
    会話を中心に解決がされていくため,むずかしいという印象はありません.

    お決まりのパターンに,まさにマンガのような設定や登場人物.
    短編ならではの読みやすさもあわせて,お気軽な1冊かと思います.
    麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)より
    4061823280
    No.5:
    (4pt)

    推理がマニアック

    氏のタタルシリーズが好きなので購入してみました。読後のあとがきで知ったのですが、これは漫画の原作らしいです。短編集なのですが、推理のポイントがなかなかマニアックで謎解きが難しく、解答を読んでからほ~、なるほどてな感じです。主人公の文麿は酒を飲むと記憶がなくなるほどヘロヘロになり、舌もろくに回らないがすばらしい推理力を発揮する。このヘロヘロからの変身が笑えます。彼は超金持ちで日中からブラブラしながら(うらやまし)嫁探し、周りには口うるさいおばあさま・とぼけた老執事等、なかなか面白いです。まだまだ事件が起こりそうな終わり方だったので次巻が楽しみです。できれば、長編で読みたいので星四つです。有閑青年の嫁探し全国行脚放浪記なんて高田先生、ち?うでしょうか。
    麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス)より
    4061823280
    No.4:
    (4pt)

    推理がマニアック

    氏のタタルシリーズが好きなので購入してみました。
    読後のあとがきで知ったのですが、これは漫画の原作らしいです。
    短編集なのですが、推理のポイントがなかなかマニアックで謎解きが難しく、解答を読んでから〝ほ~、なるほど〟てな感じです。
    主人公の文麿は酒を飲むと記憶がなくなるほどヘロヘロになり、舌もろくに回らないがすばらしい推理力を発揮する。このヘロヘロからの変身が笑えます。彼は超金持ちで日中からブラブラしながら(うらやまし)嫁探し、周りには口うるさいおばあさま・とぼけた老執事等、なかなか面白いです。
    まだまだ事件が起こりそうな終わり方だったので次巻が楽しみです。
    できれば、長編で読みたいので星四つです。
    有閑青年の嫁探し全国行脚放浪記なんて高田先生、!どうでしょうか。
    麿の酩酊事件簿〈花に舞〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麿の酩酊事件簿〈花に舞〉 (講談社文庫)より
    406275455X



    その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク