カミガカリ 不自然言語処理殺人事件



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    初公開日(参考)2024年06月
    分類

    長編小説

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    カミガカリ 不自然言語処理殺人事件

    2024年06月06日 カミガカリ 不自然言語処理殺人事件

    その神は、犯人だけを言い当てる 「犯人の名前は羽柴理沙。年齢は二十三歳。職業は――」 全国の殺人事件・行方不明者などのビッグデータを“喰らい”、未解決殺人事件の犯人の名前を告げる神・シラツカサナギ。 一見便利に見えるサナギだが、大きな欠点があった。犯行の“過程”がわからないのだ。そのため神が告げた穴だらけのヒントをもとに、欠けてしまった真実のピースを補い容疑者の有罪を立証する「カミガカリ」と呼ばれる者たちが秘密裏に組織され――。 デジタルデータで繋がれた、神と人との二人三脚での探偵行為。第1回「AIのべりすと文学賞」小学館賞受賞作。神がフーダニットを、人間がハウダニットを担当する新感覚ミステリー!(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (2pt)

    読む側に踏み入るすき間がない

    ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

    生成AIに犯人像を出力させ,そこに著者が筆を加え,できあがった作品とのことで,
    犯人の名だけを告げる神さまと,そこへの証拠や道筋を探し,捕まえるという設定が,
    AIと神さま,著者と追う青年というかたちで,同じになっているのが見どころのひとつ.

    ただ,その執筆手法は興味深く,犯人が先に来る構造も面白いとは思ったのですが,
    読む側に踏み入るすき間がない印象で,ずっと動き,喋り,あっさりとなる幕引きは,
    用意された台本を演じ,進められる芝居のようで,こちらは傍観者へとなっていきます.
    そのため,動機をはじめ,事件や犯人に魅力を感じられず,何かが残るまではありません.

    また,目の前の状況から,綻びを見つけ出すのが,ミステリの楽しみのひとつとはいえ,
    間違い探しをさせられている感覚に陥り,目が滑ってくることが多かったように思います.

    このほか,先を意識させる書き方をしながら,結局,大したことが起きない様子には,
    続刊への含みがあるにしても,いささかやり過ぎに見え,うんざりとしてしまいました.
    カミガカリ 不自然言語処理殺人事件Amazon書評・レビュー:カミガカリ 不自然言語処理殺人事件より
    4094073620
    No.1:
    (2pt)

    小説に期待し過ぎてはいけない

    面白いかと言われれば、それなりには面白かった。
    けれど、どこかあらすじを読ませてもらっているような、
    端的な文章のようにも思えた。

    私個人の感想としては、この作品は
    読者の想像や感受性に頼る部分が多かった作品だと思う。
    本を読み慣れている人や設定を想像で埋められる人、
    ストーリーだけを文章から追いたい人以外には
    あまり勧められない。

    作家の読者への届けようというものが設定以上には
    あまり感じられず、私自身の読解力不足なのかもしれない。

    別に悪いことではないし、ものすごくつまらないわけでもない。

    ただ、自分の中で何かが残る本であったかと言われれば、
    設定だけで、これといって残ることも心が揺らされることもなく、
    ぺらぺらとページをめくった時間と、
    web小説と同様のその場の楽しみのような時間を過ごしただけで、
    お金を払って時間を使って、読むべきと言える点がなかった。

    小説というものが設定とあらすじだけで評価されるわけではないと
    いうことを改めて教えてもらった気がする。
    カミガカリ 不自然言語処理殺人事件Amazon書評・レビュー:カミガカリ 不自然言語処理殺人事件より
    4094073620



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