カミガカリ 不自然言語処理殺人事件
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 生成AIに犯人像を出力させ,そこに著者が筆を加え,できあがった作品とのことで, 犯人の名だけを告げる神さまと,そこへの証拠や道筋を探し,捕まえるという設定が, AIと神さま,著者と追う青年というかたちで,同じになっているのが見どころのひとつ. ただ,その執筆手法は興味深く,犯人が先に来る構造も面白いとは思ったのですが, 読む側に踏み入るすき間がない印象で,ずっと動き,喋り,あっさりとなる幕引きは, 用意された台本を演じ,進められる芝居のようで,こちらは傍観者へとなっていきます. そのため,動機をはじめ,事件や犯人に魅力を感じられず,何かが残るまではありません. また,目の前の状況から,綻びを見つけ出すのが,ミステリの楽しみのひとつとはいえ, 間違い探しをさせられている感覚に陥り,目が滑ってくることが多かったように思います. このほか,先を意識させる書き方をしながら,結局,大したことが起きない様子には, 続刊への含みがあるにしても,いささかやり過ぎに見え,うんざりとしてしまいました. | ||||
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面白いかと言われれば、それなりには面白かった。 けれど、どこかあらすじを読ませてもらっているような、 端的な文章のようにも思えた。 私個人の感想としては、この作品は 読者の想像や感受性に頼る部分が多かった作品だと思う。 本を読み慣れている人や設定を想像で埋められる人、 ストーリーだけを文章から追いたい人以外には あまり勧められない。 作家の読者への届けようというものが設定以上には あまり感じられず、私自身の読解力不足なのかもしれない。 別に悪いことではないし、ものすごくつまらないわけでもない。 ただ、自分の中で何かが残る本であったかと言われれば、 設定だけで、これといって残ることも心が揺らされることもなく、 ぺらぺらとページをめくった時間と、 web小説と同様のその場の楽しみのような時間を過ごしただけで、 お金を払って時間を使って、読むべきと言える点がなかった。 小説というものが設定とあらすじだけで評価されるわけではないと いうことを改めて教えてもらった気がする。 | ||||
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