アンエンド 確定死刑囚捜査班
- 警察小説 (526)
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三本の中編がラストで一つにつながるという、連作長編スタイル。 カタカナタイトルの上に「AN END」と英語で表記されているが、もう一つ、打ち消しの意味の「UN」も含まれているのではないか。 事件は終わらないのだ、と。 カタカナ表記ならどちらともとれるし、そう考えれば冒頭の一行とも呼応し、さらに小説全体をも象徴する。秀逸なタイトルだと思う。 実際そういう含意があるのかは不明なので、勝手にそう解釈してるわけですが。 全体として手堅くまとめられた一冊だが、弱点も。 コングロマリットヒーローの捜査班メンバーのキャラと会話が軽佻浮薄で、確定死刑囚達が起こした陰惨な事件の洗い直しというヘヴィな題材と、ちょっと乖離が激しい。 不謹慎ですらあるような台詞も。 会話と地の文で、別の小説を読んでるような錯覚に陥った。 再捜査の過程から新たに浮上するグロテスクな真相と、最後の一編での、前二編とのリンクのプロセス はかなり巧みなので、これで各キャラがもっと大人の、抑制の効いたプロフェッショナルとして描写がなされていたら、斬新なテーマの警察小説として、グッと締まったクールな読み心地になっていたはず。 そこが個人的にはちょっと惜しい。 キャラと会話の「軽み」を、読みやすいとするかリアリティがないとするかで、評価が割れそう。 せめてリーダーである班長の小津ぐらいは、年齢相応・場数相応の落ち着きがほしかった。 ところでその小津、冒頭の人物紹介は「警視」と書かれているのに、香月は「警部」と呼んでいる。 間違ってるのはどっち? | ||||
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小説を久しぶりに読みましたが、「小説ってこうだった!」っと読んだ後の久しぶりの気持ちに浸っております。帯に書いてある通りに、読んだ後ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、とても考えさせられます。これが小説の醍醐味だと思います。 もちろん小説の流れとしてとてもテンポがいいので、読み始めるとグイグイ引き込まれて、読む手が止められません。登場人物もとても素敵です。泣いたりクスッと笑ったりさせてもらいました。是非映像化されたものも見てみたいと思いました。 | ||||
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木崎ちあき先生ならではの、序盤から中盤にかけての要素が終盤に全て生かされていくところが引き込まれます。テーマは重く抵抗がある方もいると思いますが、キャラクターがコミカルで愛らしい優しい一面もあり時に楽しく、時に作品中で起こることに向きあいながら熟読できました。評価がもっとあっていいと思いますし、アニメ化や映画などでも見てみたいです。 | ||||
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