ランプリイ家の殺人
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あらすじ
心はいつも朗らかながら経済観念まるでなしのランプリイ家は、何度目かの深刻な財政危機に瀕していた。頼みは裕福な親戚の侯爵ゲイブリエル伯父だけ。ところがこの侯爵、一家とは正反対の吝嗇で狷介な人物、その奥方は黒魔術に夢中のこれまた一癖ある女性。援助を求めた一家の楽観的希望もむなしく、交渉は決裂、侯爵はフラットをあとにした。ところが数分後、エレベーターの中で侯爵は、眼を金串でえぐられた無惨な死体となって発見された。わずかな空白の時間に犯行が可能だったのは誰か?はたしてこの愛すべき一家の中に冷酷非情な殺人者がいるのだろうか―?魅力的な英国貴族の人物造型と流麗な情景描写、巧みなトリックが融合したマーシュの代表作。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ランプリイ家の殺人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
ランプリイ家の殺人の総合評価:
9.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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黄金時代を支えた作家なれど、イマイチ評価が低かったナイオ・マーシュの代表作とのことで大いに期待して読んだ所、推理小説としてはまずまずという感じでしたが、この時代の貴族の余裕溢れる雰囲気が面白い風俗喜劇として楽しめました。
この作品を海外ミステリ100選に選んだキーティングも文章が巧く、特に登場人物たちの言動や行動に焦点を当てた書き方で100選に選んだとの事で、本書をよむに当たっては、ミステリとしての面白さもさることながら、貴族の登場人物たちの振舞いや所作を読み処として読んだ方が楽しめるのではないかと思いました。
ただ、タイトルが保守的に思えて頂けませんでした。世界探偵小説全集という全集に入っている作品に「~殺人」とは少し芸がない気がしました。「八つ目鰻の食べ過ぎ」という風にも訳せるとのことで、そういう風なタイトルにして頂きたかったです。
黄金期の本格ミステリの佳作。機会があったらどうぞ。