短編ミステリの二百年4
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評判
短編ミステリの二百年4の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
短編ミステリの二百年4の総合評価:
8.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ただ、本巻については、集められた短編自体は、ミステリ・ファンとしての私としては、ミステリ「らしさ」が不足している気がして、「驚き」に乏しく、あまり感興を覚えなかった。マッギヴァーン「高速道路の殺人者」は(ちょっと長いが)サスペンス溢れた佳作だし、スレッサーの「正義の人」も余韻があってよいが、あとは後味の悪いものが多く、あまり好きになれなかった。特に、シャーリー・ジャクスンの「家じゅうが流感にかかった夜」は読むのに苦痛を覚え、これはどう考えてもミステリじゃないだろう。なぜ選んだのか??あと、リチャード・マシスンの「獲物」も、小説としての感興というよりホラー映画にした方が良い感じ(やはり「ある日どこかで」の作者らしい、映像感覚が長所)。ターナーの「争いの夜」もたしかにリアルだが、ミステリとしては、だから何?という印象。
本書については、通常長すぎると思われる小森氏の評論(というより、感想的な読み物だが)の方が、ときどき意見に賛同しかねるものの、読み物としては面白かった。本書については、評論のページ数が多くて良かったと思う。評価としては、(小説部分:星2つ+評論部分:星3つ)で、平均して星3つという感じ。