ゴッホの犬と耳とひまわり
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とにかく登場人物の会話がとてつもなく長い。しかも独特の文章で改行をしない、というストイックな表現が続きます。何度も「あの~要点だけを。」と思いました。絵本の童話、キノコと菌糸、紙とインク、印刷や古書、当時の作家と画家などリビングの会話がほとんどで行ったり来たりします。 しかも謎解きはゴッホの署名が真実なのから大きく離れていきます。余白のフランス語が訳されることは最後までなされず、拾った犬にゴッホと名づける、という不思議な展開です。 謎というほどの謎でもなく限られた家族の歴史を都合よく「知り合い」「そのまた知り合い」「親類」という縁者に落とし込み、しかもフィールドワーク、取材もなく賢者たちの会話のみで関係性に納得するという稀有の小説でした。 原田マハのエンタメ系美術小説群とはまったく異次元の方向性を持つこれぞ純文学でありました。 | ||||
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