無明: 警視庁強行犯係・樋口顕

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種別
長編
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あらすじ

2022年03月16日 無明 警視庁強行犯係・樋口顕

東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の警視庁千住署が自殺と断定したが、遺族は納得していない。高校生は生前旅行を計画しており、遺体の首筋には引っかき傷があったという。両親が司法解剖を求めたものの千住署の刑事に断られ、恫喝までされていた。本部捜査一課の樋口は別働で調べ始める。しかし、我々の捜査にケチをつけるのかと千住署からは猛反発を受け、本部の理事官には「手を引け」と激しく叱責されてしまう。特別な才能はなく、プライドもないが、上司や部下、そして家族を尊重する――。等身大の男が主人公の人気シリーズ最新作。(「BOOK」データベースより)

評判

無明: 警視庁強行犯係・樋口顕の評価:

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無明: 警視庁強行犯係・樋口顕の総合評価:

8.81/10点 レビュー 27件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.27
(4pt)

読んだなかではこのシリーズで一番面白い。

シリーズの順を間違えて7作目を先に読んでしまう。警視庁捜査一課の刑事である主人公は、あるきっかけから足立署が自殺とした事件を改めて調査する。だが、それは足立署の強い反発を受け、上司からも厳しく咎められる。
 つまりは「正義の味方」たらんとする主人公が警察内部の壁にぶつかり…という話だから、ありきたりと言えばありきたりなのだが、今まで読んだこのシリーズの中では最も面白かった。主人公が、くじけそうになったり迷ったりしながら踏みとどまるあたりがよい。組むことになった部下の藤本刑事(女性)があまり活躍しないのがちょっと残念。
無明 警視庁強行犯係・樋口顕 Amazon書評・レビュー: 無明 警視庁強行犯係・樋口顕より
4344039319
No.26
(5pt)

主人公の人柄が、事件解決を導く面白さを堪能できます

警視庁刑事一課(殺人案件の強行班)の樋口係長が主人公。
面白いな~と思うのは、彼の自問自答。
タフで時には反社顔負けの警察内の現場の猛者とは肌合いが違う主人公ですが、
彼とその同僚、部下、上司の関係が物語が進むうちに進化していくのが、見てて爽快です。

結局、人を動かすのは、最後はその人の人間性。
そして、それは本人が糊塗しても顕れてしまう、その人間の生き方だったりするのだと思います。

事件は、女子高生の全裸扼殺死体が奥多摩の雑木林で無造作に遺棄されていたところからはじまり、
地道な聞き込み、刑事の勘、Nデータなど最新技術、そして容疑者への尋問などから解決にいたるのですが、
犯人もなかなかのもので、それも意外性のある犯人であることが読者の好奇心を刺激し続けます。

やはりこういう面白味を作るのが今野さんはうまい。
そして、樋口さんのキャラが何度も繰り広げられる自問自答から、
読者にはしっかりイメージできるので、安定して読み進められます。

この、推理小説の醍醐味である「意外性」「物語の進行に沿った変化」と、
「主人公の性格」「主人公の置かれた社会的位置」という不動で安定したものの対比があるからこそ、
読者は作品世界に夢中になるのでしょう。

実際、私は電車の中で没頭して読んでいて、車内に忘れ物をしてしまいました(見つかったですが(笑))。
無明 警視庁強行犯係・樋口顕 Amazon書評・レビュー: 無明 警視庁強行犯係・樋口顕より
4344039319
No.25
(5pt)

普通や理想を実現するのが当たり前と考える主人公が直面する組織の壁を柔の技で突き崩す、心理描写も良い

現在、作者のなかでは安積班シリーズが一番人気があるのだろうけれど一番面白いのは樋口係長のシリーズだと思う。
作者の警察官の主人公はほぼみなが普通の感覚を持ち、国民を守るという理想を本気で信じて実行する、その中で主人公の揺れ動く感情の描写が作者はとてもうまい。特に樋口顕の表現は巧みで一番面白い、それは樋口が本人の希望に沿うか否か関係なくノンキャリでありながらすでにそれなりの地位にいて、階級社会でどう生きていくかをより生々しく描いてくれるからだろうと思う。
 今回、主人公は階級社会でかなりのピンチを迎えて無力感にさいなまれることとなる。だがある人の言葉から彼は徐々に進むべき道を再認識して奮起する。そこからはありきたりだけれど、彼の人柄からくる大逆転劇が爽快だ。
 シリーズをもっと読み進めたいができれば樋口班の面々についてより深く掘り下げて欲しい。
無明 警視庁強行犯係・樋口顕 Amazon書評・レビュー: 無明 警視庁強行犯係・樋口顕より
4344039319
No.24
(5pt)

家庭ドラマの匂いがする警察小説

人間味があふれたー警察小説。家庭ドラマを見るようなほのぼのさと、真実への厳しさが同居している秀作。
無明 警視庁強行犯係・樋口顕 Amazon書評・レビュー: 無明 警視庁強行犯係・樋口顕より
4344039319
No.23
(5pt)

刑事もんのチャンピョン

今野さんの作品は、大好きで半分ぐらい読んでます。 今回は、女子高生に利用されるという結構よめたパターンでした

でも、二日で読んでしまうぐらい引き込まれます。
無明 警視庁強行犯係・樋口顕 Amazon書評・レビュー: 無明 警視庁強行犯係・樋口顕より
4344039319

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