さもなくば黙れ

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種別
長編
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あらすじ

2021年12月20日 さもなくば黙れ

何よりもおそろしいのは、普通の人々だ!コロナ禍から10年が経過した日本の社会--。バイザーを利用した相互監視システムが構築され、どんな理由であれ、適合できない人々は「アンプラ」と呼ばれた。不適合の人々は〝静山泊〟に集まるが、地域住民による排斥運動に悩まされる。彼ら・彼女らの行く場所はあるのか?人間の馴致しやすさと排斥への欲望を描いた書き下ろし小説。(「BOOK」データベースより)

評判

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No.1
(3pt)

共通言語という幻想

タイトルの良さに惹かれて手に取った。作中ではバイザーと呼ばれる、思考を可視化する装置が登場する。これは他者との言語感覚の不一致を具体化させるアイテムとして使われている。日常的に言葉の噛み合わない相手に対して、私たちは「聞き流す」「はぐらかす」という回避方法を持っている。だが、到底受け入れられない意見に対してすべて言語化した返答を求められるとしたら?これはバベルの塔の寓話の逆ではないか。双方向に強制的に繋がれてしまった言語コミュニケーションは人間関係を良い方向だけに導くとは思えない。猫は猫の言葉でしか返事をしないから、永遠に愛くるしいのに。
さもなくば黙れ Amazon書評・レビュー: さもなくば黙れより
4846021173

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