ボーダーライト
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読まなきゃよかった。 | ||||
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結局どんなピンチが訪れても、オズヌが命令すれば解決します。暴走族であろうが警官であろうが、オズヌが名を尋ね「去ね」と言えばおとなしくお帰りになるのです。ラスボスも例外ではありません。こんな小説が面白いはずがあろうか、いやあるまい。 もっとも前日譚として「我が名はオズヌ」があるらしいので、そちらを先に読まないといけなかったのかもしれません。とりあえずそれも読んでみようかな、という程度の興味はわきました。 | ||||
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話のテンポが良く、楽しめました。 前作を読んでから本作を読んだ方がわかりやすいです。 | ||||
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けっこう作品は読んでます。『わが名はオズヌ』も以前に読みました。どれも面白く、もっともっと作品を生み出して欲しいと思ってます。 | ||||
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冒頭の係長の独り言?を受けて、巡査の若者が答える。巡査は相棒の巡査部長の方を見るが、巡査部長はまるで係長の言葉を無視しているように見える・・・・・ あれ?この巡査は、恙なく過ごすことをモットーとしている奴だったっけ?巡査部長は上司に反抗的な態度を取りつつも、きっちりと仕事をするタイプの奴だっけ? 今野氏は警察モノのシリーズが多々有るので、安積シリーズの様に個々のキャラクタが立っているシリーズ以外だと、以外と覚えていないものだ。 そして直ぐに巡査部長から「ハマの用心棒」の科白が出てきて、巡査部長は「ハマの用心棒」に会いに行く。面会後に巡査部長の携帯に電話が入り、賀茂晶が会いたいという。 最初のわずか30頁ぐらいで、これだけのキャラクタが登場すれば、今野敏ファンなら一気に物語に惹き込まれるだろう。 自分は最初、今野氏の三つのシリーズの主要キャラクタが登場するスターシステム的な物語かと思ったが、冒頭に書いた巡査と巡査部長は、最後に書いた賀茂晶のシリーズに登場する二人だった。 つまり、本書は21年前に上梓された「わがなはオズヌ」の二作目。そこに横浜みなとみらい署シリーズの二人がスポット参戦する形。 しかし面白かったのはそこまでだった。 本書の大筋としては、神奈川県内で少年の街頭犯罪が急増している中、不良界のカリスマとでもいうべき「わがなはオズヌ」の登場人物が勾留される。神奈川県内での少年による街頭犯罪急増の原因として、神奈川県内の少年少女に絶大な人気を誇るバンド「スカG」が関係しているのでは?と読んだ二人は、スカGのボーカルのミサキに会う事を試みる。そして、圧倒的なカリスマ人気を誇るミサキの歌を直接聞くことによって、若者が街頭犯罪を犯すことへの躊躇いが無くなっていくと推察していく。 しかし、ミサキ及びイカリ(ネタバレになるのでイカリの特徴は書かない)が “邪” の心を持っている描写が無い為に、街頭犯罪急増との関連性がわかり辛い。その関連性の薄さが面白さが湧き出てこない要因。 さらに言えば、本書の内容の薄さの主因は、今野氏の若者文化、特に不良系文化への経験や知識の薄さに起因していると思う。本書の筋の一つに元暴走族による麻薬の密売ルートの確立というのがある。その流れで多くの暴走族名が出てくるが、それらのネーミングが余りにもセンスが無い。 また、正直オズヌである必要性が感じられないのだ。むしろ、鬼龍光一シリーズの方が “邪” の念を祓うという事で合っている気がする。なんでもかんでもオズヌが降りてきて名前を聞いて解決よりは、鬼龍光一シリーズの様に多少はやられる方が盛り上がりはあったのではと感じた。 | ||||
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