フシギ
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
フシギの評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
フシギの総合評価:
6.15/10点 レビュー 13件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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真梨幸子の最新作『フシギ』は、彼女の得意とするイヤミス(嫌なミステリー)の要素を存分に取り入れた連作短編形式の長編小説。
物語は、中堅作家である「私」が事故物件をテーマにしたアンソロジーの執筆依頼を受けるところから始まる。
その後、担当編集者が曰くつきのマンションを下見中に転落死し、真夜中に死んだはずの編集者からメールが届くという不気味な展開が続く。
本作は、事故物件、禁足地、生霊といった多岐にわたるテーマを扱い、引き込む。
しかし、これらの要素が散らばっているため、物語の核となるホラー要素や謎がやや薄れてしまう印象を受ける。
それでも、全てを読み終えた後に冒頭を読み返すと、ドキュメンタリー調で語られる一人称の語りが終盤のトリックを際立たせる巧妙な布石であったことに気づかされる。
真梨幸子の作品らしく、読者を不快にさせる描写や気持ち悪さが随所に散りばめられており、これが彼女のファンには魅力となっていると思う。
特に、ラスト10ページのどんでん返しは戦慄を覚えるほどの衝撃で、二度読み必至の作品で。
まとめると『フシギ』は真梨幸子の独特な世界観と巧妙なプロットが光る一冊。
ホラーやミステリーが好きなあなたに特におすすめ。