スパイの妻
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優作はインド経由英国に行けたか? | ||||
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映画も小説も、それぞれの良さがあった。ただラストの描かれ方が大きく違っていて、小説の方が救いがある。映画を観てもやもやを感じたので、小説を読んで少しほっとした。 またいずれにおいても、「スパイの妻」の、一途に夫を愛し、共に生きて行こうとする姿が際立って印象的だった。 映画の方がより妻の「強さ」が前面に出ていて、鮮やかな印象を残した。配役の妙。 | ||||
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第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を始め、国内外の様々な映画賞を受賞した話題作『 スパイの妻 』! 本書は映画『 スパイの妻 』〈監督:黒沢清、主演:蒼井優〉のノベライズである。 太平洋戦争前夜、神戸で貿易商の妻として夫婦仲睦まじく暮らす妻・福原聡子だが、満州から帰ってきた夫・優作の異変に気付き、秘密を探ろうとした事から驚愕の真実を知る物語だ。 現時点で映画は未見であり、本作を知ったのも先のニュースだった。私にとって黒沢清作品はさほど関心がなく、過去に『 CURE 』『 クリーピー 偽りの隣人 』『 散歩する侵略者 』を見たくらいだ(『散歩』は正直ツマらなかった)。本作は北野武監督『 座頭市 』以来となる17年ぶりヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(注:金獅子賞〈グランプリ〉ではない)受賞した事で話題となり、戦時下の時代のスパイを題材とした内容に興味を持ちました。 私自身、手塚治虫『 アドルフに告ぐ 』を読んだところだったので同じ時代(戦前・戦中)の神戸を舞台に両作ともスパイ活動をテーマに描いた内容だったので私にとっても非常にタイムリーだった。 貿易商の妻として上流階級に属してこの時代の中では比較的イイ暮らし(執事と女中が住んでいる)をする聡子、スパイ活動に関わっている甥っ子(優作の姉の子)の文雄や聡子の幼なじみでスパイを取り締まる側の憲兵・津森泰治などそれぞれが『アドルフ』に登場する峠由季江(主人公・峠草平の妻)、ゾルゲ機関の一員としてスパイ活動する本多芳男、芳男の父である憲兵の本多大佐と重なってくる。 本書自体はさほど複雑な展開ではなくシンプルに描かれており、比較的読みやすかった。夫の行動に疑惑を持ち、夫の口から真相を聞かされ驚愕するも夫である優作を信じて違法と分かりながらも優作について行く決心をする聡子だが邪推だがなぜかそれが夫との純愛というよりも洗脳に感じてしまうのだ。 戦前戦中の神戸を舞台とした作品では先の『アドルフ』の他にも『 火垂るの墓 』『 少年H 』が有名だがまたここに新たな作品が加わった事は喜ばしいと思う。 | ||||
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優作は未来人ですか 237ページ辺りで呆れた 著者は1979年生まれだそうだがあまりにも酷い 素人が妙な正義感に駆られてどんどん状況を悪くして 自分を追い詰めていく 全く感情移入できなかった 無駄にDVD買わなくて済んだところは評価する | ||||
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ドラマ感覚の小説と思ったら、確かにドラマを小説版として書き下ろした作品でした。是非、一読を! | ||||
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