(短編集)

本日のメニューは。



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本日のメニューは。 (集英社文庫)

2019年10月18日 本日のメニューは。 (集英社文庫)

入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え!マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。(「BOOK」データベースより)




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No.10:
(5pt)

いい感じの軽い読み物です。

短編小説で、温かみのある話なので、たまに読み返しています。
本日のメニューは。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:本日のメニューは。 (集英社文庫)より
4087440419
No.9:
(4pt)

仙台に来る前に読んでほしい一冊

冒頭の「四分間出前大作戦」
これは仙台に住む人間にとって特別な思いがるだろう
そして私のようにロードバイクで転倒しひと月以上入院した者には
更に特別な思いがある

まず大学病院の位置関係は
仙台の東北大学病院とほぼ一緒で交通状況は本文と変わらない車の通りが多い通りだ
キーポイントとなる歩道橋の位置は
数十メートル東にずれていて木町通りを超えた「木町小学校」前にかかる

次にお店を考えると
歩道橋の目の前ではないが
県道仙台村田線(大学病院前の道路)から少し入った所の「揚次」を想像する
ここは蕎麦屋なのだがここの中華そばが有名で
中華そばとコロッケを目当てに客が多く集まる人気店

肝心の中華そばだがあえて実名を挙げる
なぜなら小説は「中華そば・ふじや」だが
実際は仙台市本町に実在する「中華そば・富士屋」
同じ名前のお店をつけているのだw

ちょっとクラシカルでバランスの取れたスープに
ふんわりした食感の麺(伸びているわけではない)
やわらかく炊かれたチャーシューにほんのり甘辛なメンマ
実直なつくりの中華そばでチャーシューの入ったワンタン麺も人気メニュー
店内には「麺固めご注文はお断りさせていただきます」の張り紙が堂々と張ってあり
ランチタイムは並んでも食べたいサラリーマンで大いににぎわうお店

実際の富士屋の主は「神接客」といわれるほどで
とても丁寧な言葉で話す物腰も超丁寧で柔らかい
ここが原作と少し違うかもしれないw

本文については読んでもらうのが一番だが
ちょっと昔の仙台といったイメージの街に生きる客とお店が織りなす
ちょっとほろっとする物語たち

仙台に出張や旅行で訪れる前に読んでもらうと
気位が高い風で実はシャイだったりする仙台人の事を納得してしまうような小説

星を減らしたのは「富士屋」実名で乗せたことにより
僕が食べに行くときにさらに忙しくなっているかもしれないからw
お勧めの一冊です
本日のメニューは。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:本日のメニューは。 (集英社文庫)より
4087440419
No.8:
(3pt)

ふーむ。こだわりが昭和だね。

飲食店の経営は難しい。コロナ禍において、さまざま制限を受けた。東京では、家賃が高い、立地条件がいいほど高い。株の神様の邱永漢さんは、『飲食店は、始めた時から、どう閉めるかを考えることが必要だ』と言った。本書での飲食店主がこだわっているものが、なんとなく、昭和なのだ。出前であれば、出前館があったりする。
5つの短編。「4分間出前大作戦」。中華そば屋。毎日食べても飽きない味のラーメン屋。妻が出前をしていたが、なくなってしまって、出前もできなくなった。中華そば屋の前に、病院があるが、道が整備されて、歩道橋で渡らないといけない。そんな時に、小学生の子供が、入院しているお父さんに、ラーメンを食べさせてやりたいと言って、中華そば屋の店主に頼むが、「美味しさは、4分以内に食べないと美味しくない」と言って、子供たちは、中華そばのどんぶりを借りて、練習する。
その設定がおもしろい。こだわりなのだ。設定をしすぎている。もっと柔軟にすればいいのだが、それをしてしまえば、物語は成り立たない。果たして、子供たちはお父さんにラーメンを食べさせることができるか。
「おむすび狂詩曲」お母さんは、娘の弁当を作るのが好きだ。SNSで「いいね」とされることに、全力を挙げる。結果として、娘が欲しい弁当なんて関係ないのだ。娘は、見た目はいいが、全く、おえっという臭いを放つマズメシを食べることができない。近くで店がオープンする。おむすび屋である。おにぎりではなく、おむすびというのが重要。朝から、そのおむすび屋に娘はいく。塩おむすびが美味しいのだ。そのことを母親に見つかってしまう。
「闘え、マンプク食堂」オヤジは、お客を満腹にさせたい。のれんに「マンプク」と言った文字の暖簾がかかっている。息子が、筋萎縮性側索硬化症で亡くなった。声さえ出ないのに、脳だけ衰えない。若くして、寝たきりの状態になり、結局は食べることもできなくなって、死んだ。そのことが、満腹になって欲しいの願う食堂の親父になっている。そこに、痩せているがいっぱい食べる青年がきて、再三度外視して、満腹にするマンプク定食を作る。それも、1000円以内なのだ。その青年は、大食い競争にも出たりする。とにかく満腹と言わせることが、親父にとっては、幸せなのだ。
「或る洋食屋の1日」洋食屋グリル月河。おすすめのメニューは、ビーフシチュー。じっくりと作り込むのだ。ドミグラスソースを50年間作り続けてきた。味を受け継ぐのだ。ドミグラスとは、フランス語で「半分に・煮詰める」という意味だ。しかし、体力が続かない。レシピを受け継ぐものもいなかった。
「ロコ・モーション」脱サラして、キッチンカーで洋食屋をやろうとする。ハワイで食べた「ロコモコ」が美味しかったのだ。しかし、キッチンカーで料理することができない。キッチンがないと売ることができない。それで、ドムグラスソースの閉店した洋食屋を教えられる。そこで、美味しいロコモコ丼が作れることになる。
お客さんが、何を食べたいのか?よりも、自分のこだわりで飲食店を経営しようとする食堂経営者たち。
食堂のこだわりって、なんだろうか。サイゼリアの正垣泰彦の「美味しいから売れるのではない、売れているから美味しいのだ」という言葉が浮かんだ。著者の食のこだわりが、作る側ばかりのことを考えている限り、閉店するしかないだろうね。食の物語の時代の流れに、追いついていかない。
まぁ。味わいたいのは、ドミグラスソースだけかな。表紙のおむすびは美味しそうだ。
本日のメニューは。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:本日のメニューは。 (集英社文庫)より
4087440419
No.7:
(5pt)

読みやすい!特に主婦に読んで欲しいです!

すっごく良かった!
書店でおすすめだったのでなんの気無しに購入した本でしたが、読み始めたら止まらない。そして涙も止まらない。心がじんわりとして、そっか食ってほんと大事だな。大切にしないと、と改めて感じる一冊でした。
わたしは主婦なので、毎日の献立に悩んだり、大した反応もないのに面倒くさいなぁーとよく思います。でも、夫や子供は言葉にこそしないけれど、私が作るご飯にほっとしたり、いつものありきたりのご飯を求めて家に帰ってきてるのかなーと思いました。
どれもとても読み応えがあって感動する作品でしたが、やっぱりおにぎり屋が、わたしにはとても響きました。
行成さんの他の作品も読んでみたいです^ ^
本日のメニューは。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:本日のメニューは。 (集英社文庫)より
4087440419
No.6:
(5pt)

料理とそれを取り巻く人間ドラマ

文字も大きく読みやすい
気軽に読める短編集
ステイホームにもぴったりの一冊
本日のメニューは。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:本日のメニューは。 (集英社文庫)より
4087440419



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