巡礼の家
登録されているタグ
0.00pt
0.00pt
Amazon平均点
4.08pt
楽天平均点
3.34pt
みんなの オススメpt 自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク[?]
B
↑現実的
0.00pt
0.00pt
←非ミステリ
0.00pt
ミステリ→
0.00pt
↓幻想的
初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
1,901回
お気に入りにされた回数
1回
読書済み登録回数
0回
- このページのURL
あらすじ
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
巡礼の家の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
巡礼の家の総合評価:
8.15/10点 レビュー 13件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る
水害で兄以外の家族を亡くした15歳の雛歩は、お世話になっていたおじの家の認知症のおじいさんを「殺して」家を飛びだし、山でたおれているところを「さぎのや」のおかみに救われる。
さぎのやは、帰る場所のないお遍路を、道後温泉がひらかれた3000年前からうけいれてきた。
底抜けにやさしい「さぎのや」の人たちもまた、恋人や夫や子どもといった大切な人を亡くした経験をしている。
生きる気力をなくした主人公は少しずつ癒やされ、逆にみずから知らぬうちに、子をなくして遍路をしていた夫婦を癒やす。
私は道後温泉のすぐ近くに住んでいたから、道後公園、湯築城跡、椿湯……といった名称がなつかしい。毎日のように温泉にはいり、美味しい魚を食べていた日々。当時はそれがあたりまえだったけど、ふりかえれば、あのときが幸せの頂点だった。
当時道後温泉近くの石手寺は、行き場のない人をうけいれていた。非戦を訴え、被災地の支援をしていた。さぎのやと石手寺がだぶってみえる。だが石手寺の住職は2021年に急死した。
底抜けにやさしい人たち。人助けがあたりまえの人たちのなかで育つとそれがあたりまえになる。遍路道では、ふつうの人たちが、お遍路さんに食べものやお茶などを接待する。それがあるからさまざまな出会いが生まれる。絶望の底にいる人がそれだけで元気になるわけではないけれど、40日間かけて歩き、人々の親切にふれるとなにかがかわる。遍路道は「つらいときに帰ってこられる場」と思える。さぎのやはそんな不思議な空気がただよう遍路道のエキスをギュッと凝縮した場として描かれている。
クライマックスは秋祭りの神輿の「鉢合わせ」だ。
みこしの上から「跳びまーす」と、雛歩はみんなの上にダイビングする。
「未来少年コナン」で、ラナちゃんが帆船の帆の上から海に飛びこむシーンに感動したのを思いだした。人間への信頼が勇気をうみだす。コナンもこの本も希望と再生の物語だった。