不審者
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あらすじ
長年行方不明だった義兄の登場。崩れ始める、平穏だった家族関係。ある一つの悲劇をきっかけに、すべての景色は一転する。会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として仕事をこなす日々を送っていた。ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年間以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。『代償』『悪寒』の著者が贈る、渾身のサスペンス&ミステリ。(「BOOK」データベースより)
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評判
不審者の評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
不審者の総合評価:
7.44/10点 レビュー 34件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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不穏な雰囲気。ごくごく普通の日常に迫る得体の知れない違和感。
この怖さは、絶妙にいいですね。雫井脩介の「火の粉」に似た雰囲気です。
ノー天気な夫秀嗣と不審な違和感に気づくがそれを正面切って口に出せない妻里佳子。読者をイライラさせる描き方が、著者は実に巧い。
突如現れた優平は、果たして本物なのか、目的は何なのか、それとも里佳子の思い過ごしなのか。
そんなことを考えさせながら、序盤から中盤にかけて、緊張感を持って読み進めさせてくれます。
また、妻里佳子の職業選択も、秀逸ですね。校閲者としての職業が、里佳子の真面目で神経質なほど几帳面さを浮き出させています。
お見事!これがあったから、その結末には驚いた。
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