(短編集)

いけない

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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7,826回
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17
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109
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あらすじ

2022年08月03日 いけない (文春文庫)

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。話題の超絶ミステリがついに文庫化!各章の最後のページに挟まれた「写真」には、物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、道尾秀介渾身の超絶ミステリ。第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。第二章 「その話を聞かせてはいけない」→少年が見たのは殺人現場? それとも……。第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?終 章 「街の平和を信じてはいけない」→そして、すべての真実が明らかに……。騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。(「BOOK」データベースより)

評判

いけないの評価:

6.00/10点 レビュー 5件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

いけないの総合評価:

6.74/10点 レビュー 141件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(7pt)

考察含めて楽しいね


 〇〇してはいけない!!海沿いの街を舞台に起こるいくつかの事件。テキストで語られなかった真相は最後の写真を以て明かされる!?

流石は道尾さん。複数の解釈を写真を用いて一つに収縮させるストーリングはお見事。

りーり
9EDFH0HC
No.1
(7pt)

仕掛けが分からなかった

作者が技巧を凝らして読者に挑戦した連作短編集。
収録された4作品それぞれに仕掛けがあり、各作品の最終ページの地図や写真で物語がひっくり返えるというのだが、いまいちよく分からなかった。それでも軽めのミステリーとして読むことができるのだが、仕掛けに引っ張られて肝心のミステリー部分がやや薄味なのが残念。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.136
(1pt)

写真を見ても「膝を打つような爽快感」はまったく感じられず。

私には、各章のラストの写真を見ても「膝を打つような爽快感」はまったく感じられませんでした。これはアンフェアというよりも、文章や構成がひとりよがり過ぎて読者がおいてけぼりになっている状態と言えるのではないでしょうか。まあこんなのでも楽しんだ読者がいるようなのでここは百歩譲って、著者が読者に想定した読解力レベルが高すぎたということにしておきましょう。あと、これが一番大きな不満なのですが、率直に言って写真の使い方がまどろっこしくて下手くそです。というのも、この「ラストの写真で真相が分かるミステリー」は、20年以上も前に蘇部健一が「動かぬ証拠」ですでに使った手法なワケで、あちらはバカミス扱いこそされていますが(これはソブケンの作風に原因アリw)、「効果的な写真の使い方」にかけては「いけない」とは段違いの上手さ(切れ味)だったためです。いろいろな意味で著者への期待と信頼を裏切ってくれる作品なのでした。
いけない (文春文庫) Amazon書評・レビュー: いけない (文春文庫)より
416791915X
No.135
(2pt)

誇大煽りはいけない

ネタバレが含まれる感想です。

宣伝文句
「ラスト1ページですべてがひっくり返る。
各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。
2度読み確実! 」
とあるが煽りすぎで誇大広告
誇大広告はいけない

文章自体は読みやすくスルスル読み進められるのですが、ラスト1ページですべてはひっくり返らないし、最後の写真でがらりと変貌しないし、二度読みする気にもならない。

この方の小説はこれが初めて。ファンの方がこの作品は残念で、作者らしくないとあるので、最初にこれを選んだ自分の運のなさに残念。

いずれの章もヒント見なくてもわかったが、いくつか釈然としない点がある。
そもそも一章は何が謎で何に対するヒントなのかがナゾ。
結局車にはねられたのは誰?がナゾのようだがナゾでもないし、それを謎にしたところで「だから?」でしかなく。

一章
車に轢かれたのが誰かを曖昧にする意味がわからない。それを推理させる?つまらなさすぎる。
あと扉の隙間から盲人が矢尻で殺せるとは思えないし、直情的に殺しに行くヤツもヤツ。
尻切れとんぼで終わってる感。その後の章になにがしか続くかと思ったが基本的に続かない。

二章
なぜ山内は車に忍び込んだのか?しかもそんなタイミングよくその日にカーをさらいに行くかはわからない。
そして崖で子供がどうやって大人二人を落とし、カーだけを助けられたのかも不明。ご都合すぎる展開。

三章
守谷が宮下を殺害した動機が明らかにされてない。それなのに周到な殺害計画を立ててるところも変。
疑ってる小川が簡単に殺されてるのも変。水元が簡単に殺されてるのも変。ご都合展開。
いけない (文春文庫) Amazon書評・レビュー: いけない (文春文庫)より
416791915X
No.134
(4pt)

こんな謎解きは初めて!

面白かった
こんな謎解きは初めてでした!
最後の写真が示すものにびっくり
いけない (文春文庫) Amazon書評・レビュー: いけない (文春文庫)より
416791915X
No.133
(3pt)

チャレンジは評価

道尾さんの小説が好きで、購入。
絵や写真による仕掛けは、とても斬新でそこへ挑戦し、あっと言わせてくれた部分は、さすがだと思いました。
内容に関しては、少し犯人の動機付けが薄い部分や、それ故なぜ殺されたのかわからない被害者もいるので、少しモヤモヤが残ります。
読了後、絵や写真やヒントサイトを見て驚く部分とモヤモヤな部分、それにある種の清々しさと虚無感が交差する、不思議な感想を抱きました。
それがすなわち、作者の狙いなのかもしれませんが。
いけない (文春文庫) Amazon書評・レビュー: いけない (文春文庫)より
416791915X
No.132
(5pt)

最後はなぜかほっこり。

1つ1つの最後に写真があり、そこで読者が「そういうことだったのか!」と気付く構成になっている。

(ネタバレ含む)
同じ街での事件がそれぞれが別の切り口での謎解きで展開され、さらにそれぞれのストーリーが繋がっていて読みごたえはありました。
読者によって最後の写真ではっと気付く人もいれば、読みながら「まぁそうでしょうね」というようなオチに感じることもある。
実は最後の「街の平和を信じてはいけない」以外は、文末の写真がなくても考察で答えが出せるストーリーではあります。
その考察の手助けをしているという程度です。
特に1つ目の「弓投げの崖を見てはいけない」は地図がないと誰が死んだか分からない人が多いかも知れません。
よく読めば亡くなったのが刑事だとは分かるのですが。
2つ目の「その話を聞かせてはいけない」は誰が殺したのかはだいたい予想がつくのですが、どうしてそこまで来たんだろう?という答え合わせを最後の写真で教えてくれています。
3つ目の「絵の謎に気付いてはいけない」も犯人は読めばわかりますが、その犯人がどのような「細工」で捜査を混乱させているかの答え合わせが出来ます。
そして最後の「街の平和を信じてはいけない」は、道尾作品らしくちょっとしたどんでん返し要素があります。

殺人を犯した犯人が誰一人として捕まらず(結果的に子供を殺した人は死んだ)にその街にいるのですが、最後のオチでちょっとだけほっこりしていまいました。

読む人によってそれぞれのストーリーの満足度が大きく変わりそうな中々面白い作品だった。
続編も楽しみです。
いけない (文春文庫) Amazon書評・レビュー: いけない (文春文庫)より
416791915X

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