キング・コング



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初公開日(参考)2005年12月
分類

長編小説

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キング・コング

2005年12月01日 キング・コング

田中版オリジナル!? 傑作ノベライズ!! アカデミー賞監督ピーター・ジャクソンの映画を、小説のキング・田中芳樹が渾身のスピンオフ!! 映画のスチールも多用して、傑作な冒険時代小説に仕上がっています。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

キング・コングの総合評価:9.13/10点レビュー 8件。Cランク


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(7pt)

田中氏が書けば中国風味が加わる

通常、映画のノヴェライズは手に取らない私。しかしその作者が田中芳樹氏だと聞くと気になり、思わず買ってしまった。このあまりに知られた物語をどういう風に料理するかに興味を覚えたからだ。

いやあ、実に田中芳樹氏らしい作品だというのが正直な感想。登場人物の台詞が田中特有のアイロニックな云い回しとハリウッド・テイストとぴったりマッチングしており、全然違和感ない。逆に映画という時間制限で極限に絞られた条件の中でこの部分の台詞はどのように表現されているのかと気になるくらいだ。つまり田中氏の台詞こそが映画に相応しく思えるのだ。
また映画の舞台となる1933年当時の歴史背景・風俗背景も丹念に書かれており、これが非常に臨場感を増している。この辺は正に彼の得意とするところで、面目躍如といった感じ。田中氏の悪い癖の1つに歴史的なエピソードに懲りすぎてストーリーの進行がおろそかになることが挙げられるが、今回はほどよい匙加減で、抜群に雰囲気を引き立てている(特に当時の大統領のエピソードやアル・カポネが逮捕された時はまだ32だったなんていうエピソードなどの薀蓄は楽しかった)。

そして今回最もこの作品を手に取るにあたり、ぐいっと興味を惹きつけられたのは「King Kong」という名前の由来が中国語から来ているというエピソードだ。これはどうやら田中氏の創作ではないかと思うのだが、このエピソードこそを得た事で中国好きの田中氏との強固たる絆が出来たことを確信した。(本書を読んだ時点では)映画を観ていないので憶測になるが、キング・コングの棲む島がダイヤモンドの原石の山だという設定は恐らくこのエピソードから膨らませた田中氏のアイデアだと思う。

ともあれこれを読んだがために非常に映画を観たくなった。忘れていた細部が補完されたため、そのスケールの大きさを痛感させられたので、是非とも映画館の大スクリーンで体験したい。
状況が許せばの話だが(その後DVD借りて観ました)。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(5pt)

スリル満点のアドベンチャー小説

おもしろいです。

田中芳樹さんがこんなにおもしろい小説を

つくるなんてすごいです。アレンジと説明書きなど

うまくできていましたね。さすがです。

おすすめの小説です。
キング・コングAmazon書評・レビュー:キング・コングより
4087804259
No.6:
(5pt)

田中節炸裂!

田中芳樹のファンだけどキングコングは見た事がない。そういう方は沢山いると思います。迷っているのなら購入をお勧めします!私が何よりそうでした。とても楽しめますよ。
キング・コングAmazon書評・レビュー:キング・コングより
4087804259
No.5:
(5pt)

さすが田中芳樹先生

誰もが知ってる、キングコング。

私は、タイトルとあらすじは知っていたけど、実際に映画を見たことはなくて、

今ちょうどリメイク版を上映してるし、それを見ようかなって思っていました。

・・で、たまたま本屋に行ったときに、小説版を見つけて、

それが私の大好きな田中芳樹先生が書かれたものだと気づき、

そのままレジへ持って行きました。

ただただ映画の内容を文章化しただけ、というアリガチな小説ではなくて、

大筋では映画の内容に沿っているけど、

田中芳樹先生らしいアレンジと説明書きと、映画に負けない臨場感とがとっても面白くて、あっという間に読み終えてしまいました。

映画は近いうちに行こうと思っていますが、小説のほうが面白かったらどうしようかなぁ。
キング・コングAmazon書評・レビュー:キング・コングより
4087804259
No.4:
(5pt)

映画より断然面白い!

各キャラクターの背景が丁寧に書き込まれていて、映画より説得力がありました。

オリジナルのラストシーンも良かったです!

さすが田中芳樹先生!といったところで読者としては嬉しいですが。

なんともまあ、贅沢な企画ですよね☆
キング・コングAmazon書評・レビュー:キング・コングより
4087804259
No.3:
(5pt)

冒険活劇にとどまらない

楽しく読めた。一日で読んでしまった。

前半の航海シーンでは、登場人物たちのやりとりが楽しかったり、

合間合間に披露される当時の歴史的背景が勉強になったりと、

「このままスカルアイランドに到着しなくてもいいのに」と思った程。

が、到着したら到着したで手に汗握るシーンの連続で引き込まれる。

さらに、原作にはない味付け(裏付け?)が田中氏により施されていたりで

ファンタジーの中にも合理性を追求しようとする姿勢に好感。

話題映画の原作として、ではなく

1冊の新刊としておすすめできる本です。
キング・コングAmazon書評・レビュー:キング・コングより
4087804259



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