ささやかな頼み



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初公開日(参考)2017年05月
分類

長編小説

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ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2017年05月24日 ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)

シングルマザーのステファニーは、同じ幼稚園に子どもを通わせているエミリーと友人になる。だがある日、エミリーはステファニーに息子を預けたまま引き取りに現れず、失踪してしまった。順風満帆な人生を送っていたはずの彼女にいったい何が? ステファニーは自らが運営する育児ブログで情報提供を呼びかける……。ネット上で交わされる空虚な馴れ合いの裏で進行する、悪意に満ちた犯罪の全貌とは? 英米ミステリ界を席捲するドメスティック・ノワールの真骨頂(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

ささやかな頼みの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

誰にだって秘密はある

幼稚園の先生をしているときの園児や母親たちの会話から着想を得たという、新人作家の長編デビュー作。語り手の誰もが全面的には信用できないという、よくあるパターンのサスペンス・ミステリーだが、現代の若い母親たちの揺れる心情が上手に描かれており、どんどん引き込まれていく。
シングルマザーでブロガーのステファニーは、幼稚園に通う息子マイルズの友だちニッキーの母親エミリーと知り合い、親友として付き合っていた。ある日、エミリーは仕事で遅くなるからといってニッキーをステファニーに預けたまま迎えに来ず、失踪してしまった。警察に訴えても単なる家出として真剣に取り合ってくれず、時間ばかりが経って行った。行方不明のエミリーに代わってニッキーの面倒を見るうちにステファニーは、エミリーの夫ショーンに恋心をいだくようになり、エミリーの死体が発見されたあとは、ショーンとステファニーのそれぞれの家を行き来しながら4人で暮らすようになった。息子を愛し、仕事でも成功していたエミリーが、何故失踪したのか? そこには隠された秘密があったのだった・・・ラストは、結構、怖い。
各章はステファニー、ステファニーのブログ、エミリー、ショーンという一人称視点で描かれていて、しかもそれぞれに他人には言えない秘密を抱えているので、物語が徐々に複雑になり、サスペンスが高まって行く。そういう点では、「ささやかで大きな嘘」や「ガール・オン・ザ・トレイン」などと同じく、ホームドラマ系サスペンスである。
現在的な舞台装置での心理サスペンスがお好きな方にはオススメだ。

iisan
927253Y1
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未読の方はご注意ください

No.2:
(2pt)

何の話

今、思い出そうとしてもストーリーが出てこない程度の作品。
ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151826513
No.1:
(5pt)

映画を観る前に

内容が知りたくて思わず購入しました。

結構分厚いですが、読み始めると展開が気になってしまい、途中で辞める事が難しくなります。
ヒロイン、その友人、友人の夫、三人の独白で、読み終わった後、感じたのは女は怖い、そして欲望には限りがないということを改めて感じました。
一番善良そうに見える人間がそうだとは限らなくて、贅沢な暮らしをしている友人が幸福かといえば決してそうではなく、そして、ただ一人の男。
彼が気の毒というより爪が甘い、何故、破滅するとわかっていて結婚したのか不思議に思ってしまいます。
誰が得をして幸せになったのか、正直、答えが出ません。
保険金詐欺、ママブロガー、仕事に恋愛に成功している男。
皆が疑心暗鬼になり、不満があり、不安を感じて心安まる事がなく日々を過ごしているからです。
読み終わった後、満足すると同時に「勝者は誰」と問いかけたくなります。
ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ささやかな頼み (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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