ダークナンバー
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あらすじ
警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子(わたせ・あつこ)は、小金井市・小平市・西東京市連続放火事件を追っていた。監視カメラの情報とプロファイリングから捜査を進めるが、発生予測地点を外すたび、周囲の反発は強まっていく。一方、記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣(ひじかた・れい)は、中学校時代の同級生である敦子の捜査を局の看板番組『ニュース・X(クロス)』で取り上げることを思いつく。難事件に挑む女性捜査官、複雑化する現代型犯罪――より注目を集める内容で番組を構成するため、連続放火と同時期に起きた埼玉県の連続路上強盗致死傷事件を調べ始める。やがて二つの凶悪事件を結ぶわずかな線を見出した玲衣と敦子は、都市に溶け込む意外な犯人像にたどりつく。時を同じくして衆院選の開票日が迫るなか、二人の執念の涯てに、前代未聞の“事件中継"がはじまろうとしていた――緊迫の報道×本格警察小説(「BOOK」データベースより)
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評判
ダークナンバーの評価:
6.00/10点 レビュー 2件。 D ランク
ダークナンバーの総合評価:
7.83/10点 レビュー 12件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「消失グラデーション」以降、何冊か読んでいる作家さんですが、キャリアを生かした映像についての拘りめいたものを入れつつ、その作業に従事する人物やアイテムとして使うシチュエーションを
設定した物語が個人的には好きでした。 この本はこれまでとはガラリと作風の異なる非常にドライな文章で書かれており、驚きつつもその新鮮さにすっかり参ってしまいました。
これまでの若い人たちをメインに据えたミステリではなく、警察組織の中で苦闘しながらも事件捜査に当たる主人公が非常に際立っており、そのクールな描写はストーリーにも疾走感を持たせています。
現代的な機器や装置を使う今の捜査機関の様子や刑事たちの言動にとてもリアルさを感じます。樋口真由も好きなんですがこの本に出てくる大人な人物たちもみんな好きですね。
都下で起きる連続放火事件と埼玉県で起きる連続ひったくり事件。交差していく二つの事件とその背景にあるもの。事件現場の生中継という前代未聞のあり得ない展開。
この作家さんの新境地として評価したいと思います。