ダークナンバー

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種別
長編
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9
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あらすじ

2017年03月23日 ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)

警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子(わたせ・あつこ)は、小金井市・小平市・西東京市連続放火事件を追っていた。監視カメラの情報とプロファイリングから捜査を進めるが、発生予測地点を外すたび、周囲の反発は強まっていく。一方、記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣(ひじかた・れい)は、中学校時代の同級生である敦子の捜査を局の看板番組『ニュース・X(クロス)』で取り上げることを思いつく。難事件に挑む女性捜査官、複雑化する現代型犯罪――より注目を集める内容で番組を構成するため、連続放火と同時期に起きた埼玉県の連続路上強盗致死傷事件を調べ始める。やがて二つの凶悪事件を結ぶわずかな線を見出した玲衣と敦子は、都市に溶け込む意外な犯人像にたどりつく。時を同じくして衆院選の開票日が迫るなか、二人の執念の涯てに、前代未聞の“事件中継"がはじまろうとしていた――緊迫の報道×本格警察小説(「BOOK」データベースより)

評判

ダークナンバーの評価:

6.00/10点 レビュー 2件。 D ランク

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平均点6.00pt

ダークナンバーの総合評価:

7.83/10点 レビュー 12件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10
(4pt)

ぼんやり読んでいると置いていかれる緊張感あふれる複雑に練りこまれたサスペンス

東京の西部でおきた連続放火事件。被害者が出るに至り、警察も大がかりな捜査を始める。
捜査にあたるのはFBIでプロファイリングの研修もしてきた警視庁分析捜査係の渡瀬敦子警部。ただでさえ厳しい男社会、そしてそもそもプロファイリングに批判的な輩も多い中、なかなか結果が伴わず、つらい毎日が続くが、壮絶な過去をもつ彼女は怯まず、知恵・知識・経験を総動員して突き進む。
一方、アクの強さではだれにも負けない、敦子の中学時代の同級生でテレビ局勤務の土方玲衣は、これもまた頭脳を駆使して、別のアングルから、そして別の目的をもって犯行の真実に近づいていく。

関連していると思われない2種類の犯罪のつながり、西東京と埼玉の、東京人にとってもあらためて地図を確認したくなるような関係性、そして、敦子と玲衣の関係。すべてがかなり練りこまれた複雑な構成になっている。
あまりに複雑すぎて、ちょっとぼんやり読んでいると、わからなくなる。
緊張感あふれる展開だが、こちらも緊張感をもって読んでいないと、置いていかれて、また戻って読み直す羽目になる。ちょっと間を置いたりしたら、もうわからなくなるくらいだ。
でも、この緊張感が楽しく、なかなか面白かった。

個人的には、敦子と玲衣というまだ若い女性二人とも非常に魅力的なキャラクターと感じた。しかしながら、キモと思われる犯人のキャラクターが最後の最後であまり生きなかったような気もした。犯人もそして事件自体が、なんだか泡のようにはかなく消えてしまったような終わり方も残念に感じた。まあ、これも作者の計算のうちだろうが、考えようによっては、終わり方を変えれば、全てを変えることができたのかも?
いろいろな意味で興味深い小説でした。
ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152096349
No.9
(4pt)

ぼんやり読んでいると置いていかれる緊張感あふれる複雑に練りこまれたサスペンス

東京の西部でおきた連続放火事件。被害者が出るに至り、警察も大がかりな捜査を始める。
捜査にあたるのはFBIでプロファイリングの研修もしてきた警視庁分析捜査係の渡瀬敦子警部。ただでさえ厳しい男社会、そしてそもそもプロファイリングに批判的な輩も多い中、なかなか結果が伴わず、つらい毎日が続くが、壮絶な過去をもつ彼女は怯まず、知恵・知識・経験を総動員して突き進む。
一方、アクの強さではだれにも負けない、敦子の中学時代の同級生でテレビ局勤務の土方玲衣は、これもまた頭脳を駆使して、別のアングルから、そして別の目的をもって犯行の真実に近づいていく。

関連していると思われない2種類の犯罪のつながり、西東京と埼玉の、東京人にとってもあらためて地図を確認したくなるような関係性、そして、敦子と玲衣の関係。すべてがかなり練りこまれた複雑な構成になっている。
あまりに複雑すぎて、ちょっとぼんやり読んでいると、わからなくなる。
緊張感あふれる展開だが、こちらも緊張感をもって読んでいないと、置いていかれて、また戻って読み直す羽目になる。ちょっと間を置いたりしたら、もうわからなくなるくらいだ。
でも、この緊張感が楽しく、なかなか面白かった。

個人的には、敦子と玲衣というまだ若い女性二人とも非常に魅力的なキャラクターと感じた。しかしながら、キモと思われる犯人のキャラクターが最後の最後であまり生きなかったような気もした。犯人もそして事件自体が、なんだか泡のようにはかなく消えてしまったような終わり方も残念に感じた。まあ、これも作者の計算のうちだろうが、考えようによっては、終わり方を変えれば、全てを変えることができたのかも?
いろいろな意味で興味深い小説でした。
ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA)より
4150314128
No.8
(5pt)

プロファイリングとは。

警察小説の中でも、警視庁分析捜査係というプロファイリングを取り上げたもの。
加えて、事件を追うマスメディアの行動は警察とコラボするような形で登場させている。
482ページの2/3くらいまでは、ミステリアスに事件に振り回されて行く。
その中で、プロファイリングのロジックプロセスが展開していき、納得感がある。
複雑な事件は段階を経て、意外な真相に迫ってくる。
ミステリアス仕上げにしているので、なかなか読みにくい小説だが、後半から読書スピードは加速する。
ラストの落とし込みが見もの。
ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA)より
4150314128
No.7
(5pt)

プロファイリングとは。

警察小説の中でも、警視庁分析捜査係というプロファイリングを取り上げたもの。
加えて、事件を追うマスメディアの行動は警察とコラボするような形で登場させている。
482ページの2/3くらいまでは、ミステリアスに事件に振り回されて行く。
その中で、プロファイリングのロジックプロセスが展開していき、納得感がある。
複雑な事件は段階を経て、意外な真相に迫ってくる。
ミステリアス仕上げにしているので、なかなか読みにくい小説だが、後半から読書スピードは加速する。
ラストの落とし込みが見もの。
ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152096349
No.6
(4pt)

面白かったが、個々の事件の詳細が把握できない

前半で事件が多発するのですが(当然、重要な意味があって)、その時系列や詳細が細かすぎて追い切れず、その部分で読むのに初め躓いていましたが、文庫の半分を過ぎてその多発する事件が、物語の核心に関係するものだと分かってきたところで物語の展開が急速に進み始め、自分も読むペースが急に上がり後半は数時間で読み終わり、最後まで読破しました。
登場人物たちが切れ者過ぎたりと、所々にやはり創作物だなと思ってしまう箇所はありますが自分は最後まで面白く読めました。

タイトルと作家さんの名前は憶えていませんが、過去にも同じようなバックボーンがある犯人が主題の小説を読んだ記憶があるので、そう言う意味ではこの設定は新鮮味は自分はあまり感じられませんでしたが、ストーリーそのものは楽しめたのでこの物語は二人の女性が主人公なのですが、その二人をまた主人公に据えた続編があるようなのでそれが発売されるのを楽しみにしています。
ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA)より
4150314128

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