オーデュボンの祈り

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初版刊行(参考)
種別
長編
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19
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303
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あらすじ

2003年11月28日 オーデュボンの祈り (新潮文庫)

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

評判

オーデュボンの祈りの評価:

6.05/10点 レビュー 20件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.05pt

オーデュボンの祈りの総合評価:

7.91/10点 レビュー 362件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(8pt)

奇想天外でポップな、斬新過ぎるミステリー

第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した、伊坂幸太郎のデビュー作。シュールな設定のファンタジーであり、殺人事件の謎を解くサスペンスであり、軽快でスピーディーな会話が楽しい、完成度の高いエンターテイメント作品である。
衝動的にコンビニ強盗を働いて逮捕されたのだが、連行するパトカーが事故を起こしたために逃走した伊藤は、気が付くと全く知らない部屋にいた。訪ねてきた男・日比野が言うには、ここは仙台の沖にあるのだが、江戸時代から外界から遮断されている島だという。島の住人は奇妙な人物ばかりで、さらに、人語を解し未来が見えるというカカシは優午という名前を持ち、島の人々から信頼と尊敬を得ていた。伊藤が島に来た翌日、カカシの優午がバラバラにされているのが発見される。誰が、何のために優午を殺害したのか? 伊藤と日比野たちは事件の謎を解くために、島の人々に話を聞き回るのが、人に会えば会うほど謎は深まるばかりだった・・・。
舞台の設定、登場人物の設定がとにかく型破り。現実離れしたお話が展開されるのだが、ストーリー展開には妙なリアリティがあり、読者は現実世界のことを想起しながらストーリーを追うことになる。しかも、犯人探しミステリーとしても破綻しておらず、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞したのも納得できる。
その後の伊坂幸太郎ワールドの原点として、伊坂ファンには絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
No.4
(8pt)

オーデュボンの祈りの感想

かかしが喋るなんて、最初は入り込めないと思ってたけど…最後には伊坂さんにはまりました。伏線回収とか結構好みでした。

▼以下、ネタバレ感想

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harumikko
88D0NATP
No.3
(7pt)

オーデュボンの祈りの感想

伊坂幸太郎のデビュー作ですが、作者の才能を感じる作品です。
ファンタジーな世界につかりながらも独特のテンポの良い台詞回しで、読んでいて飽きさせませんでした。かかしがしゃべったりと独特の雰囲気のため、入っていけない人はダメかもしれませんが、悪役のどぎつさも全開しており、最後にスカっとすよう話をまとめてる手腕はさすが!!

フレディ
3M4Y9ZHL
No.2
(7pt)

オーデュボンの祈りの感想

シュールです。
案山子が何故喋るんだと怒る人には向かないです。

舞台は外界と隔絶された孤島。
現実世界とそれ程乖離している訳ではないが、そこには不思議な人々、不思議な習慣がある。
そこに連れてこられた主人公と島で出逢った友人が、兎に角ひたすら島の中を歩き、数多くの不思議な島民と出会うお話です。



▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(8pt)

オーデュボンの祈りの感想

面白かった。独創的で不思議な話を体験できます。
人気作家はデビュー作から凄いのを書いているのだと思いました。

aspol
NY52ZXBG

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.342
(5pt)

優午が好き。

読み終わりはスッキリ!とはしない。でも、なんだか分からないけど心地よい。そんな不思議なお話。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.341
(5pt)

優午が好き。

読み終わりはスッキリ!とはしない。でも、なんだか分からないけど心地よい。そんな不思議なお話。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.340
(4pt)

人間が生み出したしゃべる案山子

並走する異なる物語ごとに見合ったイラストで、読者が識別でき読み易く工夫されているのに感心した。今から20年以上も前に書かれた作品であるにもかかわらず、まったく古臭さを感じさせない独創的な世界観がたまらない。この物語のしゃべる案山子にあやかって私も人間にしゃべりかけたくなった。「推しの歌や小説は人生を変えることもある」「人生の最後の推しは自分だよ」
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.339
(4pt)

人間が生み出したしゃべる案山子

並走する異なる物語ごとに見合ったイラストで、読者が識別でき読み易く工夫されているのに感心した。今から20年以上も前に書かれた作品であるにもかかわらず、まったく古臭さを感じさせない独創的な世界観がたまらない。この物語のしゃべる案山子にあやかって私も人間にしゃべりかけたくなった。「推しの歌や小説は人生を変えることもある」「人生の最後の推しは自分だよ」
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.338
(4pt)

人は往々にして残酷なのです

伊坂幸太郎作品が数多く読んできましたが「しゃべるかかしが殺される」との設定にリアリティが感じられないのではないか、との思い込みから敬遠していたのですが、同様に「しゃべる車の一人称小説」との設定でリアリティがないのではないかと敬遠していた『ガソリン生活』がべらぼうに面白かったがため、自身の思い込みを反省し、伊坂幸太郎のデビュー作である本書をようやく読むことにしました。
 確かにその後の数々の傑作作品と比較すると、デビュー作ならではの文体の硬さを感じますが、「支倉常長」といった実在の人物や、「リョコウバトの絶滅」「ラ・ベル・プール号の話」という歴史的事実を物語に絡ませることで知的好奇心が刺激され非常にワクワクしてきます。
 本書のタイトル「オーデュポン」とは19世紀に実在した動物学者で、『アメリカの鳥』といった素晴らしい鳥の画集を発表しています。
 そのオーデュポンが発見したのがリョコウバト。
 何十億と存在していたリョコウバトは人間による乱獲により1914年絶滅しました。
 そんなリョコウバトの話が本物語にどのように絡んでくるのか、本書を読んで堪能してください。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219

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