ため息の時間
- 恋愛小説 (118)
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連載物ということで、各章ごとにあとがきのような著者の注釈が入っている。これがメタい。とってもメタい。恋愛小説として読んだ自分しては、小説を読んだのか私小説を読んだのかよくわからない気分だが、ひとつだけ確実に言えるのは、爛れていながらもドロドロせずに綺麗なこの人の恋愛小説が好きだ、ということだ。 | ||||
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たぶん評価が大きく分れそうな作品。 12回の連載ですが、前半では毎月ぶんの最後に作者からの注釈がついています。 これがメタミステリ好きの期待を大きくそそるのですが。 恋愛小説家・連城三紀彦としてはいつも通りの2組のカップルの相互不倫と駆け引きを描いた作品として佳作ていどのできになっています。 その誰がどう関係していて、なにを目論んでいるのかが見どころといえるでしょう。 ミステリとしては、作者自ら失敗だと書いているのですが、いったいどこまで本心で、どこまでが騙りなのか、さっぱり分かりません。 一見すると作者のことばは全て真実でミステリとしては失敗作だと思うのですが。 あとがきならともかく仕掛けとして作中に書くでしょうか。誰か解説して下さい。 | ||||
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フィクションでありながらも、実話のような不思議なストーリー展開をしていくので、これは連載時に読んでいたら更に効果的であっただろうと思います。 「僕」が誰なのか、「センセイ」が誰であるのか、ちりばめられた嘘はどの部分なのか、もしくは全くのでたらめなのか。 激しくも悲しい恋愛小説でありながら、破綻したミステリでもあり、読み手を混乱させながら話は「僕」の思うままに進められていきます。 翻弄される事を不快に思わない人にとっては、楽しめる作品なのではないでしょうか。 | ||||
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