ずっとお城で暮らしてる



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    初公開日(参考)1994年12月
    分類

    長編小説

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    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)

    1994年12月01日 ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)

    お茶でもいかがとコニーのさそい、毒入りなのねとメリキャット…不気味な唄声が暗示する惨事の影。閉ざされた館に高まりゆく愛と死と狂気。モダン・ゴシックの女王の最高傑作、本邦初訳。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.32:
    (4pt)

    後味といえばシャーリィ

    ホラーというジャンルで有名なシャーリィ ジャクソンはいつだって独特ななんとも言えない読後感を残す。
    本書を読んだ後になんだっけ?とそう高校生の頃に太宰治の「斜陽」とか「人間失格」を読んだ後の感覚を思い出した。けれどもお国柄なのか浴びせかけられる悪意と辛辣な言葉と境遇でも何処か乾いていて達観しているところが好き
    映画はちょっと小綺麗過ぎるかも
    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)Amazon書評・レビュー:ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)より
    4054004458
    No.31:
    (5pt)

    【じわじわくる恐怖小説】の傑作!

    "あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。十八歳。姉さんのコンスタンスと暮らしている。運さえよければオオカミ女に生まれていたかもしれない、と何度も考えたことがある。"1994年発刊の本書は、日常と非日常の境界を描く著者の代表作にして、解釈が読み手それぞれに委ねられた『本の形をした怪物』的な一冊。

    個人的には、恐怖小説の有名作にして美しい表紙が印象的な(読後に見ると実は怖い)本書。2019年5月にアメリカで映画公開されたのをきっかけに久しぶりに再読しました。(日本公開あるのかな。。)

    さて、そんな本書は閉鎖的な村の人々から虐げられるも、隔絶された屋敷では【幸せに暮らす】姉妹と叔父。しかし、そこに乱入者が現れたことで大きな変化が。と言った感じなのですが、率直に言って、あらすじでだけでは本書の魅力は全く伝わらないと思います(笑)ページ数も多くないし、ぜひネタバレ抜きで【感じるままに一度読み通してください】多少人を選ぶかもしれませんが、ハマる人にはどっぷりハマります。

    でも、その上でちょっと補足すると。実年齢の割にダークなハックルベリー・フィン?【不自然に幼い語り口】の妹、メリキャットことメアリ・キャサリンの一人称で書かれている、典型的な【信頼できない語り手】ぶりがポイントというか、本書をじわじわと怖くしている主な要因で。一度メリキャットの視点に重ねて読み終えてから、じっくり【俯瞰的にもう一度疑って読んでみる】と、最初の時と印象が全く違ってくるのが本書の本当によく出来た所かと。

    怪物が出てきたりといった派手さはなくも【じわじわくる恐怖小説】の傑作を探す人へ。また読書会などで互いに感想を語り合える本を探す人にも課題本としてオススメ。
    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)Amazon書評・レビュー:ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)より
    4054004458
    No.30:
    (4pt)

    【ネタバレなし】「狂気」を知りたい方に

    物語前半は退屈です。まったりとダラダラとした日常生活が描かれています。
    だけど、そこを我慢してじっくり読み込むかどうかで、読後に受ける印象が変わってきます。
    本書の半分を過ぎた辺りから物語が動き出します。そこまでは我慢です。
    物語が動き出してからは、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

    この本はどういうジャンルなのか?
    ミステリでは無いです。純文学でも無い。
    時代背景は1960年代アメリカの田舎。
    そこに描かれる人々の生活。しかし、そこに狂気が存在する。
    物語の前半と後半で、まるで違った狂気が描かれている。
    日本の名作ミステリ「ドグラ・マグラ」のようなジットリした闇を感じる。
    この小説を読むことは深淵を覗き込むようなもの。飲み込まれないよう注意されたい。

    星1つ減らしたのは、読む人を選ぶ本だから。
    鈍感な性格の人には暇つぶしにもならないであろう。
    一種の繊細さが無いと、この本が生みだす怪奇の入り口に立つことは出来ない。
    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)Amazon書評・レビュー:ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)より
    4054004458
    No.29:
    (5pt)

    本当に怖かった

    本当に本当に怖かったです。
    こんな心理描写がある小説は初めて。よくこんな細かな心理的な表現ができるなぁとびっくりしました。

    表紙がメルヘンな感じで損してるかもしれませんが、ぜひ読んでみて下さい
    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)Amazon書評・レビュー:ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)より
    4054004458
    No.28:
    (3pt)

    いまいちでした。

    期待して読んだのですが、何となくだらだらと続く感じで、独特の雰囲気はあるものの、インパクトや盛り上がりに欠けて、最後何か思いがけないどんでん返しがあるのかなと思ったらそうでもなく…気が付いたら終わっていたって感じ。でも昔みて、ゾッとするほど怖かった「たたり」という映画の原作「丘の屋敷」の作者だったと知って、それも読みたくなりました。「たたり」は美しいホラー映画でした。リメーク版も見たがそちらはまったくおもしろくなかった。
    ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)Amazon書評・レビュー:ずっとお城で暮らしてる (学研ホラーノベルズ―恐怖少女レクション)より
    4054004458



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