浜中刑事の妄想と檄運

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種別
長編
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あらすじ

2015年04月11日 浜中刑事の妄想と檄運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)

村の駐在所勤務を夢見る浜中康平は強運で事件を次々を解決する群馬県警捜査一課の切り札。駐在所での日々を妄想し、手柄をたてることを望まない彼は容疑者の境遇に同情をし、その言葉を信じるとき、事件の小さな綻びに遭遇する。「その正直さが、お前の武器なんだろうな。それにお前は、運だけの刑事じゃない。捜査員として、なかなか素質があると思うぜ」この内容なら、〈本格ミステリー・ワールド・スペシャル〉として出す必要がないように思えるが……」 ……という私の考えは、終盤で打ち砕かれる。この中篇は、まぎれもなく《奇想》と《不可能》の物語であり、〈本格ミステリー・ワールド・スペシャル〉の一冊にふさわしい作品だったのだ。」 そしてこの考えは、次の「浜中刑事の悲運」を読むことによって、確信に変わる。こちらの中篇も、浜中刑事を主人公とする倒叙ものとして始まり、終盤で《奇想》と《不可能》が浮かび上がるというプロットを持っているからである。作者は意図的に、『龍の寺の晒し首』とは異なるタイプの《奇想》と《不可能》の物語をひっさげて、〈本格ミステリー・ワールド・スペシャル〉に、二度めの挑戦をしたのだろう。(「BOOK」データベースより)

評判

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浜中刑事の妄想と檄運の総合評価:

9.00/10点 レビュー 2件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2
(5pt)

面白かったよ!

この本を読む前に読んだ2冊の本(別の作者さんの犯罪モノ)が酷くて、「今回もダメなのかなぁ」と思いながら読んだんですが、やはり面白い本はあるんですね。
超ラッキー刑事さんという設定はありがちかもしれませんが、しっかりしたストーリーで、作品に入り込むことができます。
起承転結の転もしっかりしており、読む楽しさもあります。

以前の2作品でハードルが下がっているのかもしれませんが、星五つでいいのではないでしょうか。
浜中刑事の妄想と檄運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル) Amazon書評・レビュー: 浜中刑事の妄想と檄運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)より
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No.1
(4pt)

倒叙ミステリ二本立て

倒叙ミステリ二本立てであります。
前半戦「強運」は非情な犯行をドライに描き、読者と警察の両方を欺くというトリックが秀逸。あわや完全犯罪達成というところで有り得ない強運発動で露見してしまうくだりが大笑いです。
後半戦「悲運」は対象的にしみじみと読ませるお話ですが、あからさま過ぎる伏線に初めから真相の見当がついてしまい、意外性を欠いてしまうのが惜しいという感。
強運の浜中と推理する夏木という役割分担が絶妙ですが、浜中刑事、妄想へ現実逃避してしまう場面が多くて、日常生活に支障ないのかと不安を覚えます。
浜中刑事の妄想と檄運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル) Amazon書評・レビュー: 浜中刑事の妄想と檄運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)より
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